今回は SYCTHE -大鎌戦役- を紹介します!
プレイ人数2~5人(拡張7人)
ルール紹介
メインボード
でかすぎw
このボード上で、エリアと資源をたくさん得ると勝利に近づきます。
個人ボード
この個人ボードが、4つのアクションとなっていて、1手番に1アクションを選択して進行していきます。
2回連続で同じアクションをすることはできません。
アクションは上の効果と下の効果があります。
アクションの選択肢(上)
- 増強
- 生産
- 移動
- 交易
1.増強
1コインを支払って、戦力を上げるか、戦闘カードを獲得します。
戦力
戦闘カード
2.生産
メインボード上のマスを選び
そこにいる労働者の数だけ、生産される資源をメインボード上に生産します。
3.移動
メインボードのキャラクター、メック、労働者のどれかを移動できます。
- 基本は隣のマスに1歩移動できる。
- 基本は川は超える事ができない。
- 資源は何個でも持って移動できる。
- メックは労働者を何人でも運べる。
(メックのみ、労働者を輸送できる(何人でも))
移動して、自分のメック or キャラ が 相手の労働者 がいるマスに入ると、相手の労働者は相手の本拠地に帰る。(労働者を追い返した数だけ民心が下がる。)
移動して、自分のメック or キャラ が 相手のメック or キャラ のいるマスに入ると戦闘(後述)
労働者は、単体では相手のコマがいるマスには入れない。
トンネルからトンネルへは1歩で移動できる。(隣接として扱う)
4.交易
1コインを支払い
- 好きな資源2つを得て、メインボードの労働者がいるマスに置く
- 民心を上げる
どちらかを選びます。
資源は1個ずつでもOK
民心ゲージ(後述)
ココまでがアクションの上側です。
アクション(下)
アクション(上)を行った後、同じ箇所の下のアクションを行うこともできます。
- 改良
- メック展開
- 建築
- 徴兵
1.改良
オイルを支払い、個人ボード上にあるキューブを移動することができます。
アクション(上)にあるキューブをどかすことで、アクション(上)の効果がアップします。
そのキューブをアクション(下)のコストに移動することで、アクション(下)の支払いコストが下がります。
2.メック展開
金属を支払い、メック(ロボットみたいなコマ)をメインボードの労働者のいるマスに配置することができます。
メックを配置すると、あいたマスの効果を使用できるようになります。
メックとキャラが川を越えたりできるようになる。
3.建築
木材を支払い、建物をメインボードの労働者があるマスに建設することができます。
建築すると
- アクション(上)の効果がアップ
- 建築物でもエリアを支配できる(相手のコマが入ってこなければ)
- ボーナス点を得られる。(後述)
- トンネルは、メインボード上で建設したトンネルとトンネルマスが隣接しているものとして1歩で移動できる。
4.徴兵
食料を支払うことで、アクション(下)の円柱コマのどれかを抜くことができます。
アクション(下)の円柱コマをどかすことで、アクション(下)を行ったときの効果が追加されます。
さらに、この効果は左右のプレイヤーが同じ種類のアクション(下)を行ったときにも得ることができます。(画像だと戦闘カードを1枚引ける)
さらに、2戦力、2コイン、2民心、2戦闘カードのどれかを得ることができます。
得点方法
得点はゲーム終了時にすべて計算します。
- 星章ミッション達成数
- メインボードの支配エリア数
- 管理している資源数
- 残ったコイン
- ボーナス
そして、このうちの
- 星章ミッション達成数
- メインボードの支配エリア数
- 管理している資源数
が1つにつき(資源は2つにつき)、何点になるかというレートが民心(♡)の高さによって決まります。
ハートの位置によって
- 星章5点、エリア4点、資源3点
- 星章4点、エリア3点、資源2点
- 星章3点、エリア2点、資源1点
という3段階のレートが決まる。
1.星章ミッション達成数
ゲーム中にミッションを達成すると勝利トラックに☆(星章)を置く事ができます。
改良6回、メック展開4回、建築4回、徴兵4回、労働者8個配置、ミッションカードクリア、戦闘に勝利、戦闘に勝利、民心を18まで上げる、戦力を16まで上げる
ちなみに、誰かが☆を6個置くというのがゲーム終了条件にもなっています。
2.メインボードの支配エリア数
メインボードに自分のコマがあるマスは支配しているマスです。
