ゲームメカニクス おもしろくするためのゲームデザイン (Professional Game Developerシリーズ)
こんち!ボドゲ大好きキリンノックスです。
今回は「個人的に好きなボードゲームのメカニクス、嫌いなメカニクス」を書いてみたいと思います!
メカニクスというのはまぁボドゲのシステムみたいなものですね。
メカニクスに合わせてボードゲームも紹介していきますが、別にそのメカニクスが嫌いだからと言っても、そのボードゲームが嫌いというわけではありませんw
嫌いなメカニクスを採用していてもめっちゃ好きなゲームも多いですw
というわけで、ただおれがメカニクスの好みを書き散らす記事!いきます!(ちなみにめちゃくちゃ長いですw)
いつも通り、おれの嫁「こっこまる」ちゃんにも一言いただきたいと思いますw
- ◎ルールがシンプル ⇔ △ルールが多すぎ
- ◎収束性が良い ⇔ △収束性が悪い(長引くゲーム)
- ◎シンプルなカード ⇔ △複雑なカード
- ◎シンプルにドロー ⇔ △何枚かから1枚を選ぶ (またはドラフト)
- ◎出目変更 ⇔ △ダイスの振り直し
- ◎プレイ人数によってルールが変わらない ⇔ △2人プレイ時に登場するモブキャラ
- ◎まんべんなく狙うゲーム ⇔ △特化型
- ◎シビアな資源管理 ⇔ △資源2個で好きな資源1個にできる(任意の資源を払える)
- ◎カードを引く(デッキビルド) ⇔ △袋から引く(バッグビルド)
- ◎木製コマ ⇔ △プラスチックコマ
- ◎アブストラクト ⇔ ◎運ゲー
- ◎ソロプレイ感 ⇔ ◎インタラクション
- ◎公平な条件(対称ゲーム) ⇔ ◎プレイヤー別能力(非対称ゲーム)
- ◎協力ゲーム ⇔ ◎対戦ゲーム
- ◎拡大再生産
- ◎ワードゲーム
- ◎正体隠匿系
- トリックテイキング
- アクションゲーム
- あとがき
◎ルールがシンプル ⇔ △ルールが多すぎ
ギガミック (Gigamic) クアルト!・ミニ (Quarto! mini) [正規輸入品] ボードゲーム
個人的にはルールがシンプルなゲームが好きです。
ルールがシンプルなゲームと言えば・・・
クアルト
ギガミック (Gigamic) クアルト! (Quarto!) [正規輸入品] ボードゲーム
ケルト
Keltis – der Weg der Steine: Für 2-4 Spieler, inkl. Erweiterung Neue Wege – neue Ziele
郵便馬車
郵便馬車 (Thurn und Taxis) (英語版) ボードゲーム
蒸気の時代
Eagle-Gryphon Games エイジ・オブ・スティーム デラックスエディション
みたいなゲームですね。(蒸気?)
