こんち!ボドゲ大好きキリンノックスです。
先日、私がボドゲが好きな理由を延々と語りました。(ヲタクっぽいなー)
今回は前回の対になる記事のつもりで書いています。
ずばり、「ボードゲームをしたくない」という人は、なぜボードゲームをしたくないのか!というところに切り込み隊長。
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私はちっさい頃からゲーマーで、ボードゲームが好きな理由を5000文字で語ってしまうヲタクなので、「ボードゲームが好きじゃない、やりたくない、嫌い、つまらん。」という人の心理を考察するのは困難を極めます。
そう、それでボードゲームをしたくない人の心理ですが、実は、ボードゲームの誘いを断られたさいにインタビューしたので、それをもとに今回は書いていきたいと思います。
ちなみにインタビューのサンプル数2(しかも高齢)なので、全然あてにならないかもしれないですw
Case1.父親
将棋駒 本黄楊 特上彫 越山作 (菱湖) ※桐駒箱、駒袋付 (駒袋G)
人物
- 私の父親(62)
- ボードゲームに誘うと「おれはいいや」と断られる。
- 父親とのボードゲーム経験は詠み人知らずを2回ほどプレイ。そのときはかなり楽しんでいました。
- ボードゲーム詠み人知らず 便利箱
- 私が小さい頃に将棋を教えてくれたり、オセロくらいはできるので、ボードゲームに対しては完全に触れていないわけではない。
- 親子仲はかなり良好。(ジョークとかもしょっちゅう言うような仲です)
インタビュー1
おれ「興味で聞くんだけど、おれがもし『ボードゲームやろう』って言ったら断るじゃん?」
父親「そうだね」
おれ「なんで?」
父親「難しそうだから」
なるほど、ボードゲームは難しそうというイメージがあるようです。
まぁいつも私と嫁で重ゲーを繰り広げてるからそういうイメージがあるのかもしれませんねw
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インタビュー2
おれ「じゃぁ『将棋やろう』と言ったら?将棋ならできるでしょ。」
父親「いいや。勝負にならないから」
たしかに、ボードゲームには大体の場合勝ち負けが存在します。
前回書いた内容的には、その「勝ちを目指す行為」が面白いと書きましたが、年齢差があったり、経験や能力差によって明らかに「勝てない」ボードゲームは試して見る気にならないのかもしれませんね。
まぁ確かにその気持はわかります・・・
特に将棋みたいなアブストラクトでは力の差が圧倒的に出て強い人には勝てません。
やる前からやる気が削がれるのもわかります。
インタビュー3
おれ「じゃぁ。ハンデをつけるか・・・または勝ち負けがないボードゲーム(楽しむだけのゲーム)もあるけど、どう?」
父親「うーん・・・やらないなぁ・・・」
おれ「それはなぜ?」
そう。ここが1番聞きたかったところです。
「難しそうだから」 → わかる。ボードゲームは面倒くさすぎる。特に重ゲーなんてルール把握の時点で結構しんどいのでモチベーションがないとキツイ。
「勝てそうもないから」 → わかる。ボードゲーム長くやってる人と対戦して、毎回ボコボコにされてたらそりゃやる気もなくなるだろうということは容易に想像できる。
おれだって毎回負けてたらやる気が失せてくるかもしれないw
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しかし、ボードゲームには、簡単なものもあるし、勝ち負けだけでなく、ただ楽しむだけのものも存在する。
そういうボードゲームを知らないから、「ボードゲームはやりたくない」と思っているだけなのでは?と思った。しかし・・・
おれ「それはなぜ?」
父親「うーん。興味ないから。」
そう。興味ないのである!
好きの反対は無関心!