建物も、他の人に侵略されていなければ、支配エリアにカウントされます。
3.管理している資源数
自分が支配しているマスにある資源の数によって得点が入ります。
4.コイン
使わずに残ったコインも点数になります。
5.ボーナス
ゲームを始める前にボーナスタイルをめくります。
そのボーナスタイルに応じた得点が入ります。
(画像はトンネルに建築物を建てた数)
戦闘に関して
自分のメックorキャラクターが相手のメックorキャラクターと同じマスに移動すると戦闘になります。
戦闘ダイヤルに使用する戦力を合わせて、使用する戦闘カードを挟む。(相手に見えないように)
っで、相手と同時に公開して、勝った方がそのエリアにとどまる事ができます。(同値の場合は移動して入って来た方が勝ち)
戦力は使った分だけ下がる。
戦闘カードは戦闘しているマスにある自分のメック or キャラ の数だけ使用可能。
戦闘に勝つと
- 戦闘勝利の星章を置く。
- 追い返した相手の労働者の数だけ民心が下がる。
戦闘に負けると
- 戦闘マスにある自分のコマは全部本拠地に戻される。
- 戦闘カードが1枚貰える(使用戦力が0だと貰えない)
遭遇マスについて
マップ上には遭遇マスというのがあって
キャラクターがそのマスに入ると
遭遇カードを引くことができます。
効果のうちから1個選べる。
ファクトリーマス
マップの真ん中のマス(ファクトリー)にキャラクターが入ると、追加で5つ目のアクションを使えるようになるファクトリーカードを選んでもらう事ができます。
追加アクション↓
さらにファクトリーを支配していると最後の得点計算で、3マス分になる。
以上。
レビュー
総合 | ☆☆☆☆☆ |
雰囲気 | ☆☆☆☆☆ |
盛り上がり | ☆☆ |
論理性 | ☆☆☆☆ |
飽きない度 | ☆☆☆☆ |
重さ | ☆☆☆☆ |
総合評価☆☆☆☆☆
面白過ぎ。
ボードとか雰囲気見ると、ガチな戦争ゲームかと思うけど、実際のプレイ感は、結構のほほんとした、資源生産ゲームw
牧歌的。でもたまに戦闘あり、みたいなw
相手との駆け引きよりも、上手く資源を使ってやりくりするのが面白い。
だけど、やっぱり、メインボードの覇権争いは大事だから、絡み(戦闘)も濃い。
2人でいつもやってるけど、2人でも面白いわ。
人数増えれば増えるほど、重い。
雰囲気☆☆☆☆☆
コマがヤバイでしょ。
かなり中二心をくすぐられます。
ボードとか、カードの世界観の統一感もヤバイ。
なんか、設定資料集とかあるらしいwすごいw
盛り上がり☆☆
戦闘も、冷戦みたいな空気。
牽制のし合いみたいな戦いが多く、じっくりやるゲームです。
論理性☆☆☆☆
拡大再生産。
だんだん得られる資源が多くなって行く快感。
でも、やりたいことが全部できない、ジレンマ、もどかしさ。
資源やりくりするのが楽しい。
飽きない度☆☆☆☆
拡張入れてキャラ7種もある。
それぞれ、全然能力違うけど、どいつも個性があって、勝てるときは勝てる。
全部やりたくなる。
嫁と100回くらいやったと思う。
更には、飛行船の拡張、ボードの拡張やら出まくってる。
重さ☆☆☆☆
ルールがムズい!
ルールブック読むのがしんどすぎるw
相当ボードゲーム好きじゃないと、ルールブック読むのに疲れちゃうねw
インストだけで結構時間とられる。
頑張って要約してこの記事書いてるので是非ご活用くださいw
とても初心者に進められた代物ではないけども
しかし、慣れてくると、2人で30~40分くらいでできます。
慣れてくると、体感的には軽い。
評価まとめ
おもしろ過ぎる。
ボドゲファンなら一度はやってほしい。
オススメのアイテム
コインは公式の金属トークンも出ていますが
私はコチラがオススメです!
1枚1コインの方が圧倒的に使いやすい。
そして雰囲気も壊さない。最高。
嫁はポーカーチップが扱いやすい。と言っています。
プレイアビリティ重視ですね。
リアルトークンもあると雰囲気更にアップ。(木製は木製で味があって良いけど)
あと、ボードをさらにでかくするやつがあるけど、置けるだけの机がないw
めっちゃ欲しいけどw
得点計算に使えるアプリ
民心を1~3(段階)として、得点を
民心*リソース+(民心+1)*エリア+(民心+2)*星章+コイン
っと組んで置くと、一発で計算してくれますよw
SYCTHEが好きな人にオススメのゲーム
スルー・ジ・エイジズが雰囲気がかなり似てるw
戦力とか、戦争とかあるし。
重いしw
オススメです。
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