それに対し、ルールが複雑なゲームは
オンマーズ
アークライト オン・マーズ 完全日本語版 (1-4人用 80-150分 14才以上向け) ボードゲーム
マラカイボ
マラカイボ( Maracaibo)日本語版/テンデイズゲームズ/アレクサンダー・プフィスター
スルー・ジ・エイジズ
ニューゲームズオーダー スルー・ジ・エイジズ 日本語版 37.1 x 25.8 x 7.4 cm 2-4人用
クーパーアイランド
アークライト クーパー・アイランド 完全日本語版 (1-4人用 75-100分 12才以上向け) ボードゲーム
テオティワカン
テオティワカン:シティオブゴッズ 日本語版 / NSKN Games ・テンデイズゲームズ
とかです。
いやー複雑なゲームも好きなゲームも多いんですが、プレイしてると「絶対どっかで処理忘れてるな」とか「これでルール合ってたっけ?」ってモヤモヤしちゃうんですよねw
ルールブック確認でゲーム中断されたり。
・・・しかし、BGGのランキングとかを見ると、ルールがめちゃくちゃ複雑なゲームが高順位を占めていて、シンプルなゲームは、たとえ名作であっても、あまり高い順位には上がってこない印象を受けます。
なんか「ルールが難しいゲーム = 面白い」みたいな先入観がある気がする。
「こんなに苦労してプレイしたんだから面白いんだ!」みたいなw
なんだろう。
めっちゃ難しいゲームを何時間もやってなんとかやり遂げたときのなんとも言えないあの疲労感。
マラソンを走りきった感じというか、あの疲労感嫌いじゃないんですがw
「ゲームを楽しんでいる」というより「ルール通りの処理でゲームを完走する」みたいな感じがするw
というわけで個人的にはルールはシンプル(でも悩ましいw)なゲームが好きですw
◎収束性が良い ⇔ △収束性が悪い(長引くゲーム)
というわけで、結構中量級や軽いゲームも好きな私ですが、気になるのは収束性です。
終盤が冗長ではなく、バシッと終わるやつが良いですね。
まぁ手番数やラウンド数が決まってるゲームは除いて、収束性が良いゲームと言えば
カタン
ガンジスの藩王
ウォーチェスト
エルドラドを探して
アークライト エルドラドを探して 新版 完全日本語版 (2-4人用 45分 10才以上向け) ボードゲーム
のようなゲームですね。
個人的に収束性が悪いと思うゲームは
テラフォーミングマーズ
アークライト テラフォーミング・マーズ 完全日本語版 (1-5人用 90-120分 12才以上向け) ボードゲーム
ドミニオン(サプライ次第ですが、呪い場とか)
ホビージャパン ドミニオン:第二版 日本語版 (2-4人用 30分 14才以上向け) ボードゲーム
クスコ
クスコ(CUZCO)和訳付輸入版/SuperMeeple・テンデイズゲームズ/Wolfgang Kramer, Michael Kiesling
なんだろう。「終了トリガーを引いた人に得点が入るシステム」または「勝ち=トリガー」みたいなゲームが好きです。
明らかに負けてるのにトリガー行為が負け確(アガラス)になってしまうため、勝者がトリガーを引くまで待ってるみたいな状況があまり好きではない。
うまくいえないけど、牛歩戦術というか、ダメ押しというか、消化試合というか。
勝者が決まると同時にゲーム終了が一番気持ち良いですね。
◎シンプルなカード ⇔ △複雑なカード
「カード」に関して
カードに効果がテキストで書かれているゲームより、カードにアイコンしか書かれていないとか、なんなら絵柄オンリーのカードが大好きです。
複雑なカードのゲーム例としては
テラフォーミングマーズ
アークライト テラフォーミング・マーズ 完全日本語版 (1-5人用 90-120分 12才以上向け) ボードゲーム
マラカイボ
マラカイボ( Maracaibo)日本語版/テンデイズゲームズ/アレクサンダー・プフィスター
エバーデール
アークライト エバーデール 完全日本語版 (1-4人用 40-80分 13才以上向け) ボードゲーム
アンドロイドネットランナー
という感じです。特に、すべてのカードが1枚ずつで、じゃんじゃんカードが出てくるようなカードメインのメカニクスはあまり好みではない。
読んで効果確認するのに時間かかるし・・・どんどん出てくるカードに対して脳みそを整理するのに時間がかかる。
TCGは好きだったんですが・・・なんでしょう。
マラカイボのカードはテキストは少ないのですが、アイコンが多く、しかも「カードを出す」こともできるし「資源のように使うこともできる」というダブルミーニングのカード。
こういう「使い方が2通りあるカード」もなんか苦手w
サンファン2
レース・フォー・ザ・ギャラクシー
ホビージャパン レース・フォー・ザ・ギャラクシー: 第二版 日本語版 (2-4人用 30-60分 12才以上向け) ボードゲーム
ロンドン
アークライト ロンドン 完全日本語版 (2-4人用 60-90分 14才以上向け) ボードゲーム
オーマイグッズ
ホビージャパン オー・マイ・グーッズ! 日本語版 (2-4人用 30分 10才以上向け) ボードゲーム
も、出すか、コストとして捨てるか、の2択があり、どうも苦手です。
対してシンプルカードのゲームの例は
チケット・トゥ・ライド
ホビージャパン チケット・トゥ・ライド アメリカ (Ticket to Ride) 日本語版 (2-5人用 30-60分 13才以上向け) ボードゲーム
ローズキング
The Rose King Game by Thames & Kosmos [並行輸入品]
郵便馬車
郵便馬車 (Thurn und Taxis) (英語版) ボードゲーム
ブラス
アークライト ブラス: バーミンガム 完全日本語版 (2-4人用 60-120分 14才以上向け) ボードゲーム
1つのカードが1つの場所などに対応していて、使い道も1種類に限られているカードがシンプルで好きです。
カードをコストとかにして消費することもできず、絶対どこかのタイミングで使わなければいけないのもシビアで良い!
