どうもこんにちは、インスト勝ちマンのキリンノックスです。
説明しよう!インスト勝ちとは
ボードゲームのルール説明をした人が最終的に勝利すること
であーる。
今回は、私はいつもインスト→プレイするとき「インスト勝ちを目指しているよ」という記事です。
SNSなどで、インスト勝ちについて調べると、もちろん、インスト勝ちしても全く気にしていない人もいましたが
- 「インスト勝ちをしてしまった」
というインスト勝ちに対してネガティブな印象のワードや
- 「インスト勝ちしてしまってすみません」
など謝っているツイートなども見かけられました。
「インスト負け」の方がどちらかというと称賛されているように見受けられました。
しかし、おれはあえて今日表明したいと思います。
「おれはインスト勝ちを狙っている。」と
インスト勝ち狙い
私は、いつも、ボードゲームをインストしてからプレイするとき、マジに勝ちを狙っています。
どのくらい勝ちを狙っているかというと、初心者相手だろうが関係なく、ダブルスコアかますくらいです。
今日は、なぜおれがインスト勝ちを狙っているのか・・・という事を書きたいのですが、そもそもボードゲームって「勝ちを狙う」のは基本ですよねw
一番言いたいのは「ルールを熟知しているプレイヤー」と「ルールを聞いたばかりのプレイヤー」が戦って、ルールを聞いたばかりのプレイヤーが勝ってしまうゲームは浅い(実力介入が少ない)ということです。
というか、「何度もプレイしているプレイヤー」と「ルールを聞いたばかりのプレイヤー」が戦って、ルールを聞いたばかりのプレイヤーが勝ってしまうゲームは浅い(実力介入が少ない)ゲームだと思われることを危惧しているというか・・・
例えば、おれがドミニオンを誰か初見のプレイヤーに教えるとしましょう。
ドミニオンはもちろん奥深いゲームです。
カードとカードのシナジーなど研究のしがいがあります。
そして、おれは全拡張を買い集めているドミ厨です。
ホビージャパン ドミニオン: 略奪 (Dominion: Plunder) 日本語版 (2-4人用 30分 14才以上向け) ボードゲーム拡張セット
そんなおれが、もし、初見のプレイヤーにあっさり負けたら、そのプレイヤーに
と思われるかもしれない。
それは嫌だw
ドミニオンは奥深い(実力介入が高い)
おれはドミニオンの奥深さを証明するためにも、初見のプレイヤーに負けるわけにはいかないのだw(運要素があるので、実際には負ける場合もあります)
初心者相手に手加減しない
インスト勝ち狙いは言い換えると「初心者相手に手加減しない」ということです。
コレは「インスト時」や「相手が初心者のとき」に限った話ではなく、私はボードゲームするとき手を抜きません。
これはポリシーですw
このブログでもたびたび言っていました。
上級者が手を抜くという意見もありますが、私は手を抜いてぬるく勝負してはつまらないと思っております。
実力差に応じたハンデをつけて、お互い本気で指して勝つか負けるかの勝負をしたほうが楽しいよね!っというのが個人的な意見です。
私は、相手が初心者でも手加減しません。
私は、初心者に勝たせてあげる必要はないと思います。
実体験として、ナインタイルで小学生に(大人気なくw)全勝したことがありますが、その小学生はそのあと、一生懸命練習してうまくなっていました。
多分、私が手加減して、負けてあげたらつまらなかったと思います。
ほぼ言いたいことはすでに言っていたw
つまりは「手を抜いたらつまらなくない?」という話です。
手を抜いて相手に勝たせてあげる = 接待プレイというやつですかね。
Oink Games パズルゲーム ナインタイル 2〜4人用 6歳以上
相手が女子供だろうと容赦はしないw
これに関して、「初心者には勝たせてあげて、ボードゲームの楽しさを感じて欲しい」という意見もあることと思います。
実際そのようにプレイしているプレイヤーを何人も目にしたことがあります。
気持ちはわかる・・・ボードゲームって楽しいから・・・しかもやっぱり勝ったときが一番楽しいような気がするから「ボードゲームで勝つ楽しさをこの人に知ってほしい」という気持ちがそういうプレイを生むのでしょうね。
個人のプレイスタイルですから、否定するつもりはありません。
むしろ、ボードゲーム初心者に勝つ楽しさを味あわせてあげて普及に努めてくれている人たちだと思います。
しかし、本当にボードゲームの楽しみは勝ったときにあるのでしょうか。
自分の感覚を思い返してみると「どうやって勝つか考えているとき」が楽しいような気がする。
自分の体験を思い返すと、むしろ、初回プレイであっさり勝ってしまったゲームや、初回プレイでめちゃめちゃうまくいってしまって「もうコレ以上ないな」と思ってしまったゲームはあまり印象に残らなかった。
先程書いたナインタイルの例もそうですが(再掲)
実体験として、ナインタイルで小学生に(大人気なくw)全勝したことがありますが、その小学生はそのあと、一生懸命練習してうまくなっていました。
