【ルール紹介】ANNO1800(アノ1800)【レビュー】

ルール紹介&レビュー
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今回は ANNO1800(アノ1800) を紹介します!

アークライト アノ1800 ボードゲーム 完全日本語版 (2-4人用 120分 12才以上向け) ボードゲーム

 

プレイ人数2~4人

 

 

ルール紹介

こちらがメインボードで、ここにある建物(生産施設)を

この個人ボードに建てていきます。

 

セットアップ

最初は農民4、労働者3、職人2とそれに対応する枚数の島民カード(後述)、各船の上に対応するトークン(後述)を持ってゲームスタート。

目標カードをランダムに5枚引いておいておきます。

 

ゲーム進行

手番順に1アクションを行います。

アクションの選択肢↓

  • 拡大(建設)
  • 島民カードを出す
  • 島民カードを引き直す
  • 労働力を増やす
  • 労働力を格上げ
  • 旧世界タイルを引く
  • 新世界タイルを引く
  • 探検カードを引く
  • 祭り(休憩)

 

というわけでここからアクションの説明。

 

拡大(建設)

メインボードにある建物タイル1枚を選んで個人ボードに建設します。

建物にはほとんどの場合コストがあって

個人ボードで必要な品の施設に労働者を配置することで払ったことになります。(対応する色を置く)

払ったらタイルを個人ボードに置くのですが、個人ボードのマスは3種類あって

  • 陸 → 生産施設
  • 海岸 → 生産施設か造船所
  • 海 → 船

置けるタイルが決まっています。

 

もともと個人ボードに印刷されてる施設の上に建てることもできるし(下の施設は使えなくなる)

すでにあるタイルをメインボードに戻して建てることもできる。

 

借りる

コストを払うとき他のプレイヤーの施設を借りてコストを払う事ができます。

  • 交易トークン(後述)を払う。(支払う数は借りる施設の色で決まる)
  • 借りる施設の枠が埋まっていても借りられる。
  • 借りられる側は(ストックから)1金もらえる
  • 同じ施設は1ターンに1回まで(複数種類借りるのはOK)
  • 借りられる側は拒否することはできない

という感じです。

 

船チップ

船チップは交易チップと探検チップの2種類あって、支払うときは船タイル上からボードの脇に移します。(ストックには戻さない)

っで、後述の「祭り」を行うと、戻ってきてまた使用可能になります。

 

 

船建設

船建設だけはちょっと特殊で、船には交易船(レベル1~3)、探検船(レベル1~3)6種類があります。

船を作ることを選んだ場合、1アクションで自分の個人ボードにある造船所1つにつき1つまで船を作ることができます。

このとき

  • レベル1造船所はレベル1の船
  • レベル2造船所はレベル1か2の船
  • レベル3造船所はレベル1か2か3の船

というふうに造船所のレベル以下の船しか作れません。

船を作ると対応する船トークンがもらえます。

 

アクションの説明に戻ります。

 

島民カードを出す

こんな感じで島民カード手札として持っています。

カード上にあるコストを払って出すことができます。(「借り」も使える)

カードの下の効果はフリーアクションとして、自分の手番ならいつでも使用できます。(出したターンでも使用可)

カードには得点がついていて、出したカードは使用、未使用にかかわらず得点になります。

ちなみに、この島民カード、誰かが手札を出し切るのがゲーム終了条件です。

 

 

島民カードを引き直す

手札にある島民カードを3枚まで選び

対応する山の一番下に入れて、戻した枚数引き直すことができます。

 

労働力を増やす

個人ボードに書いてあるコストを払えば、労働力であるキューブが得られます。(1アクションで3個まで

得たキューブ1個につき、対応する色のカードを1枚引きます。

 

 

労働力のアップグレード

アップグレードのコストを払って

  • 緑 → 青
  • 青 → 赤
  • 赤 → 紫
  • 紫 → 水色

3回までできる。(このとき島民カードは引かない)

 

 

旧世界タイルを引く

探検チップを払って

旧世界タイルを引いて領地を増やす事ができます。(ボーナスもついている)

旧世界は4枚まで引くことができて、払う探検チップ

1/2/3/4枚目 → 1/2/3/4チップ

 

新世界タイル

探検チップを払って

新世界タイルを引くことができます。

このとき、新世界島民カードを3枚引きます。

新世界タイルがあると交易チップを払えば商品を生産できる。(この製品は貸し借り不可)

新世界タイルも4枚まで引けて払う探検チップは

1/2/3/4枚目→1/2/3/4チップ

 