使いたくないカードもうまく処理しなきゃいけないっていうのも腕が試されてる感じで結構好きですw
もっというと、カードに数字すら書かれていない
マンダラ
ホビージャパン マンダラ 日本語版 (2人用 20分 7才以上向け) ボードゲーム
ロータス
ホビージャパン ロータス 日本語版 (2-4人用 30分 8才以上向け) ボードゲーム
トスカーナの城
トスカーナの城 The Castles of Tuscany [並行輸入品]
なんかのカードも絵柄で効果が規定されている感じがかなり好きですね。
◎シンプルにドロー ⇔ △何枚かから1枚を選ぶ (またはドラフト)
「ドロー」に関して。
どうも複数枚から1枚選ぶのがあまり好きではない。
例えば4枚中1枚選ぶみたいな効果だった場合、まず4枚見て、全部の効果把握して、そっから今の状況に合わせて1枚選ぶみたいなのが時間がかかってどうもプレイが重く感じる。(ダウンタイムも増えるし)
シンプルなドローのゲームとしては
トスカーナの城
トスカーナの城 The Castles of Tuscany [並行輸入品]
オーディンの祝祭
ブラス バーミンガム
アークライト ブラス: バーミンガム 完全日本語版 (2-4人用 60-120分 14才以上向け) ボードゲーム
ハラータウ
ホビージャパン ハラータウ 日本語版 (1-4人用 50-140分 12才以上向け) ボードゲーム
とかですね。1枚引く!引いたやつを使え!みたいな潔さ。
複数枚から選ぶゲーム(またはドラフト)としては
サンファン2
レース・フォー・ザ・ギャラクシー
ホビージャパン レース・フォー・ザ・ギャラクシー: 第二版 日本語版 (2-4人用 30-60分 12才以上向け) ボードゲーム
イッツアワンダフルワールド
西フランク王国の建築家
西フランク王国の建築家 日本語版 Architects of the West Kingdom
そしてテラフォーミングマーズ。
アークライト テラフォーミング・マーズ 完全日本語版 (1-5人用 90-120分 12才以上向け) ボードゲーム
どうも個人的には「選択肢が少ない」方が好きなような気がしてきたw
◎出目変更 ⇔ △ダイスの振り直し
「ダイス」に関して。
ダイスを含むボードゲームは非常に多いですね!