前回の記事の結論で私は「闘争本能、知的好奇心、ギャンブル、コミュニケーション、ミニチュア、シミュレーション」が好きだからボードゲームが好きと書きました。
私は「闘争本能、知的好奇心、ギャンブル、コミュニケーション、ミニチュア、シミュレーション」の部分に本能的に魅力を感じているからボードゲームが好きなんですが、興味ない人にとっては、「全部興味ない」のです。
父親がボードゲームの存在を知らないということではありません。なぜなら、毎日おれがボードゲームのコマを愛でている姿を見ているからですw
クランズ・オブ・カレドニア 日本語版(Clans of Caledonia)/Karma Games・テンデイズゲームズ/Juma Al-JouJou
「おれがボードゲームが好きな理由」が本能ならば「ボードゲームに全然興味ない人の理由」も本能だと思います。
それが、本能ならば、そこを変えるのは難しい。
本能的にボードゲームが好きな人がいればサッカーが好きな人もいるし、ジャグリングが好きな人もいるし、カバディが好きな人もいるし、習字が好きな人もいるし、楽器が好きな人もいるし、料理が好きな人もいる。
それは趣味嗜好の個人差なのだぁ。
というわけで・・・
Q「なぜボードゲームをしたくないのか」
A「興味ないから」
コレが今回の記事の結論(その1)である。
Case2.母親
人物
- 私の母親(60)
- たまにボードゲームしてくれるので「ボードゲームしたくない人」には当てはまらないかもしれませんが、それでも、誘っても5回中4回くらいは断られる。
- 以前「カタン、チケット・トゥ・ライド、インフェルノ、コードネーム、バッティング、ディクシット」などのゲームを楽しそうに遊んでくれた。
バッティング(Xing)/リゴレ/篠原良英- しかし、正体隠匿系やおばけキャッチ、ジャングルスピードなどのスピード系、少し複雑なゲームは嫌厭する傾向あり。
まぁ年齢も還暦ですので、スピード系や複雑なものは「私にはちょっと無理」と断られます。
なので、最近は(母が好きな)インフェルノとか、コードネームとかのゲームに誘ったりするのですが、それでも断られることが多いです。
それはなぜかインタビューしました。
ホビージャパン コードネーム 日本語版 (2-8人用 15分 14才以上向け) ボードゲーム
インタビュー
おれ「ボドゲしない?」
母親「いいやー」
おれ「それはなぜ?」
母親「忙しいから」
忙しいから!
コレも一つの答えだと思います。
特に今回母親のケースでは、ボードゲーム自体は嫌いではなく、むしろ結構乗り気で興味も持ってくれています。
それでも断る理由。
それは「忙しい」=「他にやりたいことがある」=「ボードゲームよりもやりたいこと(やらなければいけないこと)がある」からなのです!
まぁボードゲームは娯楽ですからね。やらなくても全然問題のない行為ですからもともと優先順位的には低くなりますよね。
Q「なぜボードゲームをしたくないのか」
A「忙しいから」
コレが今回の記事の結論(その2)である。
ちなみに、うちの母は健康器具とか健康食品、美容品とかが大好きです。
なので、ボードゲームやってるより、新しい健康食品を試したり、美容に時間をかけたりしたいみたいです。
うん。なんも言えない。
ボードゲームよりそっちの方が好きなんだもんね。
健康に長生きしてくださいね。
まとめ
ボードゲームをしたくない人の心理は・・・
1.「興味ないから」
2.「他にやりたいことがあるから」
サンプル数2なのでなんとも言えませんが、私的にはなかなか興味深く、しかもかなりしっくりくる回答でした。
1.の「興味ないから」に関しては、「難しそう」とか「勝てなさそう」というのは言い訳に過ぎず、本音は「興味ないから」でした。
おれがボードゲームかなり好きなので、いきなり「興味ない」と突っぱねるのは冷たいという優しさから「難しそう」とか「勝てなさそう」という理由を探して言ってくれていたのでしょうね。
なので、やんわり理由をつけて誘いを断られる場合の本音は「興味ない」の可能性もあります。
2.の「他にやりたいことがあるから」に関しては、おれの母は決してボードゲームの楽しさを知らないというわけではないというところがポイントです。
前回記事に書きましたが、母のボードゲーム遊んだあとの感想が
「なんか疲れてたけど、楽しくて疲れ吹っ飛んだわ!」
でした。
結構楽しんでくれていたので、ボードゲームはつまらないとは思っていないと思います。
しかし、たとえボードゲームはつまらない(興味ない)とは思っていなくても、他にもっと興味深いことがあれば、ボードゲームをやらない理由になりうるということです。
おまけ1 ボードゲームしたくない人をボードゲームに誘うには。
私の結論としては、ずばり、「あまりしつこく誘わない方が良い。」と思います。
ボードゲームはめっちゃ楽しいので、普及したい気持ちもわかりますが、「ボードゲームをしたくない人はボードゲームの楽しさを知らないだけだ」という過信はよくありません。
いくらボードゲームの相手がいないからと言っても押し売りはよくありませんw
その人は・・・「興味がない」かもしれません。「他にやりたいことがある」かもしれません。
ではどうすれば良いかというと、ボードゲームしたい人を探した方が手っ取り早いと思いますw
昨今ボードゲームブームですので、ボードゲーム楽しそうと思っている人(またはすでに沼の中にいる人w)を探して誘いましょうw
コチラが私の結論です。
具体的にはコチラの記事をどうぞ!
