こんにちはー!!
ボードゲーム大好きキリンノックスです。
私キリンノックスは先のゲームマーケット2025秋でカードスタンドを販売しました。

結果的には、めちゃくちゃ売れました!(最終的にはまだ赤字ですが。)
個人的な感覚で言って良いなら「飛ぶように売れた」と表現したい。

売れるか売れないか、前日までわからなかった。いや、前日どころか、ゲームマーケット2025秋、11月22日㈯早期入場11:00を迎えて、お客さんが遠くから迫ってきても、まだ買ってくれる人がいるかわからなかったw
こんなことある?
ゲムマ1週間前だというのに、当日何枚売れるか全く予想できないw10枚かもしれないし全部売れるかも。え?こんな幅でわからないことある?マジで日曜の終了後に大量の在庫運んでたら惨めだよなとか考えてます。おれ泣いちゃうかもしれんぞ。こんなことになるなら予約やっておけば良かっ #ゲムマ2025秋 pic.twitter.com/EfbMdEYMGL
— キリンノックス🎲ゲムマ秋[J44]両日 (@kirinnoxcom) November 15, 2025
↑当日の販売数が読めない人の嘆きw
ボードゲームなら3ターン先まで読めるのに・・・
そして、11:01に、たくさんの人が私のブースに来てくれて、やっとカードスタンドを買ってくれる人がいることがわかったw
ほんとあの瞬間は泣きそうでしたね。

購入してくださった方には本当に感謝しかないし「ブログ読んでます!読者です!楽しみにしています!」と言ってくださった方がたくさんいた。涙出そうだった。

さて、これからゲームマーケット出展記録として文章を書きたいわけですが、結果から先に書くと、カードスタンドはめちゃくちゃ売れた。
しかし、総じて苦しかった。いや、今もおれは苦しんでいる。
おれにとっては苦しみのゲームマーケット。
もちろん楽しいこともあったけども・・・苦しみの割合の方が格段に多かったです・・・
5年前、試作品

私はボードゲーム歴はもうかれこれ20年くらいで、ボードゲームグッズにも目がない。
2019年に書いたボードゲームグッズを紹介する記事も累計で言えばかなり多くの人に読んでもらえたと思う。

今コレを読んでいるあなたもきっと読んでくれましたよねw
カードスタンドに関しても、いろんなカードスタンドを買い集め、自作したりもして、理想的なカードスタンドを追い求めてきました。

「たかがカードスタンド」ですが、もう、おれはその「たかがカードスタンド」に心血(と財布の中身w)を注いで作っちゃってるわけですねw

たかが、ボードゲーム「グッズ」
おれはゲームを作ってるわけでもない。
まぁでも、世の中にはいろいろなグッズを作ってる企業もあるわけだし。
だからこれは「たかがカードスタンド」の話だけども、ビジネスの話であり、資金の話であり、努力の話であり、つまりはおれの人生の話なんだろうね(他人事)
余談ですが、この前「Air」って映画見たんですよ。
ナイキのエア・ジョーダンを売った社員の話なんですけどね。
途中で「ただの靴だ」みたいなセリフがあるんですよね。

[ナイキ] エア ジョーダン 1 ミッド AIR JORDAN 1 MID ホワイト/ライトスモークグレー/ブラック DQ8426-101 28.5cm
「たかが靴だ」みたいなニュアンスだったと思います。
でもナイキの社員はそのたかが靴に命賭けちゃってるんですよね。
何が言いたいか自分でもわからなくなってきましたが、そういうことです(?)
余談終了。
〜〜5年前〜〜(ドキュメンタリー風)
コレが初期の試作品です。

5年以上の歳月が経ったのでもうボロボロになってしまってますw
が、やっぱり完成したカードスタンドの原型になってますし、思い出深いです。

自作して使ってみたらかなり使いやすく「コレは良いな!」と思った。
段ボールとガムテープだけで出来たアイデア。

一応まだ使えましたw
そして、今から下に記すことがマジでかなり重要なことで、今回私がカードスタンドを「売ることができた」勝因とも言えることだと思うのですが

わたくしは、なんだかんだブロガーとしては2019年ごろからやっているので、6〜7年くらいブログを書いてることになります。
そして、まぁブログに限らず、ネットで発信してる人、ボードゲームを作ってるクリエイターの皆さん、というか現代を生きる全人類は、既にわかってると思うんですが、今の時代、何かをネットで発信すると、とにかくパクられます。
もう、ほんとにパクられる!
書いたこと全部パクられるレベル。

(やっと写真を載せることができるw)
悔しいけどしょうがないんですよね・・・
だからこそ
もし、軽い気持ちで「この段ボール」をブログに写真でもアップしようものなら、一瞬でパクられ、今回おれが販売することはなかったと思います。

(往々にして、こういうやからは「自分が考えた」と主張します)
アイデアには著作権はないので、パクられようが、起源を主張されようが法律上なんの問題もないんですよね・・・

↑コレも2019年に書いた記事ですw
懐かしい。
実はボードゲームブログだけじゃなくて雑記ブログもあるんすよw

雑記ブログはおれの「思考や思想」(と、うんこみたいな体験談)を垂れ流すブログなのでお恥ずかしいかぎりです。(最近は書いていない)
話を戻しまして、ブログを書いていると、書いたこと全部と言っていいほどパクられます。
パクリパクられ問題はXにおけるパクツイ、パクリポスト、無断転載なんかもありますよね。





あ、これは多分まだパクられてないですw
ブログをはじめて2~3年はこの「パクられること」でかなりメンタルやられていましたが、もう別に良いや・・・というか、しゃーない現象として諦めるしかないんですよね。
今も自分のアイデアがパクられたらネガティブな感情を抱きがちですが、ネガティブになってもなんも良いことない。
と詰め寄ったところで水掛け論になるし、そもそもパクることが法的にもなんの問題もないわけなので、詰め寄ったとしてもマジで良いことなんもないw

このネガティブな感情にとらわれるとおそらく人生が良くない方向に進んでいきます。
だから
というネガティブな感情に支配されてはいけない。
さらに言うと、おれ自身も自分でブログを書くときや何かを作るとき、他の方のアイデアをパクってるので全然人のこと言えないんですよねw
今ココに懺悔する。ごめんなさい。
現実にメインの議題である「キリンノックスのカードスタンド」も断片的にはいくつか他人のアイデアをパクっています。
おそらくおれにパクられた方たちはそのことに気付いていて、ムカついていることでしょう。

私が「私のアイデアをパクった人たち」の存在に気付いているように、私がパクったアイデアの主も同じように気付いているであろう。
だから仕方ないのだ・・・みんなパクってパクられる。
あなたがたのうちでパクったことのない者だけが石を投げなさい・・・
ヨハネの福音書第8章7節
つまりはそういうこと・・・
もっとひどいのは私の経験談ですが、人のアイデアをパクっておいて受け売りを言っているうちに、本当にそのアイデアが自分のものなのではないかと錯覚してくることがあるんですよね。
人のアイデアをパクっておきながら、言ってるうちにパクったことを忘れるんですよw
パクられた側はずっと覚えているが、パクった側はすぐに忘れる。
もしくは「参考にした程度である」という言葉の免罪符で、誰かの丸パクリであるにもかかわらず自分が考え出したかのように錯覚していく。

そして後日、自分がパクった元アイデアを再発見したとき
と思っちゃうわけなんですよね。
そしてそのアイデア元の日付が自分より前で驚愕する。
パクったのはおれの方やんけ。
パクってパクられてパクってパクられてパクってるうちに自分がパクった側なのかパクられた側なのかわからなくなっちまってるんですね。
なんと傲慢なことか。
言葉を選ばずに言えばこんなやつは ==自主規制== ですよ。(好きな最凶の罵り言葉を入れてください)

今思ったのですが、人のアイデア参考にする人の中には
と引用してくれる人がいるんですね。
※「詰めクアルト」については、下記のサイトを参考にさせて頂きました。
キリンノックスのボードゲームブログ
※外部リンク(参考・引用)
・キリンノックスのボードゲームブログ
https://bdg.kirinnox.com/
キリンノックスさんのマネをして卵茶漬けをつくってみました。
このように少しでも言及してくれれば全く悪い気はしません。
というか、ちゃんと元アイデアに言及してくれれば、それは引用であって、もはやパクられたなどとは言えないレベルだと思います。
人のアイデアを拝借するときの模範のように感じます。
誰かのアイデアを参考にするのは法律上問題ないわけだし、引用された人も悪い気はしないし、アイデアは減るもんじゃないし。
それでいて参考にして書いた内容もなんら魅力を失わないわけなので、アイデアを拝借するときはアイデア元に言及し「参考にさせていただきました」と言うのが非常に良いのではないか。

それが礼儀正しいのでは?
そうすればみんなハッピーなのでは?
デメリットがないように思う。
もしデメリットがあるとすれば「おれが思いついた」とドヤ顔ができないところくらいですかねw
いやしかし、そもそも他人のアイデアをパクってドヤ顔するのはやめよう。
おれも今度からはちゃんと
と引用する人間でありたい。(今からでも間に合うかな・・・)

話を戻しまして。そんな情勢の中でカードスタンドの原型を思いついたおれは
と思うようになりました。
そんなことをうすうす考えている中でこの記事に出会いました。

ちょっとこの記事とりあえず読んできてください。
この話を語る上で重要です。
アイデアをパクられることが、どれほど苦しいことか伝わると思います。
作るのには、どのくらいのサイズがいいか、素材は、数字は、配列は、それを日夜考えた上で売れるかもわからない状況でスタートするわけです。形も色も、文字も素材も全てまるまる同じのを作られたわけです。考えるのがばからしくなります。でも自分にはどうしようも出来ないのですごく落ち込んでました。
いや、コレはキツイって・・・
おれもカードスタンドを売るときにこうなったらかなりキツイと思った・・・
頑張って何ヶ月も考えて、何ヶ月も設計して、やっと出来た物体を、まるまるパクられ、しかも嫌がらせなんかされたらマジで立ち直れねぇよ・・・

そりゃ鬱にもなるて・・・・
この記事を設計の仕事してる知り合いに見せたところ
と言っていたのが印象的でした。
ひどいが・・・たしかにひどいのですが、こうなってしまったときに法律は守ってくれない。
アイデアを法律で守ってもらうためには「特許」しかない。

この記事を読んだ結果私は、カードスタンドを売ることを諦めました。
ゆくゆくこんな辛い思いをする可能性があるなら、このアイデアは隠しとこ。
そう決めてから約4年の歳月が経過した。
その間にも、ボードゲーム業界でも「パクった」とか「パクられた」というのは度々話題になっていたし、というか、ボードゲーム業界に限らず、今まで私が意識していなかっただけで、世界中で「パクった」だの「パクられた」だの、著作権とか特許で訴訟して、勝った負けただの、やっていることに私は気付きました。
私が認識していなかっただけで「パクったパクられた」なんていうのは、今にはじまったことじゃなく、個人的な「ツイートパクられた。ムカつく!」なんてお気持ち表明レベルなんてかわいいもんで、ビジネスの世界では裁判に発展するほど重要な戦いの火種だったんだな。
ビジネスの世界では「パクったパクられた」が裁判まで絡む重要なファクターになる。

「パクったパクられた論争」は子供同士の喧嘩のような生易しい話ではなくて、ビジネスの重要部分に位置している。
ビジネスは戦いだ。戦場。
「金を稼ぐか」は「生きるか死ぬ」か。人生の戦いそのもの。
戦場で知的財産、アイデアを守るためには相応の努力(特許を取るなど)をしなければいけない。
ビジネスの世界で「あいつはおれのアイデアをパクった」などというお気持ち表明をしているレベルでは負け犬の遠吠えにしかならない。
戦場で後ろから撃たれたと騒ぎ立てる兵士がどこにいる(カイジよりw)
アイデアで物を売ったり、お金を稼ぐには自衛しなければいけない。
この本を読んでそれを痛感したよ。