出た目を使え!っていうのが、結構好きですw
運命というかw
出目を変更するのは結構好き。
運命に自分で力を加えて思い通りな方向に修正する。
それに対して「振り直し」は、なんか「振り直し」というアクションにリソースをかけてる割に結局運というのが苦手だな。
振り直すためにコストを払って結局同じ目!みたいな。
不確定要素を考えるのも難しい。
不確定も含めて決断するから先が読みきれず、どうもモヤモヤする。
あと時間もかかるしな・・・
出目変更できるボドゲは
ブルゴーニュの城
Ravensburger ブルゴーニュの城 ボードゲーム – 楽しい戦略ゲーム 簡単に学びて遊べる リプレイバリュー付き
ガンジスの藩王
サンクトゥム
ホビージャパン サンクトゥム日本語版 (2-4人用 60-100分 12才以上向け) ボードゲーム
「振り直し」効果を含むボードゲームは
十二季節の魔法使い
ホビージャパン 十二季節の魔法使い 日本語版 (2-4人用 60分 14才以上向け) ボードゲーム
サグラダ 拡張:パッション
サグラダ パッションの「幸運」なんて引いた日には、手番のたびに毎回毎回「振り直すか振り直さないか」の選択を迫られてモヤりますねw
すげーどうでも良いけど、ダイスを振らないゲーム = ビブリオスw
ホビージャパン ビブリオス: 中世の写本師 日本語版 (2-4人用 30分 10才以上向け) ボードゲーム
◎プレイ人数によってルールが変わらない ⇔ △2人プレイ時に登場するモブキャラ
私はここ数年2人プレイボドゲがかなり多いんですが、多人数向けのゲームだと2人プレイのときに中立プレイヤーのダミーみたいなコマが出てくるときがあります。
あれがどうも嫌いなんだなー。
なんかそのコマ動かすのめんどくさいし、適当に動かしちゃうし・・・
2人プレイでモブキャラが出現するゲームとしては
遥かなる喜望峰
アークライト 遥かなる喜望峰 -航海の時代- (2-5人用 プレイ人数×10分 10才以上向け) ボードゲーム
メルフ
アークライト メルフ 完全日本語版 (1-4人用 90分 14才以上向け) ボードゲーム
イスタンブール
ホビージャパン イスタンブール BIG BOX 日本語版 (2-5人用 40-80分 10才以上向け) ボードゲーム
ペルガモン
ファーナス
とかです。
まぁ元々が多人数向けのシステムとして開発されたゲームを2人プレイ可能にするためには致し方ない面もあるとは思うんですが・・・
あのモブキャラを動かさなきゃいけないちょっとしためんどくささと、本当は3人でプレイしたら3人とも意思を持ったプレイヤーでもっと面白いんだろうなみたいなちょっとしたひっかかりが気になるw
それに対し、2人プレイでも多人数とルール変更点がほとんどないゲーム
アズール
ホビージャパン アズール 日本語版 (2-4人用 30-45分 8才以上向け) ボードゲーム
テラミスティカ
テラミスティカ 日本語版/Terra Mystica/Feuerland Spiele/テンデイズゲームズ
ノヴァルナ
ホビージャパン ノヴァルナ 日本語版 (1-4人用 30分 8才以上向け) ボードゲーム
オーディンの祝祭
なんかは2人でも多人数とほぼ同じように楽しめてありがたい限りですね。
まぁ2人だと多少盤面が広すぎみたいなときもありますが、個人的にはあまり気になりません。
あ、ツォルキンのダミーコマだけはなぜか全然気にならないですw
◎まんべんなく狙うゲーム ⇔ △特化型
この世には2種類のゲームがある。
まんべんなく狙うゲームと、どこかに特化した方が得点が稼げるゲームだ。
これは完全に個人的な好みなんですが、まんべんなく狙うゲームの方が好きなんですよねw
どの要素もおろそかにできず、手広くいろいろやらないと行けないゲーム
アナクロニー
ワーカーも資源も水も必要だし、スーツも必要。全ての種類の建物まんべんなく持っていないと詰む。
アグリコラ
ホビージャパン アグリコラ リバイズドエディション (Agricola) 日本語版 (1-4人用 人数×30分 12才以上向け) ボードゲーム
飼ってない家畜や、持ってない要素があるとマイナス点 & いくらたくさん持ってても追加点とかはあまりない 故に全体的にまんべんなく整えていく必要がある。
ワイナリーの四季
アークライト ワイナリーの四季 完全日本語版 (1-6人用 45-90分 13才以上向け) ボードゲーム
ぶどうの木、ワインセラー、注文など全て揃わないと良いワインは出荷できない!
