今回は ウォーチェスト 拡張:Siege(攻城戦) を紹介します!
アルデラック・エンターテイメント・グループ (AEG) 戦争胸部:包囲
プレイ人数2、4人
ルール紹介
ウォーチェスト攻城戦はウォーチェストの拡張です。
追加される要素は
- 城塞コイン
- 新ユニット(4種)
の2つです。
城塞コイン
ゲーム準備のときに城塞マップカードをランダムに1枚引きます。
カードに書いてある位置に城塞コインを置いた状態でゲームスタートです。
城塞コインの性質
城塞コインは拠点に置かれているのですが
自分のユニットは自分が占拠している拠点にある城塞、または、どちらも占拠していない拠点にある城塞の上には移動することができます。
相手が占拠している拠点の城塞には入ることができません。
しかし、普通のユニットを攻撃するように城塞コインを攻撃することができます。
相手のユニットが城塞コインと同じマスにあるとき、まず城塞コインを攻撃しないといけません。
城塞コインのルールとしては以上です。
新ユニット
お待ちかね新ユニット!
新しいユニットはすべてシージタクティック(攻城戦術)という能力を持っています。
シージタクティクスは普通の戦術とほぼ同じですが、そのユニットが強化されているときにしか使えません。
シージタワー
シージタクティック:2回攻撃する。
展開したときに、サプライから1回強化しても良い。
サッパー
シージタクティック:移動したあとに要塞コインに攻撃する。
要塞コインがない拠点に移動した時、サプライから要塞コインを置くことができます。
ウォーワゴン
シージタクティック:隣接する味方ユニットを動かして、空いたマスに自分が移動する。
隣接ユニットが攻撃されたとき、代わりにウォーワゴンからコインを取り除くことができる。
トレビュシェット
シージタクティック:直線2マス or 3マス先のユニットに攻撃する。(間に他のユニットがあっても可)
タクティックのみで攻撃できる。(通常攻撃不可)
ルール紹介は以上です!
レビュー
総合 | ☆☆☆☆☆ |
コンポーネント | ☆☆☆☆ |
盛り上がり | ☆☆ |
論理性 | ☆☆☆☆ |
飽きない度 | ☆☆☆☆ |
重さ | ☆☆ |
総合☆☆☆☆☆
いやー面白いね!
もともとウォーチェストがめっちゃ好きなんですが、拡張としても良い拡張でした。
要塞4箇所で、基本セットから感覚が変わってきます。
基本的には城を2個ずつ取って戦うような戦いになる。
城にいる相手ユニットはまず城から攻撃しないといけないので、どう攻め落とすかみたいな戦略が必要になってくる。
ユニット4種もトリッキーで全部良い!
シージタワー → 強化状態で出てきてしかも2回攻撃という凶悪さw
サッパー → 要塞剥がしに一役買うし、自分は要塞を建築できるという強さ!
ウォーワゴン → 味方を突撃させて、しかもその味方が不死身化するという戦車w
トレビュシェット → 驚異の3マス射程w
どれも一見強すぎるように見えるのですが、全部シージタクティックゆえに剥がされると使えなくなるのでバランスがとれているように感じます。
ワクワクするような面白い能力ばかり!
何より、既存のユニットと合わせると4種追加されるだけで組み合わせが死ぬほど増えるというところが最高過ぎる!
コンポーネント・雰囲気☆☆☆☆
相変わらずの上質コインです。
ウォーチェストはこの記号感がたまりませんね。
盛り上がり☆☆
じっくり考える系。
論理性☆☆☆☆
タイルの引き運、ユニットのドラフト運?あります。
こういう固有能力系のゲームは多少のアンバランス(強いユニットと弱いユニット)があるのは仕方ないかもしれませんが、どのユニットも個性的で全然気になりません!
もちろん、戦略も勝ちに大きく関わってきます。
対妻の勝率が非常に高いので、実力が出るゲームでしょう。
飽きない度☆☆☆☆
基本、貴族と合わせてユニット数24種!
組み合わせ数半端ねぇ。
重さ☆☆
結構サクサク系です。
評価まとめ
コレは良拡張だ。
ウォーチェスト 拡張:攻城戦が好きな人にオススメのゲーム
2人プレイ、読み合い&サクサク感的にはローズキング。
じわじわ展開する戦い。攻撃の仕掛けの感覚はチグリス・ユーフラテスに似てます。
バックビルディング要素はかなりオルレアンに似てます。(いらないユニットを展開したりするところとか)
ユニットごとの固有能力や、1手1手の攻防的にはロード・オブ・ザ・リング対決。似てるかと言われるとわからないけどおすすめですw
ウォーチェストについて語ろうぜ
ウォーチェストについて語る記事を書きましたw

コメント