今回は ドミニオン を紹介します!
プレイ人数2~4人(拡張6人)
ルール紹介
※画像の金銀銅、勝利点、呪いカードはドミニオン基本カードセットドイツ語版を使用しております。日本語版はコチラ。
使うのはほぼ「カードのみ」です。
カードは主に3種類あります。
財宝カード
勝利点カード
アクションカード
その他、呪いはマイナス1点のカード
準備
場に、金銀銅の財宝カード、3種類の勝利点カード、そして、たくさんあるアクションカードから10種類を選んで並べます。
初期デッキ
プレイヤーは初期デッキとして、銅7枚と屋敷(1点のカード)3枚を持ってスタートします。
ゲームの進行
デッキをシャッフルしてカードを5枚引く
ターンの初めに自分のデッキをシャッフルして5枚引きます。
最初は1金を生む銅が7枚入っていますので1ターン目の手札は2~5金になります。
アクションカードを1枚使える
もし、アクションカードが手札に来ていれば、1ターンに1枚まで使うことができます。(初期デッキには入ってないので使えません)
カードを購入
手札にある財宝カードを使って
場のカードを1枚購入することができます。
買ったカードはデッキに入ります。
カードをすべて捨札に置いて、5枚引き直す。
そのターンに使用したカード(買ったカードも)をすべて捨札にして
デッキから新たに5枚引き直します。
この5枚で次のターンを行います。
デッキを引ききったら、捨札をシャッフルしてまた引きます。
つまり、買ったカードが手札に回ってくるということです!
ゲーム終了
これを続けていって、勝利点6点の「属州」が売り切れるか
どれかのカードの山が3つなくなったら終了。
各自、自分のデッキの勝利点を数えて多い人が勝ちです。
カード紹介(基本カード)
銅貨
1金出せる。
初期デッキに入ってる。コスト(値段)0なので、いつでも買える。(基本は買わない)
銀貨
2金出せる。
コスト(値段)は3。
序盤から中盤の足がかりで買うことが多い。
金貨
3金出せる。
コスト6。強い。
勝利点カード
屋敷
初期デッキに3枚入っている。
勝利点1点。コスト2。
ただし、勝利点カードは手札に来てもなんの意味もないので、ゲームが終わるまでは意味がない!
基本邪魔なので買わない。(終盤に買うときもある)
公領
3勝利点。5コスト。
3点なので、屋敷より重要。
しかし、コチラもゲーム中に回って来ても意味無し。
終盤買うか、買わないか、悩ましいカード。
属州
6勝利点。8コスト。
一番点数が高いカード。
基本的には、ドミニオンはこの「属州」を買うのが目的のゲーム。
手札に来ても効果はないが、ゲーム終了時、属州を多く買っていた人が基本勝つ。(点数が高い)
アクションカード(サプライ)
前述したように、1ターンに1枚アクションカードを使うことができます。
このアクションカードがいろいろあるのが、ドミニオンの面白さです!
基本セットだけで25種類。拡張いれると260種類以上ある。
この中から10種類を選んでゲームを開始します。
鍛冶屋
カードを3枚引く。4コスト。
シンプル!
手札が増えれば、お金も増えてより強力なカードを買うことができます。
しかし、1ターンに1枚しか使えないので、鍛冶屋ばっかり買いすぎると使えない鍛冶屋を持つことになります。
民兵
相手は2枚捨てなければいけない。
手札3枚で次のターンをプレイしなければなりません。
しかも、自分は使ったターンに2金出ます。
礼拝堂
カードを廃棄できる。
「廃棄」は捨札と違って、デッキ外に捨てます。
そうするともう回ってこない!