発明で食っていく方法、全部書いた。 フリック入力をマイクロソフトに売却して人生100回分稼いだ発明家が明かす、発想法からマネタイズまで
この本は「フリック入力」を発明して、その特許で巨万の富を得た方の本なのですが、この本の中に見る人が見ればゾッとするエピソードが載ってるんですよね・・・
この本の著者はソフトバンクにフリック入力をプレゼンします。
しかし、アイデアは採用されません。
ところが、彼らはなぜか反応がイマイチで、「うーん、そんなに実用性がないかな」というリアクション。(中略)社外の人の提案は採用しづらいのかな、と僕はあきらめかけていました。
引用:発明で食っていく方法、全部書いた。 フリック入力をマイクロソフトに売却して人生100回分稼いだ発明家が明かす、発想法からマネタイズまで
後から見れば「なぜか反応がイマイチ」だったのは、敢えてそういう反応をしたのでしょうか?・・・
まぁとにかく「そのアイデアはあまり実用性ない」と追い返されたのに、後に発売されたスマホにその機能が搭載されていたというエピソードです。
身の毛もよだつエピソードであるけども・・・しかし、ビジネスの世界ではこのようなことが「よくあること」と書かれていました。
大企業にプレゼンしたらその後音沙汰がなく、気づいたら勝手に使われていた、ということはよくあります。
引用:発明で食っていく方法、全部書いた。 フリック入力をマイクロソフトに売却して人生100回分稼いだ発明家が明かす、発想法からマネタイズまで
なんてこった・・・
もしこの人が特許取っていなかったら、この後、何も得られなかったのではないかと思います。
「あのフリック入力は私が考えた」と言っても誰にも信じてもらえないという状況もありえたのではないか。
それどころか、もし
などと騒ぎ立てれば、それを証明できない以上、逆に名誉毀損となる可能性すらありそうです。
おっそろし。
しかし、実際には特許があったから企業と交渉でき、巨万の富を得た。
この差。
特許があるかないかで、天と地、まさに天国と地獄。
アイデアには著作権がなく、保護されない。
アイデアを保護する方法はそれこそ「特許」しかない。

アイデアで物を売るなら「特許」をおさえてから売らなければいけないなと思い、このカードスタンドを売るなら「特許出願」がおれの中でマストになった。
もちろんフリック入力ほどのおおごとにはならないと思うがw
もしかしたら特許を取ったとしてもパクられるかもしれない。
そうだったとしても、何も防御が無いよりはマシだ・・・
それにたとえパクられたとしても、特許があれば「おれが開発した」という証明になる。
特許には金銭的な利益を保護するという面ももちろんあるが、おれにとってはそれよりも何よりも自分の心を保護するために特許は必要だった。

またまた余談ですが、パクり、パクられ、に関しては「ボードゲーム」と「ボードゲームグッズ」で話がかなり違ってくると思います。

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ボードゲームのルールは著作権で守られていない。
しかし、たしかに法的には守られないのですが、ボードゲームのルールはユーザーや業界の「心象」によって守られていると思う。
例えばおれがゲムマでボードゲームを出したとして
それを誰かがまるまるパクったとしよう。
しかし、ボードゲームのユーザー、すなわちボードゲーマー達は
と言ってくれるに違いない。
法律的に罪に問えなかったとしても、ボードゲーマーの人がそういう風な反応をしているのを度々目撃しました。

これが「ボードゲームの知財が心象によって守られている」という事です。
ルールが著作権で守られない以上、法律は守ってくれない。
であれば、もはやこの「ユーザーや業界の心象」こそ、ボードゲームの知財を守る最後の砦なのではないかと思う。
例えばもし、大手が同人ボードゲームのルールを丸パクリしてゲームを売り出し、原作者に何の還元もしないなどということをしだしたら、同人ボードゲームの世界は衰退するだろう。
たしかにルールだけをパクるなら法律的には問題ないが、誰もそれをやらないのは、やはり「倫理的に問題がある」ということが皆の共通認識であるからだと思う。
まさに心象による防御だ。
だが、ボードゲーム「グッズ」となってくると話は違う。グッズにはこの心象の防御は存在しない。

おれは特許出願を盾にしているから簡単にはパクられないだけであって、もしなんの防御もなかったとするならば
なんてやった日には一瞬でパクって来る人が必ず存在する。
アイデアまるまるパクって開発費がかかってないんだから安く出来て当然だろ・・・こんちくしょう
まぁとにかくパクられた上で安売りなんてされたら流石にムカつきますが、ボードゲームと違っておれと一緒にムカついてくれる人はいないと思うんですよね。
この場合、ユーザーはおれのことなんか気にもとめないと思う。
存在すら気付かないのではないか。
特許がなければおそらくこうなる。
なぜなら、先程の引用記事のサイコロの話がまさにこのような状況だからだ。
以上「ボードゲームには心象的な防御があるが、ボードゲームグッズには心象的防御がない」のお話でした。
「コレのどこに6ヶ月もかかったんですか?」

ゲームマーケットでのお客さんとの会話でいくつか印象に残っているやり取りがあります。
それが
という方と
という方です。
どちらの方もたしか購入はされなかったと思います。

別にこう言われても全く嫌な気分ではなかったですよw
むしろその場で機能や、こだわりポイントを説明させていただきました。

コレはコロンブスの卵現象だと思いました。
説明しよう!
コロンブスの卵とは
「コロンブスの卵」とは、「偉大な発見やアイデアも、一度成功例を見てしまえば簡単に見えるが、最初にそれを思いつき実行に移すのは非常に難しいことだ」という意味のことわざで、コロンブスが「西へ行けば大陸に着く」と嘲笑された際、卵の底を軽く潰して立ててみせた逸話に由来します。これは「発想の転換」や「先駆者の難しさ」を示し、特許の世界などで「後知恵(後から考えれば簡単)」を排除する際に引用されることもあります。
的な卵のことであーる。
皆さんはキリンノックスのカードスタンドの「完成品」だけを目にしています。

私は左右連結の方法、上下連結の方法、そもそものスタンドの長さや高さ、厚み、支え部品の形状、支え部品の取り付け位置や大きさ長さ、角度、網目の形状、上部スリットの形状・・・などなど。
そのそれぞれについて、1項目に付き10個以上の試作品を作ったと思います。

うまくいかなかった形もあったし、強度的に足りなかったものなど、いろいろ失敗した。
完成品に現れなかったアイデア、つまり没案としての機能もいくつかあったと思います。

これ70って書いてあるでしょ・・・70回目の試作品なんだよね・・・
そもそも、どういう形で実現するかという前に
という目標自体を思いつく必要があります。

理由は3つあります。
答えを聞いてしまえば簡単ですが、考えるのは難しいです。
あとは、1つの部分が成功したとしても別のパーツを直してるときに狂うことがあるんですよねw
マジで機能が多すぎたw
右を直すと左が狂うw
上を直すと下が狂うという感じで、最後全体のバランスを取ってるときはうまくいかなすぎておれが狂いそうでしたよw

さて、後者の「おれでも作れそう」に関してです。
設計の技術がある人が私の完成品を見れば「ああ、こんぐらいなら1時間で設計できるわw」と言うでしょうし、実際にできるでしょう。
それによって出来上がる物はほとんど同じかもしれませんが、やっている工程は別物です。
なんだったら、私の完成品を3Dスキャナーして全く同じ物を作れば瞬時に同じ物が作れる時代です。

さて、ココで2問目ですw
私のカードスタンドの上部にはカードを挿せるという機構と上に次のカードスタンドを連結するという機構、そして支え部品の上側取り付け位置、この3つの機構が共存しています。

どうなっていると思いますか?
見てしまったら非常に単純ですよ。
こう聞いて瞬時に機構を想像できる人は天才もしくはその道のプロでしょうw
しかし、私はココを解決するのに2ヶ月くらいかかりましたよ。
私は設計の素人なのでね・・・
そう言えば、逆のことを言ってくれる方もいました。
裏の努力も察してくれて純粋に嬉しかったですw
完成品を見て裏の努力も察せられる方というのは自身もそういう開発経験とかがある方なのかもしれません。

見てくれ・・・コレ全部失敗作というか、試作品です。
あとは単純にべた褒めしてくれる方もいて、単純に嬉しかったですw

あとは
と聞いてくれた人もいました。
とお伝えしました。

色の検討だけでも何日も悩んでいます。
完成品を見れば一色しか無いわけですから、ほとんどの人は「なんでこの色なのか」なんて気にもとめないですよねw
ボードゲームの邪魔をしない、机上の主役にしゃしゃり出ない、馴染む色合いを選ぶことができたと思います。
今後多色展開あるかもしれないですが、この色結構気に入ってるので当分ないかもしれないw
「こんなのを欲しがる人が何人もいるとは思えない」

もう一つ印象に残ってる言葉があるのでココでご紹介しますw
コレはおれの父のセリフですねw
前述のように情報は外に出さないようにしていたのですが、作業スペースの関係で実家の和室を占拠して作業していたので、おれの実家家族にはご迷惑をかけました。
ホント、製造まで自分でやってると、失敗作もいっぱい作るし、直前の準備などもあるので作業スペースがかなり広くないとしんどい。

ホント、ゲムマ出展して実際に売上を得るまでは良いことがひとつもないw
貯金は使うわ、育児もせずに設計してるわ、部屋を一室占拠して、ガラクタを生み出しまくって、3Dプリンターを昼夜問わず稼働しまくり、やりたい砲台で、まぁ流石に家族からちょっと煙たがられますよねw

おれはギリギリ理解を得られて応援してもらえましたが、状況がひどすぎて一歩間違ったら家族喧嘩に発展しかねん。
しかも自分は頑張ってる「つもり」ですからねw
と言ったところで
ということになって、まぁ家族からの心象は悪くなっちゃいますよねw
となりますわな。
まぁそうなりますわな・・・

価値というのは難しいものですね。
ボードゲーマーのおれとしては
という気持ちでしたが、ボードゲーマーじゃない人が見れば「ただのガラクタ」なわけです。

値段に関してもそういう性質がありましたね。
これに対して、うちの父は
という感じの反応でしたが、実際売ると
と言ってくれる人が多かった印象。
めっちゃたくさん(20枚以上)買ってくれる人も何人もいた。
まぁもちろん、ブースに来てくれた方の中にも
と言って購入を見送られた方もいらっしゃったので、値付けは難しい。
価値判断は人それぞれ。

私のカードスタンドは機能的にも明らかに「重度のゲーマー向け」なので「ライトゲーマー」の方に
と100均のカードスタンドと比べられるとなかなか魅力を伝えるのが難しいですね。
5月。ゲームマーケット2025春 ~下見~筋トレ~

さて、2025年の1月下旬ごろ、ゲムマ2025春の二次募集が行われておりました。
そのとき、まさにカードスタンド設計の中盤あたりだったのですが
という甘い考えで申し込もうという気持ちがチラついていました。

今考えれば甘すぎる考えw
このとき申し込まなくて本当に良かったw
実際には
- 5月まで 設計
- 7月 情報公開
- 7月~11月 製造&宣伝
というスケジュールになって、ゲームマーケット前日まで作業に追われるというギリギリっぷりw

軽い気持ちで春に出展応募していたらおれは終わっていたことでしょうw

というわけで、いつか出展したいと思っている方には「余裕を持ったスケジュールにした方が良い」というアドバイスをしておきますw
などという甘い考えで申し込むなw
そんなこと考えてる時点で多分間に合わねぇw
実際、私は秋の出展申し込みの時点(6月ごろ)で、既にカードスタンドの設計は完成している状態で、さらに言えば、すでに製造を始めていました。
それでも結構時間に追われていたので、気持ちとしては「出展申し込みの時点で売るものが完成している」くらいのタイム感が良いのかもしれんとおもています。(個人の感想でぇす)