多分、私が手加減して、負けてあげたらつまらなかったと思います。
なんか、すごいハマってしまう瞬間て負けたときにあるような気がするんですよね。
おれの嫁さんはアグリコラを20連敗くらいしてましたが、それでも楽しそうにアグリコラしてましたし、むしろインスト時におれがあっさり負けてしまったゲームの方がリプレイ欲が低いように見えました。
体験談1 初心者女性に塩を送るゲーマー
あれは、何年も前・・・
おれは世界の七不思議をプレイしていました。
同卓者は「ボードゲーム詳しいおじさん」と「初心者の女性」でした。
世界の七不思議は言わずとしれたドラフトゲームです。
初心者女性が
みたいな発言をしていました。
そこへ、ボードゲーム詳しいおじさん
たしかに、回してあげたい気持ちもわかる・・・・わかるが、おれならカットするw
最終的に初心者女性が勝ち、おっちゃんはキングメーカーになっていました。
まぁ別に誰が勝とうが良いんですw
でもおれならカットする(真顔)
たとえその女性に嫌われてもカットするw
体験談2 容赦ない先輩
あれは・・・10年以上前w
おれのボードゲーム経験もまだ少なく、おれはインストされて初めて「スカル」をプレイしていました。
スカルを初プレイするとどうなるかと言うと「ビッド数を悩む」んですよね。
おれの頭の中には「何枚めくれるか」という考えしかありませんでした。
このときインスト者に、見事におれの前に伏せた花全部めくられました。
あのとき、電撃に打たれましたね。
「このゲーム深い」と。
スカルは自分の前にドクロを伏せてる状態でチェレンジするのは自殺行為なんですよね。
だからこそ「行くか行かないかの選択肢を持っていそうなプレイヤーの前には花がある」という法則が成り立つ。
結局あの回はかなり容赦なくやられましたが、めっちゃシビレたのを覚えています。
もし、あのとき手加減されていたら「スカル面白い」と思わなかったと思う。
だからおれもスカルをインストするときは手加減なしでめくりますw
ゲームは選ぼう。
今書いていて思ったのですが、相手が「すでにどっぷり沼につかったボードゲーマー」なのか「ボードゲーム初めてやる人なのか」で少し議論が変わってくるかもしれません。
私はやはり、相手がどちらであろうと「手を抜かない」派です。
前述のように相手がどちらであっても「ゲームの実力介入性を証明するため」&「負けたときに面白さを感じるかもしれない」からインスト勝ちを狙うというのがおれの流儀ですw
ただ、ゲームは選びたいところw
相手が「どっぷり沼につかったボードゲーマー」であれば、どんなゲームでもインストしたあとにボコボコにしますが、相手が「あまりボードゲームに触れていない」人材の場合は少し配慮が必要と思いますw
ここでいう配慮というのはもちろん「手を抜いて勝たせてあげる」ということではありません。
それは、コチラが手加減しなくても大丈夫なように攻撃感が少ないゲームを選ぶということですw
相手がボードゲーム初心者なのに、ウォーチェストで相手のチップを殲滅したり、スルー・ジ・エイジズで戦争しまくったり、チグリス・ユーフラテスで相手のタイルを吹き飛ばしまくったりするのは手加減しない派のおれも流石に憚れますw
チグリス・ユーフラテス (Euphrates & Tigris) 日本語版 ボードゲーム
ボードゲーム初心者にそんなトラウマを植え付けるのは流石に本意ではないw
そこで、ボードゲーム初心者相手には、手加減しないためにも、勝っても負けても楽しめるゲームや、点数を積み重ねるシステムや、個人ボードの箱庭システムなどの、直接攻撃の少ないゲームを選びたいところです。
具体的にはカルカソンヌとか(負けたとしても点数はしっかり蓄積する)
センチュリーシリーズとか(負けたとしても点数はしっかり蓄積する)
アークライト センチュリー: スパイスロード 完全日本語版 (2-5人用 30-45分 8才以上向け) ボードゲーム
アークライト センチュリー: イースタンワンダーズ 完全日本語版 (2-4人用 30-45分 8才以上向け) ボードゲーム
アグリコラ、カヴェルナ、エバーデールなど(直接攻撃が少ない)
アークライト エバーデール 完全日本語版 (1-4人用 40-80分 13才以上向け) ボードゲーム
を手加減なしでやるのが良さそうですね。
マンマ・ミーアとか、ギャラクシートラッカーとかなら勝ってもは負けても楽しめる気がします。
もしくは、そもそも勝ち負けのない大喜利系のゲームや、協力ゲームをやるというのも良いですが
クラグラ(ClaGla) 私立ゴロ合ワセ大学 ボードゲーム (【セット】たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。 + 私立ゴロ合ワセ大学)
今回のインスト勝ちの主旨と合わないので省略w
また、相手がボードゲーム自体初心者の人ならば運要素が多めのゲームでガチバトルというのも良いかもしれませんw
