今回は ドミノ(ドロー) を紹介します!
プレイ人数2~4人
ルール紹介
ドミノはローカルルールによる細かい違いが多いので、私が採用しているルールを赤字で書いて、他のローカルルールは最後に紹介したいと思います。
ではルール紹介です。
使用する牌
ダブル6(28枚)を使用します。
ドミノを配る
各プレイヤーにドミノを7枚配ります。(4人時は5枚)
配られなかったドミノは裏向きのまま置いておきます。(ボーンヤードと呼びます)
ゲーム進行
ダブル6を持っているプレイヤーがスタートプレイヤーで、そのダブル6を出します。(ダブル6を持っているプレイヤーがいなければダブル5、それもいなければダブル4・・・と続きます)
次のプレイヤーは場の列に自分の手札から1枚、同じ数字を持つ牌をつなぎます。
ドミノの列は左右に伸びていき、その一番端のドミノにだけつなぐことができます。
上の画像であれば左の3か右の4につなぐことができます。
ダブル牌だけは縦向きに置きます。
こんな感じにつなげていきます。
机の広さが足りなくなったら、曲げて置くことができます。(ルール上は直線と同じ扱いです)
出せる牌がない場合はボーンヤード(残った牌)から1枚引きます。
その牌が出せるならすぐに出します
出せないなら出せる牌を引くまで引き続けます。
ボーンヤードが残り2枚(3,4人プレイ時は1枚)になったら引くことはできなくなり、以降は出せないプレイヤーはパスします。
コレを繰り返していき、誰かが牌をすべて出し切るか、すべてのプレイヤーが連続してパスすると1ラウンドが終了します。
得点計算
誰かが手札を出し切った場合は、他のプレイヤーの手札に残ったドミノの目の数の合計が上がった人の得点になります。(他の人は0点)
上画像は12点。
連続パスによって終わった場合(ブロックドと言います)は、手札に残った目の数が少ない人が勝者になります。
勝った人の手札は無視して、他の人の手札の目の合計が勝者の得点になります。
上画像は、手前が勝ちで14点です。
次のラウンド
同様にして次のラウンドを開始します。
2ラウンド以降は、前ラウンドの勝者が最後になるようにスタートプレイヤーが決まります。
スタートプレイヤーの人は手札から好きな牌を場に出すことができます。
ゲーム終了
誰かの得点が100点以上になったら終了。
ルール補足
手札に出せる牌があるならば、ドローやパスはできず、出さなければいけません。
ローカルルールについて
使用牌について
- 【採用】ダブル6の牌を使う。
- ダブル9の牌を使う。
調べたところ、ダブル9でもできるらしいです。
ダブル6を使うのが一般的でした。
でもダブル9でやったらどうなるんだろう!面白そう。
配る枚数について
- 【採用】2 / 3 / 4 人 → 7 / 7 / 5 枚配る。
- 2 / 3 / 4 人 → 7 / 6 / 5 枚配る。
- 2 / 3 / 4 人 → 7 / 5 / 5 枚配る。
初期手札の枚数についてもいろいろありましたが、2人は7枚、4人は5枚はほぼ共通。
3人プレイ時は7枚、6枚、5枚どれでも良いようです。
多いほうが選択肢が増えて面白いと思ったので7枚を採用。
スタートプレイヤーの決め方について
- 【採用】1ラウンドは6ダブルを持っている人(いなければ5ダブル、4ダブル・・・)がその6ダブルを出し、2ラウンド以降は前ラウンドの勝者が最後になるようにスタートプレイヤーを決め、スタートプレイヤーは好きな牌でスタートできる。
- 毎ラウンド、6ダブルを持っている人(いなければ5ダブル、4ダブル・・・)がその6ダブルを出す。
- 毎ラウンド、6ダブルを持っている人(いなければ5ダブル、4ダブル・・・)がスタートプレイヤーで、好きな牌からスタートできる。
- ラウンドを開始する前に、1枚ずつ牌を引き、目の合計が多かった人がスタートプレイヤーとなる。(混ぜなおす)
- 前ラウンドの勝者が次ラウンドのスタートプレイヤーになり好きな牌からスタートできる。
スタートプレイヤーの決め方は色々なルールが存在しました。
実は私が採用している「勝者が最後になるルール」は私が考えましたw
勝ってるプレイヤーに負荷がかかるルールが好きなので・・・
お好きなスタピーの決め方を採用すれば良いと思います。
ブロック時の得点計算について
- 【採用】勝者以外の手札の目の合計が勝利者の得点になる。
- 勝者以外の手札の合計から、勝者の残った手札の目の合計を引いた数が勝者の得点になる。
ブロック(全員パスして終了)時の得点計算はどちらもありました。
総取りを採用。
勝ったときにデカイ方が面白い。
ドローについて
- 【採用】ボーンヤードの最後の2枚(3,4人時は1枚)は引くことができない。