というわけでゲムマ2025春
代打ちの矢木圭次を見習って春は見(ケン)に徹することにしました(アカギ参照w)
この判断をした自分を褒めたい。
ゲムマ2025春の参戦記録はコチラに書きましたのでそちら参照で・・・
ゲムマ出展したい方は絶対に一度は客側として行ってみることをオススメします。
そんなの当たり前と思われるかもしれませんが、おれは危うく一度も行ったことが無いのに出展するところでしたよw

下見の収穫はかなりありました。
- どんな雰囲気なのか。
- 参加人数や人の動きなどを感じる。
- ブースの雰囲気や設営方法、試遊方法などを観察して、のちの自分のブース設営に活かす。
なんかがメリットだったと思います。
なにより熱気がすごかったですね!
帰りの車の中で
と息巻いていましたねw
ちなみに行きの車の中では尿意がヤバくて危うく漏らすところでした。首都高速はいろんな意味で怖いですね・・・
ああ、あとはゲムマ秋に出展するにあたり、自分に足りない物が明確になりました。
それは筋肉です。

【トレーナー監修】 プッシュアップバー 傾斜 腕立て バー 腕立て伏せ 筋トレ 補助 手首 負担軽減 胸筋 腕立 器具 高め 滑り止め 傾斜あり
おれはゲムマ春で1日ブラブラ歩き回っただけでクタクタのクソミソに疲れていました・・・
こんな体力では2日間出展するなんて到底無理・・・
おれは田舎住みなんですけど田舎の人はとにかく歩かない。
家から車(10歩) → 車から目的地(20歩) → 車から家(10歩)みたいな移動ばかりになり、体力がクソになりますw
実際おれが住んでるところは車1人1台が当たり前の世界ですね。人口と車の台数がほぼ一致してますw
余談になっちゃいましたが、5月にヤバいと思ってから11月まで意識的に筋トレしていました。
結果、ギリッギリ倒れずに2日間立っていられましたw

【指定医薬部外品】リポビタンD 100mL×10本 大正製薬 栄養ドリンク 疲労回復・栄養補給に タウリン配合
体力はギリギリでしたw
筋トレしてなかったら途中でぶっ倒れていたと思いますw
7月~11月 宣伝

さて、お次はゲームマーケットに出展する上では外せない「宣伝」すなわち「マーケティング」をどのようにやっていくかという話です。
マーケティング概要。
- 時期 → 7月から11月
- 媒体 → ブログ、X、Youtube
- 内容 → 紹介記事、紹介動画、プレゼント企画
問題は「宣伝」と「作成」のバランスです。
作りまくってほとんど売れなかったのであれば宣伝不足。
すぐ完売なら(それはそれで良いかもしれないがw)作成数不足であり、在庫があれば売れたのにという機会損失。

まぁ皆さん「そんなこたぁわかってんだよ」と言うと思いますw
おれも今回身を持って販売数予測の難しさを感じた。
買いたい人は、事前にXなどで
ってみんな言ってくれると思ってたら意外とみんな何も言わないで来るのねw
当日まで何度エゴサーチしても誰も話題にしてくれてなかったので
と思っていましたよw

さて、話を戻しまして、重要なのは宣伝と作成のバランス。理想的には「2日目の最後に売り切れ」なんですが、そんなにうまくはいかないw
大量に作って大量に売れるのが理想だけども、小数作って、ギリギリ完売だとしても、それはバランス的には成功しているということになると思います。
つまりはバランスが悪い場合
- いっぱい作ってあんまり売れない → ハイリスク・ローリターン、宣伝不足、作成数過多
- 小数作ってすぐ完売 → ローリスク・ローリターン、宣伝成功、作成数過少
バランスが良い場合は
- いっぱい作ってギリギリ完売 → ハイリスク・ハイリターン、宣伝成功、作成数最適
- 小数作って、ギリギリ完売 → ローリスク・ローリターン、宣伝成功、作成数最適
となるのではないかと。
個人的には小数完売のローリスク・ローリターンも成功と言って良いのではないだろうかと思う。
ゲムマに参加している個人はほとんどが仕事としてゲムマに出展しているわけではないと思うので、限られた時間と費用の規模をしっかりと把握できていて、その中での宣伝効果と販売数を的確に読み、小規模の販売モデルとして成功したということで良いと思う。的確な読み。玄人ボードゲーマーっぽい。
もちろんハイリスク・ハイリターンに比べると利益は少ないかもしれないが爆死する危険性があるからねw

まぁそんなこと言いつつおれは、作りまくったんだけどねw
自制がきかないw
結構限界まで作ったよねw
こういう特攻スタイルもあるw
具体的には1000枚以上作ったんですよ。
そしてありがたいことに1000枚くらい売れたんですよねw

もし、1000枚で作るのを辞めておけばこの記事は「完売したぜイエーイ!」って記事になってましたw
しかしそう考えると「完売」に意味はあるのか?
上記のように考えると「完売」とは、ただ単に「思ってたより売れた」という事実、作成数に対し、宣伝効果が大きかったという事実に過ぎない。
作成数を多くしすぎて攻めすぎたおれのようなスタイルの人には言うことができないセリフw
でもやっぱ「完売しました!」って言いたかったよねw
言うだけ言っとくか?
というわけで、おれの場合は先に「作成数多(ハイリスク)」を選んでしまったので、もうバランス的には宣伝を成功に近づけるしか道がないw
背水の陣w
というわけで、もうたくさん作ってしまったからには宣伝はできる限りやるしかねぇという気持ちでしたw
宣伝の主力「キリンノックスのボードゲームブログ」

さて、イカれたマーケティングチームのメンバーを紹介するぜ。我がボードゲームブログ・・・

月のPV数は1万~2万というところです。
理由は言いませんが、謙遜してるわけでもなく、おれのブログなんぞ褒められたもんではないです。
汚点に近い。
まぁそれでも6年やってるだけあって、PVはまぁまぁですね。
最初の頃は1人読んでくれただけで喜んでいましたが、時代も変わって、感覚も麻痺して、月2万PVあっても何も感じない人間になってしまいました。
やだわぁ。昔の記事を読んで初心を思い出そう。

昔の気持ちを思い出せるという意味で、ブログは健忘録としてなかなか良いですねw
さて、宣伝の話でしたね。最初はコチラの記事から宣伝スタートしました。

宣伝のスタート記事であると同時に宣伝の主力記事って感じです。
とりあえずおれのカードスタンドに捧げる全ての想いをぶつけたw
まぁもともとブログ6年もやってますんで、こういうの書くのは好きなんですw

あとはカードスタンドに関しては熱い想いで作っているので、宣伝記事はその熱い想いをただただ垂れ流すだけの簡単なお仕事ですw
おれの宣伝戦略としては「クオリティは低くても良いからやれることは片っ端からやる」という姿勢でした。
作っているものがボードゲームじゃなくて「グッズ」ですから、もう雰囲気とかは無視。
ボードゲームであれば、世界観とかも重要なので、写真とかプロモーション動画の見栄えも気にしなければいけないかもしれませんが、グッズは「良さそう」だと思われれば良いだろうという考えw
というわけで、記事や動画などを見てもらえればわかりますが、かなり雑ですw
製造を実家の和室でやっていたので、基本的に畳がバックw典型的な和室界隈w

写真とかも、写って困るものはモザイク処理w
動画とかも、撮り直さない。全て一発撮りw

動画なんか試し撮りしたやつをそのまま使ってますw
撮り直してる時間なんかねぇw

まぁとにかくやる・・・と・・・クオリティはおいておいて、とにかくやる。
クオリティにかけてる時間などない。
あとはこのブログではお馴染みの「最近プレイして面白かったゲーム」シリーズで自分のカードスタンドも紹介しまくりました。

まぁ実際幅広いゲームで活用できるカードスタンド(自画自賛)でしたので「このゲームに使えます!」という感じで宣伝しやすかったです。
もちろん私は腐ってもボードゲームブロガーなので、ブログを宣伝のメインに考えていたのですが、ちょっと情報の「遅さ」が気になったので途中で他のところも頑張ろうかなと思い始めました。
というのもブログは検索エンジンで表示されるのが一番重要なんですが、良い記事でも検索されたときに上位に来るまでかなり時間がかかるんですよね。

じわじわ上がってくるイメージです。
今日12月15日現在でもカードスタンドの記事は全然検索結果に上がってきてないですねw(まぁこのまま上がってこない可能性もあるけど)
もうゲムマとっくに終わっとるわw
実際にブログのこの記事だけのPVは1000PVくらいです。
純粋な気持ちとしては「結構読まれて嬉しいな!」って感じですが、宣伝効果として考えた場合はすっくな過ぎるよね。
というわけで宣伝を始める前はブログは主力になってくれると思ってましたが、意外と情報速度が遅いのでコリャマズイなとなったわけです。
X
というわけで、次のメインとしてはやっぱり「X」ですね。
#ゲームマーケット2025秋 当選しました!#kirinnoxgames で出展します。
出すモノは・・・「ボードゲームグッズ」です!
「モノ」については続報を待ってください・・・ pic.twitter.com/1QILw4YE5R— キリンノックス🎲ゲムマ秋[J44]両日 (@kirinnoxcom) July 11, 2025
他の出展者の方を見てもXが宣伝のメインっぽい人が多く感じます。
ブログと比べて情報の速度は天と地ほどの差w
逆に情報の消費も早いけどねw
1ポストなんて一瞬でスクロールされて二度と表示されない。
まぁ固定ツイートとかにすれば何度も見てもらえるかもしれませんが、やはり情報の消費速度は早い。
#ゲームマーケット2025秋 で #kirinnoxgames が出すのはこのカードスタンドです!#特許出願中
紹介動画作りました!使いやすくボードゲーマーのニーズに答えるカードスタンドです。#ボードゲーム pic.twitter.com/GLc0YhBvRQ— キリンノックス🎲ゲムマ秋[J44]両日 (@kirinnoxcom) July 17, 2025
現時点でこの固定ツイート(動画付き)は約8000PVありますが、ブログの1000PVと比較して8倍宣伝効果があるかと言われるとわからない。
一瞥してスクロールアウトされてるかも。
実際自分がX見てても、ゲムマ前は宣伝がわんさか流れてきていましたが、情報的にはスルスルとスクロールしている程度でした。(それでも知ってもらえるという意味ではPVは多いほうが良いけどね!)
Xでは10月ごろから「キリンノックスのカードスタンド活用例」もやっていました。
#ゲムマ2025秋 [J44]で頒布予定のキリンノックスのカードスタンド活用例紹介!11回目は #オーディンの祝祭 です!最高に面白いゲームですよね。スタンドは連結式なので1枚だとコンパクトにミニユーロサイズの手札を管理できます。島や小屋、サマリーなども立ててディスプレイすることができますよ! pic.twitter.com/6p0WSI73hi
— キリンノックス🎲ゲムマ秋[J44]両日 (@kirinnoxcom) October 26, 2025
この方法に関しては、やっぱり、おれは「ボードゲーム」を紹介するのが好きなんですよね。
あとはボードゲームが写ってるポストを見るのも結構好きなので、そのついでに自分のスタンドも宣伝したら良いかなという気持ちでした。
ボードゲームと一緒に紹介すればそのボードゲームが好きな人に訴求できるし、実際にそのボードゲームで使ってもらいたいしね。
っという連呼型の宣伝はちょっとウザいかなという気持ちがあって、最悪ミュートされかねないw
選挙じゃないからね。タイトルを連呼して買ってもらえたら楽なもんですが、現実は多分違います。
同じツイートを繰り返すのは良くない。
#ゲムマ2025秋 [J44]で頒布予定のキリンノックスのカードスタンド活用例紹介!9回目は #ANNO1800 です!一時的にカードがかなり多くなって、どのカードから使っていくかの計画が重要ですが、ディスプレイ式に並べられるのでカードを一望できます。#アノ1800 #ボードゲーム pic.twitter.com/mSzS686Bw1
— キリンノックス🎲ゲムマ秋[J44]両日 (@kirinnoxcom) October 24, 2025
活用例紹介は大体どれも500PVくらい。1ヶ月で15000PVくらいということですな。
こう見ると意外とPVありましたが、いつも同じ人が目にしてくれていたかもw
まあでも、自分的にも楽しめたし。
ちなみに毎日忘れずに呟くのはおれには不可能でしたので予約投稿で毎日投稿されるように書き溜めていました。