スルー・ジ・エイジズ
ニューゲームズオーダー スルー・ジ・エイジズ 日本語版 37.1 x 25.8 x 7.4 cm 2-4人用
科学力、食料、資源、軍事力。どれか一つでも疎かにすると詰む。非常にシビアなゲームw
という感じ。
それに対して、特化すると強いゲームは、基本的に得点の種類を全部できるようには作られていなくて、1つの得点方法に注力すると得点が稼げるようになっているゲーム。
2乗で得点が増えたり、1点3点6点10点15点21点みたいな刻みで得点が増えていくゲーム。
または、掛け算で得点が入るゲームとかですね。(1個につき3点みたいな)
タペストリー
アークライト タペストリー ~文明の錦の御旗~ 完全日本語版 (1-5人用 90-120分 12才以上向け) ボードゲーム
村の人生
ホビージャパン 村の人生 日本語版 (2-4人用 60-90分 12才以上向け) ボードゲーム
世界の七不思議
ホビージャパン 世界の七不思議 第二版 日本語版 (3-7人用 30分 10才以上向け) ボードゲーム
なんかね。
どうも特化した方が強いと、毎回同じ戦略行きたくなって、自分のプレイが偏るのがどうもあんまり好きじゃない。
あとは7枚→49点、8枚→64点で8枚キメた人が勝ち!(他のチマチマした得点はあまり意味無し)みたいな大味感。
ちなみに
ファラオン
はある程度まんべんなくやった上で特化すると高得点という珍しいタイプのゲームですw
◎シビアな資源管理 ⇔ △資源2個で好きな資源1個にできる(任意の資源を払える)
どうも、資源を他の資源で代用できるのはぬるく感じてしまう。
やっぱボードゲームって、欲しい資源を頑張って手に入れるのに醍醐味があるというか、計画性を持って資源を手に入れるのが楽しみなので、数払えば代用できたり任意の資源を払えるアクションが多いと「とりあえずいっぱい取っとけば良いか」みたいな気持ちになるというか、資源が全部同じものに見えてきて資源が個性を失う。
複数個で他の資源に代用できるゲームとしては
ウイングスパン
アークライト ウイングスパン 完全日本語版 (1-5人用 40-70分 10才以上向け) ボードゲーム
黄昏の篝火(ボンファイア)
ホビージャパン 黄昏の篝火 日本語版 (1-4人用 70-100分 12才以上向け) ボードゲーム
村の人生
ホビージャパン 村の人生 日本語版 (2-4人用 60-90分 12才以上向け) ボードゲーム
クーパーアイランド
アークライト クーパー・アイランド 完全日本語版 (1-4人用 75-100分 12才以上向け) ボードゲーム
マウンテンキング
クーパーアイランドとマウンテンキングはまだ4:1交換なので、ここぞというときにしか使えない感があって良いです。
これに対して、他の資源で代用できないゲームは
アルナック
ホビージャパン アルナックの失われし遺跡 日本語版 (1-4人用 30分×人数 12才以上向け) ボードゲーム
サイズ
アークライト サイズ 大鎌戦役 完全日本語版 (1-5人用 115分 14才以上向け) ボードゲーム
オーディンの祝祭
いやーこれらのゲームは資源を取るときにも任意性がなくて、しかもワイルドな資材も存在しないっていうガチガチさ。
でもこのキツさが良いよねw(ドM)
代用できなくて良いんだよ。
救済措置がないシビアさが好きw
アルナックなんかはこの「代用できない感」が面白さの根源にある気がする。
◎カードを引く(デッキビルド) ⇔ △袋から引く(バッグビルド)
さぁどんどん細かい個人的な好みの話になってきますw
もはやおれのよくわからんこだわりを放出する記事になってきた。
ビルド系のボードゲームは2種類あって、カードを入手する「デッキビルド」と、チップなどを入手して袋に充填していく「バッグビルド」です。