おまけ2 サンプル3
アークライト サイズ 大鎌戦役 完全日本語版 (1-5人用 115分 14才以上向け) ボードゲーム
サンプルがもうひとりいました。
私ですw
以前知り合いにボードゲームに誘われて断ったことがあります。
知り合い「今からボードゲームしない?」
おれ「ごめん。忙しいから・・・」
これは本当に忙しかったのもありますが、実は本音は・・・
A「嫁と重ゲーやってた方が楽しい。」
その知り合いとはそれほど仲良くもなく、気が合うというわけでもなかったので、移動するのもめんどくさいし、嫁と家で遊んでる方が楽しいんですよね・・・
まぁオブラートに包まずに言ってしまうと
Q「なぜボードゲームをしたくないのか」
A「おまえとはしたくない」
まぁそこまでひどい感情はありませんが(ただ 嫁 > 知り合い だっただけで・・・)
ボードゲームを誘って断られる場合、上述の「興味ない」「他にやりたいことがある」以外にこの「おまえとは遊びたくない」もあることを考慮しておいた方が良いなと思いました。
面と向かって「いや、お前とは遊びたくないわ」という人はほとんどいないと思いますので、実は隠れた本音がある可能性も・・・(相手がボードゲーム大好きだった場合はなおさら)
・・・
もしかして、おれは今、知らなくても良かったことを掘り起こしているのではないか?
パンドラの箱は閉じておこう。(時すでに遅し)
というわけで今回はこのへんで・・・
次回「ボードゲームの相手がいない悲しさとボードゲームに付き合ってもらう虚しさとボードゲームの相手がいる幸せ。」
明日更新。(多分)
コメント
興味深いですね。自分の場合、ボードゲームやる理由を大雑把に言うと『勝負がしたい』か『コミュニケーションがしたい』のどっちかかな。何となくですが、男性には前者の傾向が強く、女性には後者の傾向が強い気がします。無論、個人差や場面によって異なるとは思いますが。
恐らく昔々の時代は男は家庭の外で得た成果を持ち帰る手腕、すなわち勝負に強いことが求められ、女は家庭の中でコミュニケーションを密にとって子供を守ることが求められたから、それが本能的に残っているんではないかなーという気がします。
そんで、その2つをボードゲーム以外の形で満たせているとしたら、そんなにボードゲームをやりたいと思わないのかな。あー、上手く言えないけど年齢によって本能が求めるものが変化していくことも関係してくる気がするなあ。
若い人が好むゲームとも、年寄が好むゲームが違うのもそのせいなのかな。
アルカナさんどうも!めちゃくちゃわかります。同意すぎて書くことがないですw
なるほどなぁ、と読ませて頂きました。
確かに、昔はうちの嫁もボードゲームまったくしなかったですが、パッチワークを誘った時に、可愛らしいねって興味を持ってもらい、今はボドゲ好き。
いかに相手の興味を引くボドゲを用意出来るかですね!
ヌースさんどうも!
ボードゲームの楽しさを知らないという可能性もありますので、布教できる可能性もありますよね。
私もちょくちょく布教に成功することもあるし、「興味ない」とつっぱねられるときもありますw
ボードゲームやりたくない派の意見を書きます。ちなみに男性です。
理由は父親の意見にもありましたが、勝てないからです。しかもボードゲームをやろうと誘う人って大抵は自分より弱い人を誘って勝って優越感を味わいたいだけに見える。ハンデをつけると言ってもギリギリ自分が勝てそうなくらいのハンデをつけるのでもっと面白くない。こちらがボコボコに出来るくらいのハンデつけてくれるなら何回でもやってやるわって感じです笑
そして負けた時にこのハンデ大き過ぎない?とか言わない事を約束するならやりたいですかね。
通りすがりさん コメントありがとうございます!
やりたくない側の意見は特に参考になります。
なるほどー「ハンデをつけるから」というのも、やはり、パワーバランスの上下関係が逆転している訳ではないですもんね。
確かにおっしゃる通りです。
ハンデをつけて上手い人が負けても
「まぁハンデがあるしね」
弱い側の人が負けたら
「ハンデつけてるのに勝てるおれツエー」
っというふな気持ちで誘って遊んでいるようではすぐに断られるようになってしまいまいそうですね。
さらには、ギリギリ自分が勝てるくらいのハンデも確かに心当たりがあります。
これは上級者が思っている初心者の強さと、初心者の実際の強さのズレ。
そして、上級者の無意識下での「勝ちたい」という欲求がそういうハンデに導くのではないかと予想しました。
誘っておいて「勝ちたい」なんて、コイツをゲームに誘ってボコしたいという気持ちが垣間見えてたしかに嫌ですよね。
倒されるために誘われるなんて、誘われる側からしたら最悪ですね。
「ハンデをつければパワーバランスの釣り合いが取れる」という部分に潜む罠を認識することができました。
ありがとうございました。
通りすがり失礼します。
同僚は 仕事中でもないのに”仕事みたい”なゲームはやりたくない
と、ゲームの種類に拠るという
1つの意見をくれました。
そういう人たちには、余りロジカル過ぎるゲームは好まれないのかもしれませんね。
そこまで人に言われないと分からないのは頭が良くないと思う
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