しかし、いいねくれた人とかはリアルタイムで感じていましたよ!
マジで毎回いいねくれる人には感謝しかないって気持ちでした。
Youtube
お次はYoutubeです。
時代はYoutubeですよね!
宣伝にYoutubeを活用しないなんてありえないぜ☆
というわけで動画作成頑張りました。
コチラも「やらないよりはマシ!のレベルで、クオリティは低くてもとりあえずやろう」の作戦。
あまり動画編集などしたことがなかったので、クオリティにこだわらないにしろ結構大変でしたw
ちょくちょく作業して2週間くらいかかったかなー。

コレ、クオリティを求める人は自分でやるより動画編集できる人に頼んだ方が良いと思います。
素人がやると労力が大きいし、なかなかハイクオリティに作るのは難しいや・・・
というわけで動画ですが、ちょっとミスがあって再うpしたりもしてたので現在200再生くらいです。
多分再うp分も合わせて400再生くらいだと思います。
再生数は少ないですが、この作った動画はブログ記事にも使えたし、Xにも使ったし、ゲムマブログにも貼ったし、当日にブースでiPadで動画再生を展示したので「宣伝動画を素材としてもっておけた」のは非常に良かったと思います!
やっぱ動画があると目を引きやすいかなと思います。
コラボ
次は「コラボ」についてです。
ブログに関しては今まで6年間、完全に誰とも絡む事なく独りでやってきました。
ボードゲームでも絡みはほぼなし。誰かと卓を囲むこともなかった。
それ以外の時間は常に独りです。
カードスタンドの設計も孤独でした。
ソロ充なので誰かとやるより独りでやる方が向いている。
自分で全ての決定ができるし、全てが自分の責任。
気持ち良いよね。
しかし、今回宣伝するに当たってはじめて誰かのお力を借りることにしました!
まず、毎回ゲムマでとんでもない量の紹介を配信してらっしゃる、きたこしチャンネルさんですね。
ゲムマ2025秋ではDay7までで7日間配信の465作品も紹介していました。
体力オバケ過ぎる。
すごすぎ。
私のカードスタンドも紹介していただきました!(上の動画再生ボタンで私の箇所がすぐ出てくるように設定しておいたので、どんなふうに紹介されているか気になる方は見てみてください。)
なんというか、何と言っても嬉しいですねw
自分の作品をこうやって紹介してくれる人がいるというのは気恥ずかしいですが、めっちゃ嬉しいです。
自分の作品が紹介されるときたこしさんのことが好きになってしまいますw
もちろんチャンネル登録済みです。
これから先も紹介量が増え続けるのでは?・・・
来年あたりどうなっちゃうんでしょうw
次に「遊びゴコロ」のゆじさんです。
メッチャクチャ良い動画を作っていただきました。
紹介の仕方もめっちゃ良いし、声もめっちゃイケボで最高でした。
おれが自分で作った動画よりオシャレ。
そして、当日も、朝の設営中に
と声をかけてくださって、嬉しかったというか、なんか、めっちゃイケメンの方でした。(アバターがジョンで申し訳ないw)
動画作成依頼の経緯としては、もともとゆじさんはゲムマ紹介企画をやってらっしゃって
ゲームマーケット2025秋
新作ボードゲーム紹介の動画を公開しました!https://t.co/H6hFl7TxBo紹介する数は全部で42作品!
気になる作品があればチェックしてください!そして…
紹介したボードゲームを抽選でプレゼント!
このポストにツリー形式で、各作品の応募用ポストを順次用意します!… pic.twitter.com/hweOIrQUC7— ゆじ@遊びゴコロ (@asobi556_yuji) November 16, 2025
と相談したところ「グッズ」ははじめて紹介するという事で別枠で、という感じで動画を作成していただけました!作ったものがボードゲームであれば普通に作品紹介企画に応募するのが良いと思います。
お次に「ボドかぞ」さんです。
ボドかぞさんも60作品も紹介してくださってます!
動画の全体的にテンポも良いし、めっちゃ褒めてくれるので嬉しかった!
唯一のグッズw
グッズでこんな気張って宣伝してるのおれだけだろw
ボドかぞさんも紹介動画の募集をかけていたので、そこに応募した感じで紹介してもらいました。(応募前にグッズでも紹介してもらえるか確認してから応募しました)
正直言えばYoutuberさんやインフルエンサー、ブロガーさんにコラボしてもらうのはメリットしかないです!
おれの場合はブロガー目線もちょっとわかりますが、ブロガーは「ネタ」が欲しいんですよねw
そして、出展者目線としては「紹介して宣伝してほしい」
どちらも盛り上がれば盛り上がるほど嬉しい関係。
Winwinです。
Winwinです。(大事なのでⅡ回言いました)
プレゼント企画について

さて、お次は「プレゼント企画」についてです。
ゲムマに関しては結構出展者がプレゼント企画で宣伝しているのを目にします。
私は「ボドゲ制作者/Mana(マナ)@burstofmana」さんの「合同プレゼントキャンペーン」に載せていただきました。
\ボドゲ合同🎁キャンペーン/
下記いずれかを4名様へプレゼント
~~~
✔️五目華(@nekobotagame
✔️カードスタンド(@kirinnoxcom
✔️神は賽子を振らないが、半神は聖選をした後天命を待つ(@Eiya_boardgame
✔️鬼遊灯(@burstofmana
~~~
〆切:11/2
応募条件は
本投稿リポスト&上記4アカウントをフォロー… pic.twitter.com/di0PhFhs3o— ボドゲ制作者/Mana(マナ) (@burstofmana) October 25, 2025
コチラはマナさんがXで開催しているのを見かけて、めっちゃ良い企画だなと思い応募しました。
現時点でのPVは3万以上で、行った宣伝の中でPV的には一番多かったと思います。
やっぱ「合同」というのが強いなぁ。
他の3つのボードゲームが気になった人もリツイートしてくれるので訴求力としてはかなり良い感じです。
「神は賽子を振らない」のゲームの方が当日ブースが近くて親近感が湧いたり、「五目華」のねこぼたクリエイツさんは当日私のブースに来てくれたりと、このプレゼントキャンペーンでの縁もあって、良いことが多かったと思います。
さて、お次は「キリンノックスのボードゲームブログ」さんのプレゼントキャンペーンですね。
ボドゲブロガーの重鎮!おれです(?)

前々からプレゼント企画やりたかったので、コードネームコーナーでプレゼント企画できてめっちゃ楽しかったですw
プレゼント企画やるからには、ブログを読んでくれている方に、しかもコードネームを一生懸命考えてくれた人に送りたいなと思っていたので、一致率が高い人にお送りするというのは自分の気持ち的にめっちゃ楽しかった。
プレゼントした方が使ってくれていてXに「使いやすい」みたいに書いてくれて、ゲムマ前に心折れかけてたときの自分の心の支えにしていましたw
そういう意味であのプレゼントキャンペーンは良い思い出になったし、またやりたいなー。
ANNO1800 ソロ 20回以上 145点 心惹かれる都市判定
これもすっごい楽しいゲーム
スコアアタックだからサクサクできる
そしてキリンノックスのカードスタンドがめちゃ使いやすかった!
増えてくるカードも上下で挿せる箇所があるのでとても見やすい pic.twitter.com/0cOzpdkXmk— さけ (@scapekarinan) August 9, 2025
#キリンノックスのカードスタンドプレゼント企画 でいただいたカードスタンド、とても使いやすくて気に入っています pic.twitter.com/0KtvBhOmkY
— はる (@blPdmMWDFkhoBW6) August 24, 2025
しかし、宣伝としての訴求力として見た場合は、他のやつと比べると全然盛り上がりませんでしたねw
やっぱおれのブログがそんなに拡散力ない、というのもあるし、応募のためにコードネームを一生懸命考えないといけないというハードルを考えるとバズる力が全然ないw
あとはそもそも応募してくれる人は、すでにおれのブログの読者の方で、カードスタンドの存在も十分に知っていて、もっと言えば「欲しい」と思ってくれている方が多かったと思います。
プレゼント企画、ブロガーとしては楽しめましたけど、「ゲームマーケットの宣伝効果」というドライな側面で見た場合、微妙だったかもしれない。
そもそも、欲しがってる人に当てちゃったらその人買ってくれなくなっちゃうじゃないか。プレゼントした結果、顧客を1人失うことになってしまうじゃないか。少しそう思ってしまってました。当日までは。
#キリンノックスのカードスタンドプレゼント企画第一弾 ですが、当選者は はるさん(@blPdmMWDFkhoBW6
)と、さけさん(@scapekarinan
)でした!#ゲムマ2025秋 で販売予定のカードスタンドを発送させていただきました!また次回も予定しておりますのでお楽しみに。 #kirinnoxgames pic.twitter.com/vj4VPe146u— キリンノックス🎲ゲムマ秋[J44]両日 (@kirinnoxcom) August 9, 2025
気持ちの問題は抜きにして「ゲームマーケットの宣伝効果」というドライな側面だけを見ると、まず訴求力が重要。
そのためにはフォロー&リポストするだけで応募できるようにした方が良いし、なんなら当選させる人もちょっと恣意的に選出し、フォロワーが多く、しかもプレゼントとして送った商品を軽く紹介で呟いてくれそうな人に無理やり当てるというのが、ちょっとセコい感じがするが、まぁ商売としてドライに考えた場合は一番良さそうに思える。
おれは、そもそも何も言わなくてもすでにブログを読んでくれている人に、バカ真面目にランダム抽選していました。これ、別に恣意的に選んでもバレないのでは?と思っていました。当日までは。(実際プレゼント企画の当選を作為的に選んでもバレないと思います)

結局「ボドゲ制作者/Mana(マナ)」さんの企画と合わせて、ゲムマ当日までに6セットをプレゼント。
さて、当日に何があったかと言うと、なんと、プレゼント企画に当選した方がブースに来てくれたばかりか、買ってくれたんですよ!
コレは本当に予想外の嬉しさ。
上記のように失礼ながら
って思ってました。
もし来ていただけたとしても
の挨拶程度かと思っていました。だってもう持ってますからね。
しかし、買い増してくれたんですよね!
6人中3人。リピーター率が50%。
コレはめっちゃ嬉しかった。
だって、実際に使った結果、もっと欲しいと思っていただけたという事ですからね。
こんなに嬉しいことはないわ・・・
まさか初売りの時点でリピーターの方が来てくれるとは思ってもいなかったw
さらにはこの方たちには通販開設後にも買っていただけたんですよね。

何も言えないほど、嬉しいですね。
いえ、もちろんプレゼント企画に応募せずに来てくれた方も、ありがとうございます。
コチラの方々も感謝でいっぱいでございまする。
いつも読んでくれている方なのに
と思っていた方がいるのですが、きっと当日にしっかりお金を払って買ってくださるという意志表示をしてくださったんではないか?と勝手に想っていますw
かなり制作費用がかかってると公言してますからねw
そこに宣伝のために身を切ってプレゼント企画w
当日来て購入してくれた方には感謝しかない。
ありがとう。
やった方が良かったかも1 =予約システム