デッキビルド系のゲームと言えば
ドミニオン
ホビージャパン ドミニオン:第二版 日本語版 (2-4人用 30分 14才以上向け) ボードゲーム
アルナック
ホビージャパン アルナックの失われし遺跡 日本語版 (1-4人用 30分×人数 12才以上向け) ボードゲーム
エルドラドを探して
アークライト エルドラドを探して 新版 完全日本語版 (2-4人用 45分 10才以上向け) ボードゲーム
などがあります。
それに対してバッグビルド系は
オルレアン
クアックサルバー
アークライト クアックサルバー 完全日本語版 (2-4人用 45分 10才以上向け) ボードゲーム
ウォーチェスト
などです。
システム的にはほとんど同じようなシステムなんですが、袋の中に手を突っ込んで引くのが苦手なんですよねw
なんかシャッフルしにくいっていうか。
ちゃんと完全にシャッフルできてるのか不安になるし。(後から入れたやつ上の方に来てない??とかw)
あとは手汗とかでタイル痛む気がして不安になりますw
やっぱコインケースですかね・・・
約100個 コレクション コインカプセル コイン 収集 記念 硬貨 収納 ケース 全3サイズ 選べ – 20ミリメートル
◎木製コマ ⇔ △プラスチックコマ
木駒が好きです。(疲れてきた)
やっぱ木の質感って良いよね。
まぁ木駒のボードゲームは非常に多いですが
カルカソンヌ
クアルト
ギガミック (Gigamic) クアルト! (Quarto!) [正規輸入品] ボードゲーム
テラミスティカ
テラミスティカ 日本語版/Terra Mystica/Feuerland Spiele/テンデイズゲームズ
カヴェルナ
ホビージャパン カヴェルナ: 洞窟の農夫たち 日本語版 (1-7人用 人数×30分 12才以上向け) ボードゲーム
対して、プラスチックのコマと言えば
チケット・トゥ・ライド
ホビージャパン チケット・トゥ・ライド アメリカ (Ticket to Ride) 日本語版 (2-5人用 30-60分 13才以上向け) ボードゲーム
カタン(スタンダード版)
トーレス
テラフォーミングマーズ
アークライト テラフォーミング・マーズ 完全日本語版 (1-5人用 90-120分 12才以上向け) ボードゲーム
やっぱカタンは木製コマが欲しくなるよね。
そういえば枯山水の石のコマって何で出てきてるんだろw
石じゃないよなw
気になるw
◎アブストラクト ⇔ ◎運ゲー
これはどちらも好きですw
アブストラクトは自分の指手が勝敗に直結する!
運ゲーは運ゲーで面白いよねw
黒ひげ危機一髪はどうしたって面白いのだ。
私が普段ボードゲームをやるときは、運で勝ったり負けたりして、一喜一憂したくて、ボードゲームをやっています。
ちょっと変わった黒ひげ危機一髪をやりたいからボードゲームをしてるんです。
アブストラクトのボドゲと言えば
クアルト
ギガミック (Gigamic) クアルト! (Quarto!) [正規輸入品] ボードゲーム
コリドール
ギガミック (Gigamic) コリドール (Quoridor) [正規輸入品] ボードゲーム
ツイクスト
フィリット
ラディアスリー FILLIT (フィリット) (2-4人用 10-20分 8才以上向け) ボードゲーム
ブロックス
マテル(MATTEL) ブロックス BJV44 2~4人用 7歳から
対して運ゲー感の強いボドゲは
ストライク
ラベンスバーガー ストライクASIA ボードゲーム テーブルゲーム ダイスゲーム 27230 3 6272303
レシピ
ホッパーエンターテイメント レシピ カードゲーム HRCP-PAC001
花札
運ゲーも盛り上がるし中毒性あるw
◎ソロプレイ感 ⇔ ◎インタラクション
コレもおれはどっちもおk!
