今回は テラフォーミングマーズ を紹介します!
プレイ人数1~5人
ルール紹介
メインボード
ここに、緑地や海洋、都市を配置して開拓していきます。
個人ボード
資源を表しています。
各資源には生産力があって、世代の終了時に資源を入手できます。
生産力は全資源1からスタートです。
資源の数はこの金銀銅のキューブで表します。(1、5、10個分)
準備
メインボードの温度、酸素メーターの一番低いところに白いキューブを置きます。
更に海洋タイル9枚を所定の位置に積みます。
この温度、酸素をMAXにして、海洋タイルを置ききるのがゲーム終了条件です。
各プレイヤーはこのような企業カードからランダムに2枚受け取り、どちらかを選びます。
それぞれ、ゲーム中に使用できる効果や、初期に貰える資源に違いがあります。
世代(ラウンド)は研究開発フェイズ → アクションフェイズ → 産出フェイズと進行します。
研究開発フェイズ
各プレイヤーは4枚(最初のターンのみ10枚)のカードを引き、欲しいカードを3M€(メガクレジット(通貨単位))で購入します。
買わなかったカードは捨札にします。
アクションフェイズ
手番順に
- 1回アクションをする
- 2回アクションをする
- パス
のどれかを行っていきます。
全員パスするまで手番は巡り続けます。
1度パスするとそのラウンドはアクションすることができなくなります。(テラミスティカと似てるシステム)
アクション
- 緑地を置く
- 海洋を置く
- 都市の設置
- 気温を上げる
- 称号獲得
- 褒章設立
- カードを使う
緑地を置く
- 植物の資源8つを払う または
- 23M€を払う
と緑地を置くことができます。
緑地を配置して、自分のであることを示すために自分の色のキューブを置きます。
緑地を置くと
- 酸素が1上がる
- 1TR(勝利点)貰える。
- 配置したところのメインボードにアイコンが書いてある場合そのボーナス(カードや資源)
- 自分の緑地タイルはゲーム終了時に1枚1点
配置時のボーナス↓
緑地タイルは基本的には自分のすでにおいてある他のタイルに隣接するように置かなければなりません。(自分のタイルがボードにない場合と、隣接が不可能な場合のみ、どこに置いても良い)
海洋を置く
18M€払う と海洋を置くことができます。
- 1TR
が貰えます。(他のタイルを海洋に隣接配置したとき、隣接する海洋1枚につき2M€貰えます。(海洋同士の隣接でも可))
都市を配置する
25M€払う と 都市を配置 することができます。
都市は、他の都市と隣接していないマスに配置できます。
都市は ゲーム終了時隣接する緑地1枚につき1勝利点 を得ることができます。
どのプレイヤーの緑地かは問われません。
気温を上げる
- 発熱の資源を8つ払う または
- 14M€を払う
と気温を上げることができます。
- 1TR
が貰えます。
称号獲得
- 条件を満たし、8金を払う
とゲーム終了後に5勝利点を獲得する称号を得る事ができます。
- 造星者:35TR以上
- 総督:都市タイルを3枚以上所有
- 緑化匠:緑地タイルを3枚以上所有
- 建設師:場に出しているカードの建物タグを8つ以上
- 創案主:手札にカードが16枚以上ある
ゲーム中に3つまでしか獲得できないので、早いもの勝ちです。
褒章設立
- そのゲームで最初に設立8M€
- 2番目に設立14M€
- 3番目に設立20M€
を支払うとゲーム終了時に1位5勝利点、2位2勝利点(2人プレイ時は2位の得点はなし)となる褒章を設立することができます。
設立した人が必ず取れるわけではないので、逆転されたりします。
早く設立したほうが安く作れる。(3つまでしか設立できない)
- 開拓王:ボード上の所有タイル数
- 銀行王:M€の産出量
- 科学王:プレイしたカードの科学タグ数
- 温熱王:ゲーム終了時の温熱資源数
- 採掘王:ゲーム終了時の建材+チタン資源数
手札のカードの売却
- カードを捨札にする
- 1枚につき1M€
貰う事ができます。
カードを使う
カードがこのゲームのキモです!