さて、以上が「宣伝」「マーケティング」の顛末ですが、やった方が良かったこととして「予約システム」があります。
予約システムはどちらかと言うと買う側のメリットとして「確実に買える」というシステムだと思っていました。
しかし、コレ、売る側にもしっかりメリットが存在するんですよね。
- 販売数の目安がわかる
- いくつかはほぼ確実に売れるという安心感
- 「予約」自体が宣伝になる
まぁ1と2はほぼ同じですがw
本当に、おれの場合は当日まで全然販売数が読めないという・・・地獄・・・

コレに関してはかなり精神状態としてヤバかった。
結果的に売れたから良かったものの・・・

「購入列ができる ⇔ 終了後に大量の在庫を搬出」までの幅で予想できないw



先程もお伝えしましたが「売れる!」という気持ちと「売れないかも・・・」という気持ちが交互に襲ってきて躁鬱でしたw
東京に向かう車内は、まぁおれ1人だったんですが、精神不安定な状態でした。
明日ゲムマ。深夜のウボンゴソロが始まる…#ゲムマ2025秋 pic.twitter.com/5Pa7XwfFJZ
— キリンノックス🎲ゲムマ秋[J44]両日 (@kirinnoxcom) November 21, 2025
ゲムマ1週間前なのに販売数が予想できない嘆きw(クソダセェw)
ゲムマ1週間前だというのに、当日何枚売れるか全く予想できないw10枚かもしれないし全部売れるかも。え?こんな幅でわからないことある?マジで日曜の終了後に大量の在庫運んでたら惨めだよなとか考えてます。おれ泣いちゃうかもしれんぞ。こんなことになるなら予約やっておけば良かっ #ゲムマ2025秋 pic.twitter.com/EfbMdEYMGL
— キリンノックス🎲ゲムマ秋[J44]両日 (@kirinnoxcom) November 15, 2025
このつぶやきを見た方から「絶対買いにいきます」とリプが来たり、あとは出展者の「ドラゴンクリエイト」さんが興味を持ってくれて「絶対欲しい」と連絡してくれたりしてくれて、なんとか精神が持ちましたw(ありがてぇ)
実際にご購入いただきありがとうございました。コレも私にとって思い出深い一幕でした。

↑ドラゴンクリエイトさんのゲーム
というわけで、私のように精神不安定にならないように、予約をやっておけば「大体何枚くらいは売れるな」という予想と安心感を入手することができますw
あとは「予約」自体が宣伝効果があるという側面もありますね。
まず「予約始めました!!」というポストで訴求できるし、「予約数が〇〇個になりました!」というのも宣伝しやすい。
ゲムマ前にも予約数自慢合戦みたいになってると、X上でちょっと話題になっていましたが、やっぱり「予約が沢山入っている」というのが宣伝効果になって、予約が予約を呼び、相乗効果があるのではないかと思います。

あとは「予約」が参加者のメモ代わりになるという側面もあると思います。
ゲムマは参加サークルがめっちゃくちゃ多いので、みんな予約を活用していると思います。(私も今回いくつか予約して取りにいきました)
予約をいっぱいする人は当日に予約を回収するだけで相当な予算になってしまいます。
ゲムマ当日までに大体買うものを決めて予約 → リスト化して当日回るという参加スタイルもあると思うので、予約システムがないブースはそのリストには入れないし、イレギュラーな要素としてモヤモヤしちゃいますよね。
予約はしてないけど気になるブースみたいな位置づけでメモるしかなくて、なんか面倒だし・・・
また、予約システムがないと購入するかどうかの選択を当日まで保留することになっちゃいますし、当日行ったら「売り切れ」かもしれないという印象もネガティブ・・・
いやー、こう書いて見ると予約システムをやらないメリットほとんど無いような気がしてきますねw
まぁ準備と当日の販売にちょっと手間がかかるということがあるかもしれませんが、メリットの方が大きいのではないかと思います。

やり方としては皆さんグーグルフォームを作って、当日までにそれをリスト化 → 在庫確保して、ブースに来たときに予約名を教えてもらって照合という流れてやっているようでした。
あとは予約しても何らかの理由で取りに来れなかった人の分は時間を決めて放出するという感じだなーという印象でした。
まーとにかく予約はやった方がいいっしょ!
やった方が良かったかも2 =通販

上記のように当日どれくらい売れるかわからなかったので、私は「通販」に関しては「未定」で当日までやっていました。
当日でも
と時々聞かれました。
その時は
とお答えしていました。
結果的に、現在は通販開設中です。

まぁそのときはゲムマでいっぱいっぱいで通販開設する余裕などはありませんでしたw(不可能w)
しかし、通販も上記の予約と同じようなメリットがあります。
まずは「宣伝効果」ですね。
「ゲムマで初めて売る」ということに特にこだわらなければ、先んじて通販を開設しておくというのはメリットが大きい気がする。

予約と同じで「通販始めました」というのがそもそも宣伝になるし、ゲムマ前に買ってくれた人が広めてくれる可能性もある。
あとはゲムマが遠方や予定が合わなくて参加できない方にも検討してもらえる。
私も今は通販を開設していますが、通販のデメリットがあまり思いつきませんね。
ゲムマで手渡しで売るより梱包やら発送の手間、通販の手数料などがかかるものの、それを差し引いてもメリットの方が大きい気がする。
何より、おれ、とりあえず今年の年末にボードゲーム遊ぶ人に、キリンノックスのカードスタンドで遊んで欲しいんですよねw
年末年始といえばボードゲームじゃないですか。

誰かの年末年始ボードゲーム会で、私の作ったカードスタンドが活躍し、誰かの年末年始ボードゲームが少し楽しくなってくれたら、作ったかいがあるじゃん?
通販をやれば遠方でも欲しいと思ってくれた人に買っていただける、届いて使ってもらえる!
今考えればやらないが理由なかったね・・・
ブースカット
あとはブースカットという物がありますね。

コレは主にゲムマのカタログに載るもので、最初はこういうのが得意な友達に依頼しようかと思ってたんですが、前述の「クオリティよりとにかくやる」姿勢で1日で作りましたw
カタログが届くとわかるのですが、電話帳?ってくらい厚くて・・・中身ほとんどブースカットしか無いのにこの厚みというのは・・・もうとにかくブースの数が多いですわな。

そんな中にあっては、目に止まらなければ意味ないなと思い、とにかく目立つブースカットを意識しましたw
結果、ヒッツィちゃんが
と見つけて持ってきたので、とりあえずブースカットはうまくいったと思いましたw

よく見つけたな・・・
8月。このカードスタンドは「完璧」じゃない・・・(苦悩)

8月ごろ、おれは完全に躁鬱状態だったと思います。
ボードゲームを作っている方も共感してくれると思うんですが、既に生産はじめちゃってるのに
という改良案が止まらないw
具体的にどこが、というのは今は黙っておきます。(あとの方に少し書きました)

もう遅い。
ボードゲームで言うならば「もう全部印刷し終わってるのにルールを変更したい」という気持ちでしょうか。
物を作る人はもうそういうクセがついているんでしょうね・・・
常に改良を重ねてきたので、完成したと思ってもまだ頭のどこかで改良を続けている。
というわけで、完成した当初は「完璧」だと思っていたこのカードスタンドも、不完全に思えてきます。
こうなってしまったとき、取れる方法は2択。
既に作ったものを全て廃棄して作り直すか?それとも妥協して(もしくは修正して)そのまま売るか。
ゲムマのブログの中では一度作った部分を廃棄して作り直すという茨の道を辿った方も見ました。

……とはいえ、量産時のズレは想定以上で、
実際に一度全ロットを刷り直すことになりました…/(ToT)\
泣く泣くの判断でしたが、手に取ったときの印象を妥協したくなかったので全部差し替え頑張りました。
結果的に、デザインも印刷精度も納得の仕上がりになったと思います!
他にも、やはり個人制作の宿命なのか・・・印刷ミスが・・・とか、不具合が・・・などで泣く泣く作り直したり、不具合があるまま仕方なく販売・・・というサークルさんもいらっしゃったと思います。
いやしかし、今おれがそんなことしたらマジで口座が爆死するw
既にかなり作ってしまったし、今から改良しても間に合わない。

というか、改良案が今より良いという保証もないしな・・・作り直して改悪だったらマジで終わりだw
カードスタンドを売ったあと、わんさか来るのは苦情か、称賛か。
こんなにわからないことある?
売れるかもわからない上に、いざ売ったあとに、ユーザーが褒めてくるか文句言ってくるかも予測不能。
予想が180°ぐるぐる回転する。
と思った直後に
というネガティブ思考になる・・・そりゃ躁鬱になるよな・・・
ほんと、最悪のシナリオとしては「訴訟される」ですよね。
そんな苦情の幻覚を覚える・・・躁鬱。

個人で物を売るっていうのは思った以上に大変やな・・・お金をいただいて商品を売るんだから責任もあるし。
今のところは好評しか目にしていませんが、悪い評価は表出しにくいですよね。
一種のエコーチェンバーに近いと思います。
自分に置き換えて考えると、買った商品が微妙だったとき、わざわざ製造者に文句なんか言わずにゴミ箱ポイーでおさらばです。
だから現実に苦情が来てないからと言って安心はできねぇ。(ネガティブ)

読者の方はこんなイケてるカードスタンドを作ったのに何をそんなに悩んでいるのかと思うかもしれませんが、ひとつは3Dプリンターの限界を感じたからです。
どうしても商業グレードのプラスチック製品と比べてしまうと全然敵わない。
品質にムラが出来てしまうし、仕上がりのクオリティもやはりバラツキがある。

コレはカードスタンドだけでなくて、ボードゲームにも言えると思いますが、個人制作で企業、商業レベルの物と戦うのはマジでしんどいです。
企業、商業レベルの物は個人で売るより間違いなく薄利多売でしょう。
企業がボードゲームを200部とかいうレベルで作るわけがありませんよね。
そして、薄利多売であればあるほど、クオリティを高くして、値段を安くすることができます。
いやーコレと戦うのは個人としてはマジで厳しいね。

資金繰りの規模も違い過ぎる・・・・
数字は適当ですが、例えば
- 企業が2000万かけて商品作って、2500万の売上で500万の利益。
みたいな規模感だったとして、個人では
- 100万かけて商品つくって125万の売上で25万の利益。
みたいな感じになってるというこんですね。
別に比率的には同じだから良いじゃん?みたいに一瞬思えますが、いっぱい作ればその分安く作れるし、固定的にかかってくる金額もあるので、企業の資金の規模の方が目標を達成しやすいと思います。
例えばイラストの外注費が30万円かかったとして、それは企業も個人も同じってことになったら、個人制作だとそれだけで資金の3分の1かかっちゃいますよね。そういうことです。

コレと戦う作戦としては3択です。
- クオリティを上げるが値段が高くなる。
- 値段は安めに設定するがクオリティ(もしくはコンポーネント量)を下げる。
- 採算度外視のスタイル。
どれも厳しー!!
どれを選んだとしても、個人制作独特の味や、何かしらの光るアイデアのようなものは必須だと思います。
個人制作独特の味もなく、これといった光るアイデアもなく、クオリティも値段も企業に勝てないのなら誰も購入を選んでくれませんからね…

さて、おなじみのよくわからんグラフを作りましたw
まぁ実際にはこの3択は、三者択一という訳ではなくグラデーションになっていて、そこそこどの要素も取り入れる必要があると思います。
つまり、できうる限りクオリティを上げ、その中でもできる限り経費を抑えて、そして、儲けを狙いすぎないということですね。
そうした方が良いというか、もう、それしかないというかw
グラフで注目してほしいところとしては、クオリティを重視しても、コンポーネントを抑えて値段を下げようとしても、どちらにせよクオリティも値段も企業に勝てないってところなんですよね・・・