初期デッキの銅貨や屋敷、または相手に打ち込まれた呪いなどのカードは非常に弱い。
弱いカードをデッキから除外することで、デッキ内の強いカードの比率を上げてくれるカード。
強いカードだけにすれば、毎ターン強力カードが5枚回ってくる。
そんなデッキを作ることも可能。
金貸し
弱い銅貨をデッキから1枚除外して、さらにそのターンに3金出してくれる。
優秀カード。
魔女
相手のデッキに呪いを入れます。
呪いはマイナス1点の上、手札に来ても何の効果もない。
めちゃくちゃ強力。
呪いを撃たれたら、コチラも打ち返すか、礼拝堂などで廃棄したいところ。
呪いまみれになりながら戦うのも一興だけどねw
堀
相手がアタックカードを使用した時に、手に持っていればガードできる。
自分のターンに使えば2枚ドロー。
アタックが飛び交う場では非常に有効。
さらにサプライには、アクションカードだけではなくて、特殊な勝利点カードなどもあります。
庭園
自分のデッキ10枚につき1点になる。
長期戦でたくさんカードを買うと属州の6点を超えることもある。
魔女で撃たれた呪いなども1枚なので、呪いも肥やしにして得点を上げたりもできる。
レビュー
総合 | ☆☆☆☆☆ |
雰囲気 | ☆☆☆ |
盛り上がり | ☆☆☆ |
論理性 | ☆☆☆☆ |
飽きない度 | ☆☆☆☆☆ |
重さ | ☆☆☆ |
総合評価☆☆☆☆☆
面白過ぎ。
ゲームシステムがすごく良い。
勝利点を買わないと勝てないんだけど、勝利点を買うとデッキが弱くなっていくという。
なので、トップ独走が難しい。
どのカードを買うかによって、実力も絡んでくるけど、程よく運もある。
カードも面白い効果のものばかり。
面白過ぎる。
雰囲気☆☆☆
カードの絵、デザイン。個人的には結構好きです。
最初に見たときはボードゲームなのにカードだけかよと思ったw
盛り上がり☆☆☆
盛り上がり要素としてはまぁまぁです。
ドッと盛り上がるタイプのゲームではなくて、戦略によって勝った負けたの勝負を楽しむゲーム。
論理性☆☆☆☆
引き運はある。
でも、実力もある。
でもやっぱり、運もある。
めっちゃ調度良いバランス。
飽きない度☆☆☆☆☆
全然飽きない。何年何百回やってるかわからない。
まずゲームのシステム自体非常に面白いうえに、10種類のカードの選び方によって、全然違うバトルになる。
しかも拡張が10個くらい出ていて、新要素盛りだくさんで、飽きない。
カードも全部で260種類以上
その中から10種類選んで勝負とか、組み合わせ多すぎ。
飽きないわ・・・
実は一時期、倦怠期もあったのですが、あまり好みではないカードを使わなくしたところまたハマった。
詳しくはコチラの記事で
重さ☆☆☆
使う10種のカードによります。
呪いの泥沼になると2人でも40分くらい戦ってることもあるけど、
鍛冶屋で金プレーとかになると10分くらいで終わることもw
重さは読めませんが、2人戦で慣れていると平均20分くらいかな。と思います。
ルールの敷居の高さは若干ある気もする。
最初やったとき、3金払って2金しか出ない銀貨を買う。という行為の意味がわからなかったw
やればわかるw
私流のコツ
アクション回数は使い切ると強い
+アクションがないアクションカードをターミナルアクションと言います。
基本的に、3コスト以上のターミナルアクションは銀貨より強い。
問題は事故らないかどうか。
事故らずに打てれば、銀貨を買うよりアクション撃ったほうが絶対に強いです。
逆に言えば・・・
+アクションのカードは繋がなければ弱い
逆にターミナルアクションでない、+アクションのついたカードは、その得たアクションを使わないと、効果的には弱い事が多いです。
連発するか、ターミナルアクションに繋げなければ微妙。
特に+2アクションのカードは、アクションを増やしただけで終わると微妙すぎる。
たまに初心者の方が「村」を連発するデッキを組んでいますが、その増えたアクション使い切らないと意味ないですよーwと教えて上げたいw
2,3人戦と4人戦はかなり違う
2,3人戦は1人あたり4枚属州を買うゲームです。
デッキ的にも、属州を買い始めてから息切れしないデッキを作る必要が出てくる。
私の感覚では、4人戦より 「圧縮」 が強い。
特に2人戦は、4枚目の属州を買い逃すと、相手が買う事になるので、負ける。
逆に4人戦は、属州3枚買えれば勝ちに近づき、そっからは公領の枚数で勝負。
属州2枚でも、他の勝利点カードとか買ってれば勝てる可能性が出てくる。
だから、速さ勝負のデッキを組む必要がある。
運でも何でも、一時的に8金出れば良い!というデッキ組んで勝利点を買い漁ると良いと思います。
4人戦はアタックの数が増える
4人戦で海賊船なんかあった日には、財宝は全部持ってかれるので、そう思ってデッキ組まないと負けるw
2人戦で海賊船あっても、場合によっては、財宝カードは残るので、ゴリ押しで金貨買う作戦もありな気がします。
※海賊船は拡張海辺に入っているカードです。
戦略はサプライによる
コツと書いたけど、必勝法など存在しないw
ゲームに使う10種類のサプライに何があるかによって、勝ち筋が変わる。
それがドミニオンの良いところ!
ドミニオンプレイ記書いてるので是非御覧くださいw
まとめ
一生遊べるゲームな気がしている。
ドミニオンが好きな人にオススメのゲーム
上2つは、メインボードがあるデッキビルド系のゲームです。
特にエルドラドはドミニオンに結構近いです。
下2つはデッキビルド要素は無いんですが、モジュラーボードを見て、最初に勝負の展開を予想し、自分の作戦を立てていく感覚がドミニオンに非常に近いものがあります!
遥かなる喜望峰面白いのでオススメです。
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