今回は ビブリオス 中世の写本師 を紹介します!
プレイ人数2~4人
ルール紹介
このようなカードと
ダイスを使います。
ダイスは得点を表していて、ゲーム中に変化します。
ゲーム終了時、カードの数字の合計が大きい人がその色のダイスを獲得します。
準備
ダイスを3の目にしてメインボードの上に置きます。
カードから以下のカードを除外し、よくシャッフルします。
- 2人・・・金カード6枚(1金2金3金を各2枚)とランダムに21枚のカード
- 3人・・・金カード3枚(1金2金3金を各1枚)とランダムに12枚のカード
- 4人・・・ランダムに7枚のカード
寄進フェイズ(カード分配)
手番のプレイヤーは、山札の1枚目を見て
以下の場所のどこかに分配します。
- 自分(裏向き)
- 競り札(裏向き)
- 共通の場(表向き)
コレをプレイヤー数+1回繰り返します。
ただし、自分に1枚、競り札に1枚、残りを共通の場という枚数で分配しなければなりません。
分配が終わったら、手番プレイヤーの隣の人から時計回りに、共通の場から1枚取って自分の手札とします。
手番の分配が終わると、すべてのプレイヤーに1枚ずつ、競り札に1枚カードが分配されることになります。
手番が次の人に移って、カードがなくなるまでこの分配を続けます。
競りフェイズ
競り札の一番上になっているカードをめくり、最初の手番の人から値段をつけていきます。
- 1度パスしたら再び競りに参加することはできない。
- 全員パスしたら捨札になる。
- ピッタリ払えなくてもおつりは出ない。
- 自分がつけた値段を払えなかったら、ランダムに手札を1枚全員に渡し、競り直し。
という感じで落札した人は手札から金を払ってそのカードを獲得します。
手番(最初に値をつけるプレイヤー)は時計回りに回って、また1枚めくり競りをします。
競り札がなくなるまで競りを続けます。
ただし、競りにかけられる札が金カードの場合。
プレイヤーは金ではなく「枚数」で競りを行い、落札したプレイヤーは宣言した枚数を裏向きに捨札にして、その金カードを獲得します。
教会カード
教会カードは5種類、左上から
ダイス1個を+1、ダイス1個を-1
ダイス2個を+1、ダイス2個を-1、ダイス1個を+1か-1
寄進フェイズ、競りフェイズの途中、教会カードを誰かが獲得したら、即座にダイス操作が行われます。
教会カードは捨札になり、獲得した人はダイスを操作します。
勝敗
競りが終わったら、手札をオープン
色ごとに合計が多い人がダイスを獲得。
ダイスの目が点数で勝敗を決めます。
ただし、色の合計が同点のときは、カード右下のアルファベットがAに近いのを持っている人が獲得。
ダイスの得点が同点のときは残っている金の合計で勝負。
レビュー
総合 | ☆☆☆☆ |
コンポーネント | ☆☆☆ |
盛り上がり | ☆☆☆ |
論理性 | ☆☆☆ |
飽きない度 | ☆☆☆ |
重さ | ☆☆ |
総合評価☆☆☆☆
いやー面白いね。
非常に面白い。
2人でも3人以上でも面白い。
これは、ルールを読んだだけでは面白さがわかりにくいw
実際にやってみて、はじめてわかる面白さ。
まず、寄進フェイズのジレンマ。
このカードを相手に渡して、自分が次のカードを貰うか
それとも自分が貰って相手に次のカードを渡すか。
めっちゃくちゃ悩ましくて楽しいです。
しかも、ゲーム中にダイスの目が変わって、色ごとの価値が変わってきます。
更に、自分が競り札に入れたやつとかの情報も結構重要。
情報戦なところがある。
さらに、競りフェイズ。
もちろん、欲しいカードに高値をつけるのだが、面白いのは、金カードはなんのカードを捨てても買えるということ。
これによって、相手にギリギリ勝てるようにカードを調節して、金カードを取るという行動が発生する。
相手が諦めた色、自分が諦めた色を捨ててくんだけど、相手が諦めた色を捨ててるように感じたら、自分もその色を減らすことができる。
っと思ってたら、実は裏をつかれて逆転されてた。なんてことも。
競りでなんとなく、相手が欲しがっている色がわかる。
それを察知して、諦めたり、ちょっと釣り上げて相手に金を多く払わせたりという戦略もある。
おもしろ。
コンポーネント☆☆☆
箱が本みたいになってるのが良いですね。
ただカードはちょっとシャッフルしにくい・・・
盛り上がり☆☆☆
まぁまぁ盛り上がる。
分配してるときとか結構ドキドキw
最後の手を開くときも答え合わせみたいで面白い。
でも、粛々とプレイする系のゲームではある。
論理性☆☆☆
カードの引き運はある。
しかし、分配の仕方、競りのやり方はやっぱり実力がでます。
でも、引き運もあるw
まぁまぁ。
飽きない度☆☆☆
シンプルなので、毎回やることは同じ。
しかし、システムが面白いし、軽いから何度もやってしまうw
重さ☆☆
軽め。
カードスタンド
絶対カードスタンドがあったほうがやりやすい。
まとめ
軽めでシンプルな名作。
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