探検カードを引く

探検チップ2枚を払って、探検カードを3枚引くことができます。

この探検カードは、ゲーム終了時に手持ちのキューブを置ければ、そのマスが点数になります。

 

 

祭り(労働力などを戻す)

「祭り」を選ぶと、使用した労働者と交易、探検チップを元の場所に戻すことができる。

 

フリーアクション

金アクション

色に対応した金を払うと、使用した労働者を元の場所に戻せる。(1手番に何度でもできる)

 

出しておいた島民カードを使う

出しといた島民カードはいつでも使える。(使ったら裏返す)

 

ゲーム終了

誰かが島民カードを出し切って手札0枚にしたら終了トリガー。

トリガー引いた人は7点のタイルがもらえます!

全員が同じ手番数になるまでターンをやったあとに、さらにもう1周手番をやって終了。

 

得点計算

  • 出した島民カード(使用未使用問わず点数)
  • 探検カードにキューブを置いたマス
  • 残った3金=1点
  • トリガーボーナス7点
  • 目標カードの点数

っで点数計算をして1番点数が多い人が勝ち!

 

ルール説明は以上です。

 

レビュー

総合☆☆☆☆☆
コンポーネント☆☆☆☆
盛り上がり☆☆
論理性☆☆☆☆
飽きない度☆☆☆☆
重さ☆☆☆☆

 

総合☆☆☆☆☆

めちゃくちゃ面白いですね・・・

実は初回のプレイ時にはあまり面白さがわからず

  • 「なにこのゲーム」
  • 「終わらねー!」
  • 「カード引けるの嬉しくないんだが」
  • 「ワレスさんついにやってしまったか・・・」

などとブチブチ言いながらプレイしてたんですw

しかし、なんかまたやりたくなって、何度もプレイしてると虜にw

なんでしょうね、この手札をちまちま1枚ずつ減らして行くのがたまらないw

この島民カードお題コストを揃えていくのがめっちゃ楽しいw

やってることはほぼそれだけなのに謎の中毒性w

戦略性もしっかりあって、借りのシステム非常に良くできている。

「自分で建てる」「借りるか」結構悩むんですが、結構借りるのが得で、借りることで相手も得するというワレスさんらしい、一時的な協力関係がよくできている。

WINWINな行為といういうか。

でもこれ2人でやってもWINWIN行為が発生するのがすごい。

大体WINWINの動きがあるボードゲームって「2人プレイだと相手の得になって負けるからやめとこ」ってなるのが普通なんですよね。(カタンで相手が得するから交換しない感じ)

でもこのゲームはそれが頻繁に起こる!

2人でもやっても謎の中毒性w

たまらんなぁ・・・

 

コンポーネント・雰囲気☆☆☆☆

個人ボードとメインボードの裏に謎の壮大な絵画w

プレイ中見ることができないw

おれの嫁さんとか多分この絵の存在知らないぞw(かなり何度もプレイしてるんだけどねw)

 

盛り上がり☆☆

独り言ブツブツ言いながらやるゲームw

 

論理性☆☆☆☆

運は島民カードの引き運くらい。

しかし、その引きを見て計画を建てるゲームだから腕も出る。

バランスが良い気がする。

 

飽きない度☆☆☆☆

目標カードが結構あって、それの組み合わせによってもかなりゲームの動きが変わってきます。

最初の島民カードの引きによっても変わるし

何より、なんか中毒性がやばいので飽きませんw

 

重さ☆☆☆☆

なかなか重いと思います。

終了トリガーを引くか?引かないか?みたいなモヤモヤした状況が長く続きますw

さらに、目標カードの組み合わせによってさらに長引くこともw

やり終わったあと脳みそが疲れているw(心地よい疲れ)

 

評価まとめ

ワレスさんやっぱ天才だった。

 

オススメのアイテム

カードスタンド

かなり手札を多く持つゲームなので、手札を一望できたほうがやりやすいです。

このゲームはカードスタンドほぼ必須です。(手持ちはきついw)

 

スリーブ

良いゲームはスリーブに入れたくなるw

カードは 144枚なので 3セットあれば良い。

 

ANNO1800(アノ1800)が好きな人にオススメのゲーム

生産の連鎖としてはオーマイグーッズ!

あとはルアーブルとか結構雰囲気似てるかも。

お題達成の感覚クランズオブカレドニア

グランドオーストリアホテルが近いかも。

プレイ感は違うけど、ワレスさんでブラス:ランカシャー

 

 

初めてANNO1800を遊んだときの感想はこちらの記事に書いてあります。

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