規模がデカくて、しかも仕事でやってる人たちは強すぎる。
小規模で、限られた時間でやらなきゃいけない個人は、やはり、多少は「採算度外視」のマインドを入れないといけない気がしている。
全部売れてトントンくらいの気持ち。
私の予想ですがほとんどのサークルさんが赤字、もしくはうまくいってトントン、最高に売れてちょい黒字くらいの気持ちなんじゃないか?と勝手に予想してます。(完全なる予想の域です)

値段を高くし過ぎると「このクオリティとコンポーネント量でこの値段か・・・」→ 売れない → 大損害
クオリティを下げて値段を抑える → 見向きもされない → 大損害
それであれば、もともと採算度外視が致命傷を避けるという選択肢もありな気がしますね・・・
出血大サービス → 「このクオリティでこの値段!?」 → 売れる → 赤字だが傷は浅い。
それで、本当に面白ければたくさんの人に遊んでもらえて口コミなどでも知名度が上がっていくと思います。
っで、また増産して黒字化を目指しても良いし、ハイクオリティ版をクラファンとかすればええんやない?しらんけどw(無責任)

ちなみに私個人としては今回だけに限れば全部売れればちょい黒字くらいの採算でしたw
今回だけというのは、今後も長く売れれば黒字もあるかなーという長い目線もあるということです。
現実には今回のゲムマでは完売までは全然たどり着けなかったので赤字でした。
ちなみに値段設定は直感で決めましたw

製造原価とか、損益分岐点とかはまっっっったく無視して値付け。
なんとなく、自分が「この値段だったらちょっとだけ迷うけど買いたいな!」という値段で設定。
あとはイベントなのでなるべくお釣りのでないセット価格にしたり、たくさん買えば買うほどお得になる作戦でこのような値段設定になりました。
結果的に、自分でも妥当感のある値付けで、ちょうど良かったと思います。

話を戻します。
私がカードスタンドの不完全さに打ちひしがれていたのはこの「企業に勝てねぇ」という現実に気づいたからというのもあります。
というのも、この頃のこの思考で比べていたのが「レゴ」と「100均」のクオリティと値段だったんですよねw

レゴ(LEGO) クリエイター 中世のドラゴン おもちゃ 玩具 誕生日 プレゼント ブロック 男の子 女の子 子供 9歳 10歳 11歳 小学生 動物 生き物 31161
そりゃ無理だろとw
私の作った物体が、性質として「プラスチック」であり「連結部品」であったため、開発段階からレゴとか100均とかの商品を見て勉強してたんですが、もう、マジでクオリティが高いのと、安いのと。
今回あらためてレゴの部品を観察したんですが
あらためて見てみるとマジであり得ないほどクオリティ高いwww
まぁ「世界規模のプラスチックの結合商品」を扱ってるブランドなのでクオリティ高いのは当たり前なんですけどねw
しかもレゴは「安い」方向ではなくてクオリティ方向で売ってるブランドなので、そりゃもうクオリティ高いわけです。
当たり前ですが素材から設計まで全てがかなわない…

レゴ(LEGO) シティ 消防レスキューボート おもちゃ 玩具 誕生日 プレゼント ブロック 知育 男の子 女の子 子供 5歳 6歳 7歳 8歳 街づくり ごっこ遊び おままごと 60373
普通に考えてかなうわけがねぇw
そして「100均」
100均はなんたって安い。
もちろん安いだけじゃなくて、その安さで出せるクオリティとは思えない商品ばかりなんですよね…

プラスチッククオリティもかなり高いと言うか、もう100円じゃあり得ないと思うしかないレベルの物体に溢れてる。
あれは1個売って儲けどのくらいあるんでしょうかね?
100均は薄利多売の神なので、個人では到底戦いにもならないです・・・
本当に月とスッポン、蟻とぞうさん、巨人とゴミカスくらいの勝負になっちゃうわけなんです。

しかも最近の100均はカードスタンド売ってますからね。
というふうに無視できる対岸の火事ではないんですよ。
コレは出展が「ボードゲーム」なら同じボードゲームは存在しないのでそれほど影響は少ないかもしれませんが、カードスタンドは役を成せば良いわけですからね。
安くて良かったらそっち買うだろという話になってきてしまいます。

カードスタンドを売るならもれなく100均のカードスタンドとも値段&クオリティの勝負をしなければいけないわけです。
キッつい。
しかし、ココでも特許が盾になってくれると思います。
全く同じ商品では勝てませんがアイデアでいろいろ機能があるので、なんとか戦うことができます。
9月 胃カメラ&大腸カメラ

さて、全然関係ない話題だけどおれのゲームマーケットはコレをおいては語れないw
前々から胃を病んでいたんですが、多分このころ上記のようにストレスがヤバくてまた腹が痛くなっちゃったんですよね。(現在はそこそこ改善しています)
このままじゃゲームマーケット2日間耐えられない。
悪いところあったら治して、綺麗な体でゲムマに行きたい。
んで、人生初のカメラ(2回・・・)やったんですが、麻酔無しだったんで、クソしんどかったです。
もがき苦しむ醜態を晒しました。
この話はこれ以上思い出したくないので、以上となりますw
カードスタンドを売る理由

さて、こんな苦しい思いをしていると疑問がふと頭に降りてきます。
ということですねw
コレはボードゲームを作っている人たちも一度は感じるのではないでしょうかw
この記事の「カードスタンド」の部分は「ボードゲーム」に置き換えてもほぼ同じ気持ちで伝わると思います。
まぁとにかく、ゲムマに出展するためにはやることが多すぎて結構しんどいのでこういう
という疑問が沸き起こってしまうんですよねw
ってことですねw

考えた結果、自分なりに大まかな理由としては
- カードスタンドを売って儲けたい。
- 良いカードスタンドが作れたので人から称賛されたい。
- 良いものが出来たので広めたい。
- カードスタンドを作って売ることで、誰かとの交流も楽しみたい。
- なんか、よくわからんが、ゲムマでなんかを売りたい。(狂気)
1.儲けたい。

正直言えばコレは最初はあったね!
めっちゃ良いカードスタンドが出来たんで
そう思っていた時期が僕にもありました・・・
甘かった。
いや皆さん、例えば5000円のボードゲームが100個売れてるのを見てどう思いますか?
今までのわたくしは、お恥ずかしながら
今ならわかる。
バカか?と
原価って知ってる?
経費って知ってる?
いや、まぁ知ってはいたはず。
しかし、他人の売上を羨ましく眺めるとき、その「経費」はなぜか意識から消えちゃうんですよねw

今ならわかるが、5000円のボードゲームを100個売った人は赤字かもしれませんよ。
まぁもちろん、物によると思うんですけど、多分ゲムマで個人が5000円のボードゲーム100個規模で売ったら完売しても赤字なんじゃないかなと推測します。
例えばですが、原価3500円で製造したとしよう。
この時点で50万儲かったうちの35万は製造費に吹き飛ぶ。
そして残り15万。
ゲムマ出展費、ゲムマまでの移動費、その他、もろもろ、いろいろ経費はかかる!
多分15万なんて余裕で吹っ飛んでると思います。
つまりは、赤字。
儲からねぇ・・・甘かった。
最初はもっと儲かると思ったねw
そりゃー経費とかを考えてなかったからだねw
実際カードスタンドはめちゃくちゃ売れて、それなりの売上を上げることが出来たが、掛かった経費をそこそこ回収するにとどまった。(つまりは赤字ですw)
設計を始めた頃は「作ったもので多少の金を儲けたい」という気持ちは正直あったのですが、実際に出展して売るころには
になっていましたねw
途中で何度も「もう辞めてえ」と思いましたが、ココで辞めたらココまでの赤字分は全部赤字のままw
もう儲からないことはほぼ見えているのに、赤字を回収するために止まれないw
これがコンコルド効果。
赤字の暴走列車wキツイなぁw
予想ですが、ボードゲーム作ってらっしゃる方たちも儲けが出てる人たちは一握りだと思います。
だからまぁ・・・「ゲムマでボードゲーム作って売って、一発当てたら儲かりそうだなw」と思ってる人がいたら、今一度経費とか製造費などを考えて、それほど儲からないかもしれんということをしっかり考えてほしいものですw
もしかしたら初回から大当たりしてめっちゃ儲かる天才の方もいらっしゃるかもしれませんが、少なくとも今回kirinnoxgamesは赤字でしたw
あとは資金の時間的なフローもヤバいですよ。
ゲムマを狙う人は、ゲムマに向かって準備して、ゲムマでまとめて販売して、他で並行的に販売するというのはあまり無いというのが基本だと思うんですね。
コレ、何が起こるかと言うとゲムマまでひたすらに経費がかかり続けますw
つまり財布(口座?)がゲムマまでひたすらダメージに耐え続け、ゲムマ当日にやっと回復という流れをたどる。
グラフ化するとこんな感じですね。赤字なので赤色のグラフで示しています(?)
グラフが上がるのはゲムマの当日のみです。(今回実際に私の手元に資金が入ってきたのはゲムマの当日でした(そこまで実入りゼロ))
コレに対し、例えばハンドメイド品なんかをちょくちょく作って、通販などで逐一販売するモデルでは

まぁこんな感じになりますよね。
これに関してはえらい違いですよ。
いやー、実際に出展して、売り上げるまでは良いことは何にもないw
時間も取られる、金もかかる、在庫を家に大量に置くから家族にも煙たがられる、しかも売れるかどうかもわかんない。普通に大変すぎる。
モチベーション的にも上より下のグラフの方がずっとモチベーション保ちやすいですよね。
あとは当日売れるか不安過ぎるというデメリットもあるし、最悪急病などで出展できなかった場合体調とともに口座も爆死するという危険さもありますw

ああ、でも「ハンドメイド品」とかと「ボードゲーム」はちょっと性質が違いますね。
「ボードゲーム」であれば印刷などを委託して、一気に生産して、一気に売るのに適しているので、ハンドメイド品のようにちょこちょこ作って逐一売るという性質はないので(再販するとしても少なくとも最小ロット数がそれなりの数だと思います)ゲムマのようにイベントで一気に売るというのは相性が良いのかもしれませんね。
いやぁとにかくキツイ。
正直「なんでこんなことやってんだ?やらなきゃ良かった」と思ったことも1回や2回ではない・・・
2.良いカードスタンドが作れたので人から称賛されたい。

コレは正直に言えば大いにあります。
人間欲しいのは富と名声。
使った人に「このカードスタンドめっちゃくちゃ良いじゃん」と言ってほしい。
ただただそう言われたいw
それだけだ・・・w
3.良いものが出来たので広めたい。

コレはあるようで、ないです。
カードスタンドを使ってほしいという気持ちはありますが、コレは「おれが作った」カードスタンドを使ってほしいというエゴとセットです。
例えば、誰かがおれのカードスタンドを丸パクリした物があったとして
ってなってたとして
ってなるかって?
ならない。
自己犠牲の上に最大多数の最大幸福が成り立ったとして喜べるほどおれは聖人ではないw
4.カードスタンドを作って売ることで、誰かとの交流も楽しみたい。

ゲームマーケットは謎の連帯感がありましたw
実際、いろんな人と交流できた。
来てくれた読者の方。
たまたま私のブースを通りかかった方。
そして同じ出展者の方たちや、あとは当日手伝ってくれた知り合いやら、下見に付き合ってくれた友達とか、お品書きを作ってくれた友達やら、設計の相談にのってくれた知り合いとか、なんか、部活というか、高校の学園祭の準備してるような気持ちのときもあって、結構楽しかったですw
という方や
という方
という方もいたし。
結果的に、単純に嬉しかったよねw
5.なんか、よくわからんが、ゲムマで物を売りたい。(狂気)