ソロプレイ自体はあまりしないんですが、ソロプレイ感があっても楽しくボドゲできます。
なんならインタラクションゼロでも全然おk
なんだろう、みんなで一緒に手元のパズルやるの結構面白くない?
ソロプレイ感のあるボドゲとしては
サンクトゥム
ホビージャパン サンクトゥム日本語版 (2-4人用 60-100分 12才以上向け) ボードゲーム
サグラダ
Floodgate Games サグラダ ボードゲーム
ソロプレイ感強くても面白いのばかりだな。
そして、インタラクションばりばりも好きですw
やってやりかえされてw
交渉して。まさにボードゲームの醍醐味ですね。
カタン
光合成
光合成 ボードゲーム Photosynthesis Strategy Board Game [並行輸入品]
バラージ
バラージ(Barrage)日本語版/テンデイズゲームズ, Clanio Creations/Simone Luciani, Tommaso Battista
ブラス
アークライト ブラス: バーミンガム 完全日本語版 (2-4人用 60-120分 14才以上向け) ボードゲーム
ああーインタラクションバリバリのゲームもやはり面白いものばかりですね。
つまり個人的にはソロプレイ感あってもなくても面白いってことです。
◎公平な条件(対称ゲーム) ⇔ ◎プレイヤー別能力(非対称ゲーム)
これもどちらも好きです!
対称なゲームはアブストラクトに多いですが、同じ条件で戦い、実力がものを言うので面白いですね。
ゼヘツ
ゼヘツ (2016年版) Zertz (2016) [並行輸入品]
FILLIT(フィリット)
ラディアスリー FILLIT Wood Edition (フィリットウッドエディション) (2-4人用 10-20分 8才以上向け) ボードゲーム
コレに対してプレイヤー別に能力が付与されて、非対称で戦うゲームも好きです!
まぁ明らかに強いキャラとかいたりして、バランスが心配になるときもありますが、ボドゲは勝ち負けにこだわらず楽しむ派なので、キャラの特性を使いこなす感が面白いです。
プレイヤー別能力ゲームと言えば
ルート(ROOT)
アークライト ルート ~はるけき森のどうぶつ戦記~ レギュラー版 完全日本語版 (2-4人用 60-90分 10才以上向け) ボードゲーム
テラミスティカ
テラミスティカ 日本語版/Terra Mystica/Feuerland Spiele/テンデイズゲームズ
ウォーチェスト
カヴェルナ 拡張:忘れられた部族
ホビージャパン カヴェルナ: 忘れられた部族 日本語版 (1-7人用 人数×30分 12才以上向け) ボードゲーム
ツォルキン 拡張:部族と予言
ツォルキン:マヤ神聖暦拡張セット 部族と預言(Tzolk’in: The Mayan Calendar – Tribes & Prophecies)
とかですね!
◎協力ゲーム ⇔ ◎対戦ゲーム
これも両方好きなヤツです。
が・・・おれの対戦相手のほとんどを占めるこっこさんが対戦ゲーム派なのでパンデミックとかホコリかぶってますねw
協力ゲームと言えば
パンデミック
ホビージャパン パンデミック: 新たなる試練 (Pandemic) 日本語版 (2-4人用 45分 13才以上向け) ボードゲーム
HANABI
ホビージャパン 花火 (Hanabi) 日本語版 (2-5人用 30分 8才以上向け) ボードゲーム
マジックメイズ
◎拡大再生産
拡大再生産おもしれー!