ラベンスバーガー ストライクASIA ボードゲーム テーブルゲーム ダイスゲーム 27230 3 6272303
ちなみに、もちろん、相手がボードゲーム上級者であれば、そのゲームが初プレイであってもボコしますw
すなわち、今回の主旨なのでしっかり確認しておくと、私は相手がボドゲの手練であれば、相手が初プレイだったとしても、ウォーチェストで相手のチップを殲滅し、スルー・ジ・エイジズで戦争しまくり、チグリス・ユーフラテスで相手のタイルを吹き飛ばしまくったりしますw
このように具体的に書くとかなりエゲツなく感じますねw
ニューゲームズオーダー スルー・ジ・エイジズ 日本語版 37.1 x 25.8 x 7.4 cm 2-4人用
実力介入性(運と実力のバランス)
エポック社(EPOCH) ドラえもん はじめての将棋&九路囲碁DX20
ボードゲームというのは大体「運」要素があり、初心者でも場合によっては熟練プレイヤーを倒せるところが良いところだったりもしますね。
実際私もインスト勝ちを狙っても運などの要素によってインスト負けとなってしまうこともあります。
ドミノ ダブル ドミノセット レクリエーション おもちゃ 子供 大人
しかし、どちらにせよ、インスト勝ちを目指したほうが面白いと思っています。
- 運要素強めのゲーム → そもそも接待プレイの必要がない。
- 運要素弱めのゲーム → 前述の通り、実力介入性を証明するために勝ちを目指す。
やはり、どちらの場合も相手が初プレイだからといって手を抜かない方が面白いと私は思いますね!
接待プレイされるのは、嬉しいか?
さて、ここで立場を逆にして、「自分が勝たせてもらったらどうか」と考えると。
やっぱりあまり嬉しくないですよね・・・
おれがプレイミスしたときも嫁さんがよく
と確認してきますw
もちろん
と言っていますし、したことは1度もありません。
やっぱり自分が接待プレイされてたときは「ボードゲームやってる意味がわからない」くらいに感じてしまいますね。
みんなそうなんじゃないかな?
少なくともおれは接待プレイされても楽しくない。
接待プレイされるくらいならボコして欲しいと思うw
そのため、自分も接待プレイはしない。
ハンデ
さて、「接待プレイはしない」と言いましたが「手を抜く」のと「ハンデをつけて戦う」のは別物だと思います。
まぁ私がハンデをつけるのは将棋くらいですが。
将棋やチェスは経験の差がモロに出ますからね。
手合に差がある場合は適切なハンデをつけてガチバトルした方が面白いと思います。
気をつけなきゃいけないのは、私の経験上、初心者は思った以上に弱いということですw
経験上、上級者側の気持ちで「ちょうど良い」レベルのハンデで戦うと大体勝ってしまいますw
体感ですが、最初につけるべきハンデは、上級者側が「どう考えても勝てない、絶対勝てない。」と思うレベルが良いと思いますw
それで初心者が勝てば次回ハンデを落とせば良いですし、上級者の方が勝ってしまったらハンデが足りなかったということです。
せっかくハンデをつけてやるのにハンデが中途半端で上級者側が結構勝ってしまったら意味ないような気もしますのでハンデは多めにしたいところです。(体感では、多めがちょうど良いくらいになりますw)
ファンデッカー ≠ 接待プレイ
遊戯王/第2期/6弾/Labyrinth of Nightmare -悪夢の迷宮-/LN-37 ウィジャ盤【ウルトラレア】
さて、いつも通りだんだん脱線してきましたw
どんどん言いたいことがまとまらなくなってくるのでこの項目で終わりますw
もはや「インスト勝ち」とは関係なく、どちらかというと↓記事の内容に近いのですが
私は手を抜かないけどファンデッカーではあるんですよねw
説明しよう!ファンデッカーとは
強さや勝敗よりも、プレイヤーの趣味や遊び心を重視して組まれたデッキのこと。 ファンデッキを愛用するプレイヤーは「ファンデッカー」と呼ばれる。
であーるw
つまり「勝負では手は抜かない」というポリシーはそうなんですが、いつも「考えうる中で最強の戦略を必ず選択する」というわけではないということです。
ボードゲームってやっぱり「遊び」ですから、いろいろやって楽しみたいわけです。
居飛車が強いと感じていながらも、振り飛車をやってみたかったりするわけです。
攻める振り飛車 三間飛車トマホーク (マイナビ将棋BOOKS)
弱いカードでも好きなカードであれば選択して使いたいわけですw
マジック:ザ・ギャザリング アナボルバー/Anavolver (レア) / アポカリプス / シングルカード APC-075-R
ときには「勝つ」という目標の手より、「自分のやりたいことをやる」みたいな手を優先することもあります。
それは、やっぱり手を抜くとは違うかなーっと思いました。
自分的に確かに、相手がガチ勢のときより、相手が初心者のときの方が「弱いけど楽しい戦略」を選択しがちかもしれませんが、それは「わざと勝ちをゆずってあげている」わけではないなと感じたわけです。
・・・
言いたいことがまとまりませんが、そういうことですw(?)