カードは、資源の生産量を増やしたり、緑地を置いたり、都市を置いたり、海洋を置いたり、とにかくいろいろできます。
カードは3種類
赤枠のイベントカード
使い切りで、効果を発揮して終了のカードです。
緑枠のオートマチックカード
これも効果を発揮して終了のカードですが、使用済みのカードの右上のタグの個数で、いろいろな効果を発揮したりします。
青枠のアクティブカード
場に出すとゲーム終了時までずっと効果が継続するものや、1世代ごとに1回、アクションとして使用できるカードなどがあります。
カードの条件とコスト
カードを使用するには基本、金がかかる。
左上のM€を払って使用する。
さらにカードには条件があるのもあって、酸素が5%以上でないと使えないとか、自分の場に出ているカードに科学のタグが3つ以上ないと使えないカードなどがある。
建材とチタン
右上に建物タグとチタンタグがあるカードは
自分の資源の建材=2金、チタン=3金として、M€の変わりに一部を(全部でも)支払に当てる事ができます。
産出フェイズ
アクションフェイズを全員がパスしたら産出フェイズ。
自分のボードの生産量の分だけ資源を生産します。
このとき、すでにあった電力は熱に変わります。
それと、通貨のM€は、生産力 + TRの値の金額が貰えます。
TRは勝利点でもあり、金の生産力でもあるわけなので、TRを上げるのがゲームの主目的と言えます。
産出フェイズが終わったら、研究開発フェイズに戻って繰り返し。
酸素、温度、海洋がMAXになった世代でゲーム終了。
以上です。
レビュー
総合 | ☆☆☆☆☆ |
コンポーネント | ☆☆☆☆ |
盛り上がり | ☆☆ |
論理性 | ☆☆☆ |
飽きない度 | ☆☆☆☆ |
重さ | ☆☆☆☆ |
総合評価☆☆☆☆☆
いやおもしれーーー!
なんか良くわからないが、中毒性がすごいw
各企業ごとに個性があるので何度もやりたくなる。
なんだこの中毒性。
うまく表現できない。
カードがいろいろあって面白い。
ただ、他のプレイヤーが何やってるのかよくわからないし、他のプレイヤーが何やってようが、別にあんまり興味がわかないのがちょっと微妙なところかもしれない(別に良いけどw)
個人のカードと個人ボードは、各自ソロプレイを勝手にやってて、っで、真ん中のメインボードで領地のせめぎあいがある感じ。
私は若干のソロプレイ感を感じた。
でも、拡大再生産が気持ちよくできてて面白いんだこのゲームw
コンポーネント☆☆☆☆
いやーかなり火星を開拓してる感がある。
システム的に、緑地や海洋はつながるようにみんな置くのでじわじわ広がってる感が味わえるし、温度が0℃になったときに、氷が溶けて海洋が増えるとか、リアリティもあって没入できる。
ただ、カードがごちゃごちゃするw(しょうがないけど)
盛り上がり☆☆
じわじわと進行。
前述のように、若干ソロプレイ感はある。
論理性☆☆☆
カードの引き運はある。
でも取捨選択が結構重要だし、結構実力が出る。
今自分がすべき事がなにかを模索するのが一番大事な気がする。
引きが悪くても、カードを全部捨てて金でなんとかするとか戦略の幅も多少あります。
飽きない度☆☆☆☆
カードの種類がいろいろあるから良い。
でも、進行は毎回同じになるね。
あと、カードがかなり大量に入ってるんだけど1ゲームでかなりの枚数を使うから3,4ゲームやると全部のカードを見てしまうかも。
飽きたら拡張買いますw
重さ☆☆☆☆
重い???のかな?
なんか、最近感覚がわからなくなってきたw
体感は別に、中量級かな。(2人で1時間ほど)
評価まとめ
めっちゃくちゃ面白い。
謎の中毒性w火星開拓中毒w
オススメのアイテム
カードがいっぱいいっぱいになるので、カードスタンド絶対あったほうが良いですw
あと頻繁にカードを捨てるので、ダイストレイがあるといい感じに投げ込めます。
ピッタリのスリーブはコレ。企業カードもプロジェクトカードもいける。
5個セット買ったら2パック余りましたw
(カード枚数は225枚+サマリーカード8枚)
テラフォーミングマーズが好きな人にオススメのゲーム
カードを使う感じはアグリコラの小さな進歩と職業にめっちゃ似てるw
六角形タイルを埋めてく感じは、ブルゴーニュに似てます。
コメント
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