しかし、最終的にココに行き着く。
儲けも出ない。
称賛もされるかわからない。
それどころか、不具合があって文句言われるかもしれない。
読者の方も当日実際にお話するまでは来てくれるかわからなかった。

しかし、おれはもう作ってしまった。
生み出してしまったw
せっかく生み出してしまったからには売らなければ。
売るからには特許を取らなければ。
カードスタンドが完成してから、実際に「情報を出して売る」と決断するまでちょっと悩んでいた時期がありました。

というようなことをこっこさんに相談したところ
的確な読み。
さすがおれの認めたボードゲーマーだ・・・・

ここでもしカードスタンドを売らなかったら、おれは10年経っても
とグジグジ言っている可能性がある。
ダセェし、自分がそうなるのもダルい。
たかがカードスタンドですが、人生にちょっとしたシコリを残すような気がした。
ココで一歩踏み出さなかったら奴らに勝てない(?)
死ぬときに後悔することは挑戦しなかったこと。
やるしか。
10月、ブース設営案
さて、次は「ブースの設営」に関してです。

コチラが当日の設営状態です。
これに関してはとにかく家で一度練習しておいた方が良いです。

私も部屋で並べて練習をしていましたが、それでも当日てんやわんやでしたw

幕張の天井カッコよw
設営、思ってるより難しかった。
机の高さとか、ブースの広さとかが当日いったときに
とかなった場合かなりヤバいですからね。

というわけで、家でブース設営練習してたんですが、この長机どこから調達したか気になりますよね?w
これは机ではなく未開封の積みゲーですよw

おれレベルになると未開封のボードゲームで机出来ちゃいますからねw(あかん)
さて、設営の推しポイントですが、ネットでコツを調べたところ、まず高さを出すのが重要ということがわかり、とりあえず机の上に箱を置いて嵩上げし、その上にメインのスタンドを展示しましたw

この良い感じになってる箱はただの段ボール箱ですw

小さめの段ボールの箱(ゴミ)に百均の壁紙を貼ったり百均のジョイントカーペットを敷いたりしていい感じの見た目にしています。計400円。
あとは宣伝のために巨大カードスタンドを製造して什器として使用していたんですけどねw

当日巨大カードスタンドにいろいろ乗せすぎた結果あまり気付かれなかったかもw

まぁ別に良いけどw
最後片付けてるときに
と話しかけてくれた人がいて、ウケて良かったですw

あとは動画再生と、自由にさわれるサンプルもこだわり。

やっぱ動画あると目に止まりやすいよな。
あとはやっぱり実際に触って見てくれる人もかなり多く、ブースを見てくれるきっかけになったかなーと思います。
あと特筆すべき事とすれば「ラミネーター」ですね。

【Amazon.co.jp限定】 アイリスオーヤマ ラミネーター A3/A4対応 ~100μm対応 フリーレバー付 ウォームアップ時間2分30秒 コンパクト AZ-LM32D-B ブラック 保証期間1年
ゲムマのために導入したんですが、ラミネーター重宝しまくり!

一家に一台あったほうが良いなw
ラミネーターがあれば「ポスター」をわざわざ注文しなくても普通に印刷したやつをラミネートすればなかなか良い感じになります。

この画像の見えてる紙っぽいもの全部ラミネートですw


このお試し用のサンプルカードも普通の紙に印刷したものをラミネートして切って、スリーブに入れただけですが、かなり良い感じに普通のカードみたいな質感になりました。
普通に印刷したものをラミネートして

っで、切ってかどまるして


スリーブに入れればめっちゃいい感じにカードになりました。
タペストリーはラミネートではなくタペストリーですw

卓布とタペストリーはどちらも最初はいらないかなーと思ったんですが、最終的にはどっちもあって良かったです!
あると見栄えが違うし、タペストリーは何より「自分のテンションを上げる」の超役立ちましたw
デカいロゴがあるだけで気持ちが上がります。
気持ち大事。
タペストリーはラクスルというところで

卓布は「のれん工房」というところのやつを使いました。
ちなみにタペストリーはA1の大きさです!
最初はもうちょい小さくしようかと思ったんですが、実際A1はちょうど良い大きさでしたね!

目立つ!
ゲームマーケット2025秋当日。

誰かが言っていた。「ゲームマーケットは始まってしまえばお祭りだ!」
色々キツかった準備ですが、いざ当日となればあとはワッショイするだけだ!
ココからは当日のドタバタですw
やらかし その1 ~出展者証がガラスの向こう側~

ゲームマーケット2025秋では事前に申請して料金を払えば当日朝に車を展示場の裏に停めて搬入できます。
ただカードスタンド売るだけのおれですが、なんだかんだ在庫もすごい量 + 設営道具もすごい量になってしまったのでもちろん車搬入を申請しておりましたw
これカードスタンド売りに行く人の荷物量じゃないぞ… #ゲムマ2025秋 pic.twitter.com/CinpJFfYqc
— キリンノックス🎲ゲムマ秋[J44]両日 (@kirinnoxcom) November 21, 2025
前日夜まで車の中で在庫の段ボールをウボンゴしなきゃいけない始末ですw
明日ゲムマ。深夜のウボンゴソロが始まる…#ゲムマ2025秋 pic.twitter.com/5Pa7XwfFJZ
— キリンノックス🎲ゲムマ秋[J44]両日 (@kirinnoxcom) November 21, 2025
いやぁ、車に入りきって良かったというか、当日もブースの後ろに全部荷物おかなきゃいけないんですが、意外とギリギリでしたねw
半卓じゃなくて1卓借りといて良かったw

半卓だと結構狭いので、出展も小箱のボードゲームとかじゃないと厳しいんじゃないかなと思います。
まぁそんなこんなで車で搬入して、搬入が終わったら改めて表に回って入るんですけどね。
やらかしましたね。
表から入るために出展者証が必要なのにブースに出展者証搬入しちゃったんですよねw
みんなこのミスやってないの!?
おれだけ!?
正直ちょっと、やらかした気持ちというか、申し訳ないというか。スタッフの方に事情を説明し・・・
コミュ障!
ガラスの向こう側に出展者証あるのに入れないwワロタw
まぁなんとか、身分を説明して、スタッフの方にご同行いただいたりして、事なきを得ました。(護送?)
出展者の皆さん出展者証は忘れると簡単には入れてもらえません。気をつけましょう。セキュリティはかなりしっかりしています。

さて、そんなこんなで気持ちとしては30分くらいでサクッと設営して、開場するまでゆっくり袋詰め作業をしようと思っていましたが、設営に意外と手間取ったというか、まぁはじめてなので段取りが悪かったですね。
当日ブースお手伝いに2人来てもらっていたのですが、マジでギリギリでした。
もしワンオペだったらおれは終わっていた(間に合わなかったw)ことでしょうw
というわけで、ゲムマ出展を考えている方に向けのアドバイスは「当日手伝ってくれる人は多ければ多いほど良い」と言っておきます。というかマジでおれの場合ひとりでは不可能だった・・・助かった・・・

マジで助かったので手伝ってくれた2人には肉をやっときましたw(赤字なのにw)
おれの頼んだ肉より良い肉を食ってた・・・
やらかし その2 ~お釣りがねぇ・・・~
さて、怒涛の1日目を終えて、ゲムマナイトにも申し込みをしていなかったおれは日曜に備えて眠ることに・・・
ゲムマナイトソロ参加とか怖いわw
おれはコミュ障なんだよ・・・端の方で独りでずっと突っ立っていたら悲しいじゃないですかw
っで、1日目の売上金を大切に持ち帰りました。

売上金をどこかに置き忘れでもしたらマジで終わりなので、1日目の売上金は安全なところに預け、いざ2日目日曜日!
2日目はすでにブースの設営は終わっている状態なので朝ゆっくり出勤できます。(疲れていたのでコレは地味に助かったw)
でも開場11時のところに10時ごろ会場入りしようとしたらゲムマに来た人?かわからないですが、駐車場が結構渋滞していました。

遅刻するかと思ったw
皆さん、2日目だからと言って寝坊は厳禁です・・・
まぁなんとか10時過ぎに自分ブースにつけたので良かったです。
レジが空・・・・???
あああああ!!!
お釣りが出せねぇ!!!1111
バカ?なのか?
最初のお客さんに万札出されたら詰むという最悪の状態wwww

Ms.0 壱万笑 メモ 両面印刷 100万円 札束 1万円 札 渋沢栄一 偽札 社内表彰 防犯 自己実現 集客 クーポン券 イメージ パーティー ジョークグッズ おもちゃ
とりあえず自分の財布の中を確認・・・
しょうがない。売り子の2人に貸してもらおう・・・
マジですまん。
というわけで、売り子の2人をカツアゲ(笑)することによりなんとかお釣りは用意できました。
もちろんあとでちゃんと返しましたよ。
いやー申し訳ないというか、やっちまいましたね。
皆さんも気をつけてください。
お釣りの準備は2日目も必要ですw
売上金を全部持って帰らないように・・・
肉をやっといて良かった
やらかし その3 ~誰だっけ・・・~
いやーゲームマーケット。
楽しかったことの要素の中に「読者の方が読者を名乗ってブースに来てくれた」というのがあります。
前述の通り、当日の開場まで、果たしておれのブースに来てくれる人はいるのか?
もし誰も来てくれなかったら・・・
もうね。6年もブログやってて、これだけ頑張ってカードスタンドを作成 → 宣伝し、イベント出展した結果、「読者です」という方が一人も来なかった場合w
その場合おれはもうカードスタンドもブログもきっぱりやめて隠居して余生を過ごそうと思っていましたw

その場合もちろんこの記事もなかったであろう・・・
この記事を書くモチベーションは読者を名乗ってくれたあなたです!ありがとうございました!
いや、蓋を開けてみたら、めっちゃくちゃ来てくれましたね・・・
アバターがジョンで申し訳ないw
そう言っていただけてマジで、嬉しいです。
嬉しい以外に言葉がないね。
いやしかしね、このブログそんなに大層なものじゃない、おれに言わせればこんなクソブログ。そして「おれ」もただのクソブロガーです。
まぁそんな自己肯定感マイナスのレベルのところに
と言われたら・・・
と、まぁ失礼ながらもそう思っていましたw(今も少し思っているw)
いや、実際、例えばですけど、町中で美女に「あなたのファンです」と言われた場合、自分がとんでもないイケメンでない限りは詐欺を疑ったほうが良いですw

あ、いや、この失礼な話はおいておいてw
実際、差し入れをくれる方がいらっしゃったんですよね。
おれに!?
いや、おれに差し入れしてもカードスタンドしか出ませんよw

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あ・・・今思ったけど差し入れしてくださった方にカードスタンドをおまけすれば良かった・・・ぬかったな。これもある意味やらかしですね。
もしくはkirinnoxgamesカードを進呈すれば良かったw

ちょっとコレ(kirinnoxカード進呈w)は考えたんですけど、でもこんなもんもらっても困るかと思いまして・・・
結構こういう物って捨てずらくって、なんというか、呪いの装備みたいに家に残ったりしませんか?w
そういう、のどに引っかかった魚の骨のような取り扱いに困るものを押し付けるのもどうかという・・・
まぁでもそれは貰った人に判断してもらえば良かったな。煮るなり焼くなり、破り捨てて机に撒くなり・・・

1金足りないときに1金として使える効果ついてるしな・・・
そういう理由で私は「フライヤー」を作らなかったんですよね。
いわゆる「ビラ」ってやつですが、結局ゴミになっちゃいそうで、なんとなく、無駄だな・・・という気持ちで。
何人かの方に
と聞かれましたが「申し訳ないですが、ないんです。」とお答えしました。
作らなかったけど欲しいと言われると嬉しいw