拡大再生産は資源払って入手したものがまた資源をうんでくれるようなゲーム。
例としては
カタン
テラミスティカ
テラミスティカ 日本語版/Terra Mystica/Feuerland Spiele/テンデイズゲームズ
宝石の煌き
ホビージャパン 宝石の煌き 日本語版 (2-4人用 30分 10才以上向け) ボードゲーム
サイズ
アークライト サイズ 大鎌戦役 完全日本語版 (1-5人用 115分 14才以上向け) ボードゲーム
イッツァワンダフルワールド
いやーどのゲームも拡大再生産の中毒性ヤバいですね。
初期のしょぼい状態から終盤のツヨツヨの状態になったときの脳汁の出がヤバいですw
なんかほとんどのボードゲームが拡大再生産の要素含んでるような気がします。
資源払って自分の状況をより良くしていく。ボードゲームの醍醐味的システムですね。
◎ワードゲーム
なんだかんだワードゲームめっちゃ面白!
コードネームみたいな日本語使った連想ゲームみたいのも面白い。
ワードバスケット
かなカナ
コードネーム
ホビージャパン コードネーム 日本語版 (2-8人用 15分 14才以上向け) ボードゲーム
ことばのクローバー
ホビージャパン ことばのクローバー! 日本語版 (3-6人用 30分 10才以上向け) ボードゲーム
シリト:リミット10
アークライト シリト:リミット10 (1-5人用 10分 6才以上向け) ボードゲーム
少々モヤるところは「どこまでの日本語が許されるか」みたいなとこですね。
私はハウスルールとして「辞書に載ってる単語はOK」という感じでやってます。
◎正体隠匿系
いやー正体隠匿系はたまらないですね。
正直側で嘘つきを見つけるのも面白いですし、やっぱ一番ドキドキするのは嘘つき側で嘘つくときですねw
正体隠匿ゲームとしては
タイムボム
アークライト タイムボム (2-8人用 1-30分 10才以上向け) ボードゲーム
人狼
インサイダーゲーム
Oink Games インサイダー・ゲーム 4〜8人用 9歳以上
エセ芸術家ニューヨークへ行く
Oink Games エセ芸術家ニューヨークへ行く 紙 5~10人用 8歳以上
問題は人数がいないとできないことなんだよなー!コロナめ。(単純に友達がいない?・・・)
トリックテイキング
トリテはまぁ嫌いではないんですが、特別好きかと言われると他のシステムよりは入れ込むほどではないです。
個人的にはプレイ感が軽すぎるのがどうも物足りない。
あとはカードオンリーなのも物足りなさ。
もう少しガッツリボドゲやりたい欲が満たされないというか。
(そんなこと言いながらPCのハーツ1日中やってたけど・・・w)
トリックテイキングと言えば
スカルキング
ノコスダイス
ボトルインプ
スカウト
ブードゥープリンス
ブードゥープリンス(voodooprince)日本語版/数寄ゲームズ/ライナー・クニツィア
とかですかね。
あ、でもスカウトとか結構好きだなw(厳密に言うとトリックテイキングではないかもしれんが)
アクションゲーム
アクションゲームも特段好きかと言われると謎w
まぁ面白いけどねw
どちらかというとボードゲームはやっぱ頭を使う方が好きかなw
アクションゲームとしては
クラスク
クラッシュアイスゲーム
アイスクール
ホビージャパン アイスクール 日本語版 (2-4人用 30分 6才以上向け) ボードゲーム
タンブリングダイス
Eagle-Gryphon Games (イーグル-グリフォン・ゲームズ) タンブリン・ダイス 2017年版 サイコロ・ボードゲーム
くるりんパニック
アークライト くるりんパニック・リターンズ! 完全日本語版 (2-6人用 5分 4才以上向け) ボードゲーム
あとがき
ゲームメカニクス大全 ボードゲームに学ぶ「おもしろさ」の仕掛け
というわけで好き勝手書いてきましたw
ここまで読んでくれた方おるか?(いない)
最初にも書きましたが、メカニクスが嫌いだからと言って、そのボドゲが嫌いなワケじゃないです。
いやー、でもこうしてメカニクスを考えているとボドゲがしたくなってきますねw
・・・
今回はこっこさんがまとめてくれるそうです。
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