- 最後の1枚まで引く。
ボーンヤードを残すルールと残さないルールがありました。
2人プレイで全部引くと相手の持っている牌がすべてわかって、読み切れるようになってしまって長考が発生してしまうので、2枚でも隠れた情報があったほうが面白く感じました。
終了得点について
- 【採用】誰かが100点取ったら終了。
- 誰かが X 点取ったら終了。
- X ラウンド行って得点が高い人が勝者。
終了条件は、120点とか250点とかルールによって違いました。
最初に決めておけば何でも良いと思います。
ルール説明は以上です。
レビュー
総合 | ☆☆☆☆ |
コンポーネント | ☆☆☆ |
盛り上がり | ☆☆ |
論理性 | ☆☆☆ |
飽きない度 | ☆☆☆ |
重さ | ☆ |
総合☆☆☆☆
うむ面白い。
シンプルさはブロックの方が上ですが、ドローはほぼすべての牌を引くことで残りが何かを読むことができるようになってきます。
ダブルシックスの牌には同じ目は全部で8箇所。
コレが効いてくる。
極論、8つ出ている目で両端をその目にして相手のターンにできれば、相手は絶対出せないので全部引いて爆死するw
ブロックよりも、引きがある分、1回のラウンドの得点がデカくなったりします。(あとは1ラウンドが少し長くなります)
プレイするまで、「引いちゃったら相手が何持ってるかわからなくなっちゃう」と思ってたんですが、実は相手が1度ドローに入った目は相手は持ってないことが確定します(ドローして引いたらすぐ出してしまうため)
なので、ブロックと同様に相手の持っていない目を攻める戦略があります。
コンポーネント・雰囲気☆☆☆
いろいろなドミノ牌がありますので、品質についてはピンきりです。
私が持っているのはコチラ
とコチラ
牌のレビューは後述します。
いやしかし、この「すべての組み合わせの目が存在するが、同じ牌はない」っていうの数学的に美しいですね。
牌の質感もすごく良いです。
盛り上がり☆☆
じっくり系です。
論理性☆☆☆
ブロックよりも引きによる運が強いかもw
あーでもブロックも最初の手札で勝負しなきゃいけないからどっちもどっちか。
残りの目の数もわかるので、相手に出しにくい手で回すとたくさん引かせられますw
ボーンヤードに牌があるときは絶対パスで回って来ないので、自分が出したときと場の状況は変わって回ってきます。
ゆえに、ブロックとちょっとだけ違った戦略になります。
飽きない度☆☆☆
ドローもブロックと同様中毒性がありますw
まぁ面白さはどちらもそんなに変わりません。
重さ☆
軽い。ルール説明も5分でできる。
評価まとめ
謎の面白さw
オススメのアイテム
ドミノ牌1
Double 12 Color Dot Dominoes in Collectors Tin (styles will vary)
私が持っているオーソドックスなドミノ牌です。
ダブル12なので、いろいろなゲームに対応できます。
大きさも普通。(縦5cm,幅2.5cm)
ただし、私が買ったものは新品だったのにもかかわらず若干の汚れや傷などがありました。海外製なので、そういうところあんまりケアされていないのかもw
メキシカントレイン用の列車コマもついてました。
ドミノ牌2
Mexican Train メキシカントレイン トラベルセット
コチラは少し小さめのドミノ牌。
ダブル12。
小さめだとドットで書けなくなってくるので数字表記。
こっちのやつは品質も良かったし、色も鮮やかで、しかも小さい方が扱いやすい!(机の広さ的にもw)
意外と良いです。
上記の牌との比較画像
でもやっぱり、オーソドックスなドミノの見た目も好きだなぁ。
コチラもメキシカントレイン用の列車ついてきます。
ドミノラック
木製ドミノラック メキシカン列車 トレイホルダー ゲーム用 (13.4 x 2インチ) 4個パック
私は100均で買った名刺スタンドみたいなヤツを使ってるんですが、ドミノが立ちにくいです。(倒れたりしやすい。)
ドミノラック欲しい!
コレがあったらやりやすそう。
そろばん型ライフカウンター
私はドミノの得点計算はこのそろばん型カウンターでやってますが、めっちゃ良いです。
コチラMTGのライフカウンターですが、めっちゃ使いやすいのでおすすめです。他のボードゲームにも使えるし。
なんかクリベッジというトランプの得点計算をするクリベッジボードとかいうのもあって、コレでドミノの得点計算しても良さそう。(おしゃれ)
ドミノ(ブロック)が好きな人にオススメのゲーム
シンプルなのに面白いゲームって良いなぁ。
運の感覚が花札に近いです。
適当にやるとつまらないところとかドメモに似てるw
ドミノの質感が好きな人は、麻雀牌が好きだと思いますw(逆もしかりw)
コメント