あ、そうそう、そろそろ「やらかし」を発表しなければ・・・
コレ、今回のゲームマーケットでおれの一番のやらかしだったと思います。
差し入れをくれた方、どれをくれたのが誰だかわからなくなってしまいました・・・(泣)
ちなみに今もわかっていない物品があります・・・
いや、差し入れってヤバいですよね。
ただでさえ忙しいゲムマ当日にわざわざおれのために買ってきてくださって、荷物一個多くなってめんどくさいのに、それでも渡しに来てくれるとかマジで聖人かよ・・・
そんな想いで差し入れをくれた人を忘れるとか、あまりに失礼すぎる。
いや、ちょっと言い訳させて・・・
当日、まぁおれはいっぱいいっぱいだったわけでw
テンションもあいまって頭の中沸騰状態だったわけですね。脳内麻薬でラリっていた。
そして読者を名乗ってくれた方がいるのも、マジで嬉しくてですね。
差し入れまでいただいちゃって。
超嬉しかったんですが・・・
ってそうこうしているうちに、もらった差し入れがちょっと増えてきまして(皆さんありがとうございます、このようなただのおっさんボードゲーマーにお恵みを・・・)
いや、マジでどれを誰にもらった!?
この時点で顔面蒼白ですねw
記憶が新しいうちに思い出そうと思って店番しながら考えていたのですが、皆さん初対面なわけですし「お顔」「名前(ニックネーム)」「いただいた差し入れ」を全て一致させないと思い出せないw

Ubongo 3D 694258
いや無理ゲーw
ごめん無理ゲーだったw
むずすぎて一周回って面白くなっちゃったw
食料と飲み物とか、あとめっちゃカッコいいトランプくれた方。うちの娘宛にお菓子くれた方までいました。
と思っていただいてから嬉しくて当日カードスタンドに飾ってたんですが、誰がくれたかわからなくなった・・・(すみません)

というわけですみません・・・当日私に何らかの差し入れくださった方がいたらココのコメント欄、もしくはXのDM、コメント、メール、なんでも良いので教えてください…
と言わず・・・おれをすっきりさせてくれスマンw
差し入れしてくださるレベルの方なら今まさにこの文章を読んでいるはずw
このクソ長い記事にめげずにここまで来ているはずw
今コレ読んでるよね?なんかおもしろwアノ日はありがとうございましたw
XのDMでもなんでも良いのでとにかく・・・頼みます・・・

えー、というわけで、ゲムマに出展される方にアドバイスとしましては、いただきものはすぐに誰にもらったかメモっておこう。ということです。
自分が差し入れいただく可能性がある場合は何かいただいたときにすぐにお返しできる何か(粗品)を用意しておくと良いかもしれませんね!
まぁ…
って準備してて誰も来ないなんていう未来もあるかもしれませんがw
余談1 土日の違い
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さて、ここからは余談。蛇足です。
今回私は両日出展したのですが、土曜と日曜ではかなり空気が違う印象でした。
ぶっちゃけ土曜日の方が売れ行きは良かったです。
売れた数で言うと8:2くらいでした。
少し調べた感じでも、土曜には早期入場もあるしでお目当てのゲームに殺到する感じで、ドラクエで言うなら「ガンガンいこうぜ」な印象、日曜の方が全体的にまったりしているようで、ドラクエで言うなら「いろいろやろうぜ」な印象でした。
実際にお客さんとお話をした感じも土曜日の方がガチ目なボードゲーマーの方が多く、日曜の方がライトな方やファミリーの方が多かったように感じます。(日曜は子供も結構見かけました)
では、じゃぁ、出展するなら土曜の方が売れるのかというと、これはそうも言いきれません。
確かに私のブースでは明らかに土曜の方がたくさんの人が来たのですが、近くのサイコロを売ってるブースでは日曜の方が人だかりができていました。(なんかおれの付近のブースはサイコロ屋さんがめっちゃ多かったですw)
ちょっとおれは詳しくないんですがサイコロはTRPG勢?に人気なんですかね?w
2日目はTRPG勢が多かった?
まぁおれも気に入ったサイコロを買ってみたけどw
私のブースに来てくれる人は、土曜は事前リサーチ組で、何も聞かずに買ってくれる方が多かったですが、日曜の方はブラブラしてたまたま通りかかったという空気の方が多く、私もカードスタンドを説明したりしてその場で買うかを検討している方が多かった印象です。
付近のサイコロ屋さんも、特に日曜はその場で吟味して購入している人が多そうだったので、日曜の方がそういう一期一会の空気感があるのかもしれませんね。
まぁでも売る側としては土曜も日曜も変わらない気持ちでやっていましたよ。
土曜の最初に来ても、日曜の最後に来ても同じカードスタンドを売っていました。
余談2 ゲームマーケットの規模推移とゲームの売れ筋

ホビージャパン(HobbyJAPAN) キング・オブ・トーキョー:マインドバグ 日本語版 (2-6人用 30分 8才以上向け) ボードゲーム拡張セット
さて、余談その2。蛇足of蛇足。
思っていたことがあります。
コチラはゲームマーケットの来場者の推移グラフです。(2日開催の場合は合算。)

元データは公式の記事「開催データ」を参考にしています。
久しぶりにまともなグラフw
コロナのところが良くわかりますね。
もはや懐かしいなコロナ。
ていうかあらためて3万人来場の規模のイベントってすげぇな。そこに出展したんやなぁという感慨深いものがw
それで、このブラフを見ると
と思いたくなっちゃいますよねw
しかし待ってください。
出展数も増えてますからね!

コチラが来場者数(メモリは左軸)に出展者数(メモリは右軸)を重ねたグラフです。
参加者総数と出展者数はどちらもすごい右上がりになってますよね。
っで、あれば、言葉はちょっと悪いですがお客さんの争奪戦と考えた場合は状況はあまり変わっていないんじゃないかと。
試しに来場者の数を出展者の数で割った値(出展レシオと名付けます)をグラフ化してみるとこんな感じです。

この値が高いほど、出展数に対するお客さんの数が多いことを意味します。
つまり、このグラフが上にいるほど単純に考えれば1ブースあたりに訪れるお客さんが増えるってこんですね。
コレ見るとわかりますが、最近のところは右下がりです。
つまりは来場者数も増加するけど、出展者数もそれ以上の割合で増加してるので、結局はお客さん争奪戦は熾烈な争いだよ!ということを意味していると思います。
さて、ココで、適当にお客さんが1人につき10箇所のブースで買い物するとします。
買い物回数を来場者数*10とし、来場者数*10/出展者数で計算すれば、かなり雑な予想になりますが、出展者サイドから見て「いくつ売れるか」がわかります。

まぁ上のグラフの値が10倍されるだけなので当然同じ形になりますが、縦軸が1ブースあたりの販売個数の予想になります。
繰り返しますが、お客さん1人がランダムに10箇所のブースで買い物した場合に、1ブースあたりの売れる個数ですからねw
グラフを見ると、やはり来場者数が多くなっても出展者数が増えれば増えるほど1ブースあたりのお客さん、ひいては販売個数は減りますね。
コロナ前の最大のピークである2019年の値は300を超えているのに対して、2025年あたりは200を切っています。
はい、つまりこれに関しては「来場者数はすげぇ多いけど、出展者数もすげぇ多いので甘く考えてると売れないよ」ってことになるでしょうか。
もちろん、お客さんがランダムなブース10箇所で買い物するなんてナンセンスですw
現実にはお客さんがいっぱい来る人気ブースとあまり来ないブースで強弱があるはずです。

この実際には均等ランダムにお客さんが来るわけではないということも考慮し、人気ブースはどうなるかを、レシオが大きかった2010年(来場者数2200、出展数79)と2025秋(来場者数30000、出展者数1723)の2つで比べてみたい。
例えば2010年に来場者の20人に1人が寄るほど人気であれば、店には110人のお客さんが来ますよね。
これが2025年秋で同じ比率の人気と考えると1500人も来るんですよね。
なので、たしかに来場者数を出展者数で割ると2025の方が少ない値が出ていますが、そもそも人気ブースであれば来場者数増の影響をもろに受けてバク売れするという性質があるのではないかと思います。
と思ってAIに聞いてみたらやっぱりそんな事言ってたYO
はい、ご指摘の通り、現在の音楽業界ではメガヒット曲と全く売れない楽曲との間で「二極化」が進んでいる傾向にあります。これは主に、ストリーミングサービスの普及による音楽消費の変化が影響しています。二極化の背景と現状
- ストリーミングの普及: ユーザーは月額定額で膨大な楽曲にアクセスできるため、特定の曲を繰り返し聴く傾向が強まりました。これにより、人気曲は億単位の再生回数を記録する一方で、多くの楽曲はリスナーに発見されずに埋もれてしまう状況が生まれています。
- 「勝者総取り」の構造: ストリーミングの収益モデルでは、再生回数が多い楽曲やアーティストが高い収益を上げる傾向が強まり、人気のないアーティストとの収入格差が拡大しています。
なんか勝手に音楽の話にされたけど、まぁ構造は同じようなものなんじゃないかと思いますw
要は消費者と提供者が両方増えると人気の一極集中が起こって、売れるゲームはめちゃくちゃ売れるけど売れないゲームは埋もれるという性質があるってことで良いように思います。
バク売れか、爆死か。
来場者数に甘んじておろそかにすると売れないが、うまく呼び込めればバク売れするかもしれない、ゲームマーケットドリームとでも呼びましょうかw
余談3 顔出し、本名出し、について

ジーピー HITSTER ヒットスター 日本語版 音楽を聴いて遊ぶゲーム、イントロクイズ、いろんな世代で遊べる音楽ゲーム
今までブログとおれという人間は別人格というか、顔出し名前出しなしで完全に切り離されて運用してきました。
今回初めて「おれという人間」が「キリンノックス」だと名乗ったわけで、ブースに実際に本人が立ったわけで、おれに恨みを持ってる人物がいたら(ブログでボードゲームをつまらないと言われた人?)やろうと思えばおれに嫌がらせができるわけですw(石を投げるとかw)
実際、今回の活動を通して、名前や顔を多少晒す必要があり、そこから生じる「リスク」についても少し考えました。
まあでも「顔出しってリスクあるよね」というのはもう4~5年前の話で、今はSNSとかYoutubeとかも本名で活動してる人多いよね。
ネットの人格と本人がリンクするのが自然な時代。時代は変わったな。という感じがあります。
余談4 kirinnoxgamesの今後の展望

が本音なんですけど、実はもう一個「グッズ」のアイデアを温めてましてw
先にこっちを「処理」しないとボードゲーム制作には取りかかれないな・・・気持ち的にw
このアイデアもまた形にするまでデスマーチで半年くらいかかりそうだ・・・
おれはもう一度あれをやれるのか?
なんかもう気力が持たない気がするw
カードスタンドが形になってしまった事でおれの「狂気」ポイントが減って穏やかな気持ちになっちまってるw
もう一度あの狂気をやらなきゃ次の商品は作れねぇ・・・
余談5 一番辛かったのはボードゲームができないこと。

日本語版 ボムバスターズ [Engames][エンゲームス][ボードゲーム][Bomb Busters]
さて、そろそろ大詰めです・・・
ココまで読んでる人いますかっていねーか、はは
そいで、結局、いろいろ苦しくも楽しいゲームマーケットでしたが、一番辛いのは最近ボードゲームできてない事ですねw
ブログに載ってる「最近プレイした記事」は書き溜めておいたものです。
腐ってもボードゲーマー。
やっぱボードゲームができれば大抵の事はどうでも良くなる。
ボードゲームができないという環境は辛いっすね。

ちなみにボードゲームできてないのはゲームマーケットは全然関係なく、生活スタイルの変化が原因ですw
別にゲームマーケットに出展してなくてもできてなかったと思いますw
こんだけ長文でいろいろ書いてきて最後に言うのはやっぱりボードゲーマーとして月並みな言葉になってしまいますが
そういうことです。
・・・Byeノシ








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