まとめ
全然まとまってないのにまとまってることにして終わるのがこのブログなのでよろしくお願いしますw
まとめ。
- おれはインスト勝ちを狙っている!(宣言)
- 接待プレイをする必要はないのではないか。
- 理由1:ボードゲームは負けても(むしろ負けたほうが)面白さを感じる瞬間があるから。
- 理由2:自分が接待プレイされても全然嬉しくない。
- 運ゲーでもアブストラクトでも手加減無しだ!
- でもゲーマー相手でなければ攻撃感の少ないゲームを選ぼう。
- 相手が「自他ともに認めるゲーマー」であればこの限りではない。(ボコす!)
- ハンデをつけるのは接待プレイとは違う。
- ハンデは体感で多めにつけたいところ。
- 弱いけど面白い戦略を選択する(ファンデッキ)のも接待プレイとは違う。
なんだこのまとまりの悪さw
結局何が言いたいかわからんよね。
結局何が言いたいかって言うと
以上です。
コメント
非常に面白い視点!
目から鱗でした。
私のパートナーは負けることは気にしないのですが、ゲーム終了トリガーをはやめに引かれることを蛇蝎の如く嫌っています。
だから私は、早くトリガーが引けて勝てる状況でも先延ばしにしてます。(結局勝ちはします)
キリンノックスさんならどうしますか?
冬鹿さんこんにちは!
このような自己満の記事をお読み頂きありがとうございます\(^o^)/
そうですねー、たしかに自分が「次のラウンドやりたいことあるのに!」っていうときに終了トリガー引かれるのは悔しいですよねw
しかし、おれなら、トリガー引けて勝てるなら、間違いなく引きますねw
というか、なんか終了トリガーを引くのが好きなので負けても引いちゃうときありますねw(←これに関してはマナー違反になる場合もあるかもしれないw)
キングメーカーの記事にも書きましたが結構好きなようにプレイしたいので、終了トリガー引くのが好き=引いちゃいますねw
個人的には「勝ちが終了トリガー」だったり「終了トリガー引いた人に点数が入るゲーム」が好きですw(引くのが好きだからw)
ゲームによっては終了トリガーが引かれるタイミングが実に微妙で「このラウンドで終わるならコレやりたいけど、次ラウンドがあるならコレやりたいなー」みたいなジレンマを試される場合もありますねw
そういうゲームは終了トリガーを引くか引かないかは戦略に委ねられるような気がします。
例えばテラフォーマーズとかで、もうほぼ勝ち負け決まってるのに酸素1%足りないので次ラウンドとかは間延び感がすごくてあんまり好きじゃないかもw
むしろ冬鹿さんのパートナーさんがどのゲームでなぜ終了トリガーを引かれるのが嫌なのか気になりますねw(自分で引きたいから?w)
「やろうと思ってたことができない!」から嫌いみたいです。特にアークノヴァでは顕著ですね。この動物出したかったのに!みたいな。
逆に、やりたいことできたら負けても満足してます。
そう考えると、ウイングスパンやエバーデールはよくできてるなーと思います。ウイングスパンはあと何回出番があるか明確だから納得できるし、エバーデールもいつ終わるかは自分次第だし。
テラフォの間延び感はめっちゃ分かります! あと、ゲーム終了トリガー引くとメリットがあると、ゲームが間延びしにくくて良いですよね。
なーるほどアーク・ノヴァかぁ。たしかにアーク・ノヴァは個人で箱庭やってるのにいきなり終了を切られる理不尽ありますねw
まぁでも得点取ると切られるシステムだから仕方ないようなw
確かにエバデやらアグリコラなんかはやりたいことを最後までできて納得感。
テラフォまじあれはなんとかして欲しいw